中国人民解放軍(中国人民解放)
2019年8月初旬、香港のデモ隊を鎮圧・制圧する目的で「準」軍隊が香港近くの深センあたりに集結し、出動命令を待っております。
他国を侵略した時、中国は「侵略した(invade)」とは言わず「解放した(liberate)」と言いますが、この「解放」です(笑)。
国内向けとはいえ、侵略を解放と言い換える妙(みょう)。
- 「妙齢のご婦人」という言葉があります。「女」の気(け)が「少」なくなった頃を「妙=女+少」齢とはこれいかに!
- 「少女」も若すぎて「女」の気がまだ「少」ないと言うが如し(少+女=)ですか・・・・・まいりました!
いつたい誰が人民解放軍に解放されたいと思ふのだらう?
ただし今回の待機は、世界制覇のための陣痛らしく
中国共産党が、ここでひるむはずもありません。
人は中国共産党が「少し考えを変えたかも知れない」と希望的観測をしがちですが、そんなことは断じてありませぬ!
民主派がデモ行進強行、「平和裏」アピールも警察は不許可 香港:afp 2019年8月18日 21:39
2019/08/18に
行なわれたデモを香港政府は許可しなかったものの、参加者は主催者発表では「170万」で、10週間におよぶ抗議のようです。
無許可デモに対して
深センで待機している準軍隊の出動は、時間の問題でしょうか。
しかしクリミアへ武力侵攻したロシアを、国際社会が制裁してきました。これをみている中国は、なかなか踏み切れないようで、単なる威嚇に終わるだろうという見方もあります。
チベットやウイグルなど西方の地域とは違って、中国ではあり得ない発展をしてきた香港の主権が、イギリスから中国へ返還されたのが1997年でした。しかし50年間(2047年まで)香港で社会主義政策を実施しないという約束は中国共産党によっていとも簡単に破られました。
アメリカの台湾政策もこれに呼応したものでした。
我が家の古代遺跡から「デモ」を検索してみました。
「プーチンなきロシアを」「プーチンはロシアの恥だ」。2月下旬、モスクワで行われた反プーチン政権の野党指導者ネムツォフ元第1副首相の追悼デモ。参加した約1万人が声をそろえた。:東京新聞 2019年3月18日朝刊
2015/02/27 ネムツォフ(1959-2015)がモスクワ川の橋で銃撃され死亡した事件の追悼さえままならないプーチン支配下のロシアでした。もちろん事件の詳細については不明のままです。
ちなみにボリス・ネムツォフの「ボリス」という名前は、ボリス・ジョンソンと(2019/07/24からメイに代わって英首相に就任)・ボリス・エリツィン(1931-2007)と同じでした。ただそれだけですが・・・・・・。
韓国国内でもついに登場した「貿易戦争に勝ち目なし」論
日本製品の不買運動に反日デモなど、日韓の貿易戦争をめぐっては韓国国内の血気盛んな動きばかりが伝えられているが、韓国人すべてがそれを歓迎しているわけではない。実情を知る専門家の中から、ついに“弱気な本音”が漏れはじめた。:news-postseven 2019.08.11
とにかく
異論を許さず一色を好む全体主義的な韓国で、ようやく異論が出始めたようです。
ただし日韓貿易紛争が続けば韓国の被害のほうがより甚大で、最終的に中国が漁夫の利を得て「韓国の電気電子産業の地位を中国に明け渡してしまう」ことなど最初からわかっていたことでしょうね。
このようにどちらかに大きく振れるのが「正調韓国節」です。
そこには多様性なんて期待できないのです。
多様性は、他人の意見を聞くことからうまれ、他を押しのけて自分の主張ばかりしている社会からはうまれません。
おそらく韓国として「愛国 ≒ 反日」は捨てられないでしょうし、もし捨てることができたとしたら、それは劇的に韓国がかわる時です。「韓国にも『反日を示さないと愛国的ではない』の時代があったのか」という笑い話が近い将来あらんことを祈るだけです。
いまなお韓国では、「親日的」と言われないよう、「愛国的」に振る舞おうとし、「反日」を演じる人が無数にいます。
なぜ「反日」が長続きするのか、ですが
韓国・中国政府が「反政府の動き」を察知し、この国民のエネルギーを「外敵とした日本」に向かわせることで、政府の不祥事を隠蔽し、なんとか政権を存続させ得た
というのが一般的な考えでしょう。
今でもまだ、日本は悪くなければならない、のであり序列として低い日本がのさばってはいけない、とする考えが主流でしょう。まだまだやるべきことがあるのに、軍事に走って政権を維持しようとしたり、北朝鮮一辺倒になったりしています。
これを支える様々な努力がなされており
幼い頃からの「反日教育」という洗脳もその1つでした。
そこでは批判力を高める必要はなく、少しでも「日本悪し」に反することがあってはなりません。
歴史のねつ造はもう平気でおこなわれますが、こんなところで科学技術が発達するわけがないのです。
なにしろ「証拠」などいらないのですから、政府が好き勝手に決められ、らくちんですね。
こうして次々に反日運動が起こってきます。
もう政府が抑えきれなくなっています。政府がそう言ってきたのであり、いまさら変えるわけにはまいりません。
かりに「反日」がなくなる時代がやってきても、上からの命令でなくなっただけで、批判力が高まってきて政府の矛盾に気がついたからではない、という可能性が大なのです。
朴大統領、逆ギレ「戒厳令」強行も 200万人デモ、裏に北朝鮮の影:産経新聞 2016.11.26
あれだけの中国語にも堪能だったらしい親中派朴槿恵が、たった4年前の2015/09に周囲の反対を押し切って中国の軍事ハレードに参加したのに、THAADミサイル導入で中国の反発を食らい、しかも国内事情から朴槿恵を弾劾~失職~逮捕させ、その次に登場した左翼文在寅になってから中国がTHAADミサイル問題をぶり返しました。
朴槿恵を温存するほうがよかったのかも知れませんね。
さてさて、皆様はどう思われますか。