あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

「九条という思想」/理事会/萩・ススキ

2008年09月27日 | 日々の活動



きのう、「改憲」へ向けた自民党の抜かりない姿について書きました。
それは、創刊された『季論21』の夏号に触発されたからでした。

「特集 九条という思想」で渡辺治(わたなべ・おさむ)一橋大学院教授は、「ポスト安倍政権における改憲の新戦略」として、自民党の「民主党との協調体制の再構築」、「解釈改憲を改めて先行するという戦略」、「改憲の国民運動を起こす」ことを具体的に指摘しています。

愛敬浩二(あいきょう・こうじ)名古屋大学教授は、「改憲派が明文改憲を望むのは、憲法の条文を変えなければ『できないこと』を、『できるようにする』ためだ」として、自衛隊を正真正銘の軍隊として海外派兵することが改憲のねらいであって、「憲法問題というと、九条問題と考えるのは短絡的だ」と、物見遊山的に、ひとごとのように語る非現実的な政治的発言を批判しています。

きょうは医療生協の理事会。いつもながら、国の削減ターゲットの事業を住民の立場で支え、維持する責任を果たす機関なので、予定時間をはるかに超える討議です。



病院の存置林も萩の花とススキですっかり秋の気配です。