はせ@SKIER's blog

自作パソコン&電子工作、車とスキーが好きー

HP ProLiant ML110 G5 のワークステーション化

2014-04-13 21:19:10 | パソコンいじり

 HP ProLiant ML110 G5 (445607-B21)をとある筋から譲り受けました。 スペックは、CPU:Intel® Celeron® M Processor 420 (1M Cache, 1.60 GHz, 533 MHz FSB)、メモリ/ディスク:なし、といった状態で簡単なファイルサーバに使えるレベルの環境ですが、実家でバックアップ用のファイルサーバに使うにしても、測定したら、平均75W程度の消費電力を消費することもあり、常時電源を入れとくのはもったいない状況です。

 しかしながら、実家の埼玉でそこそこパワーのあるパソコンを使いたいというニーズもあったため、実家の環境を変更することにしました。

現状の環境:

 ・JETWAY JNF94-270-LF → Aipoサーバ、遠隔バックアップサーバ、地デジ/BSテレビ(常時稼働)

  + SO-DIMM un-buffered DDR2 533 2GBメモリ

  + OCZ AGILITY 32GB

  + Samsung HD203WI 2TB

  + EARTHSOFT PT2

変更後の環境:

 ・JETWAY JNF94-270-LF → Aipoサーバ(常時稼働)

  + SO-DIMM un-buffered DDR2 533 2GBメモリ

  + OCZ AGILITY 32GB

 ・ML110 G5 → 遠隔バックアップサーバ、地デジ/BSテレビ(必要時に遠隔もしくは現地で起動/停止)

  + Core 2 Quad Q8200s (Celeron® M Processor 420 を換装) ※中古で6780円

  + PULSAR DCDDR2-4GB-800 リテール品 (PC2-6400-2GBx2) ※新品で6380円

  + Intel SSDSA2CW120G3 ※中古で8500円

  + Samsung HD203WI 2TB

  + EARTHSOFT PT2

  + Sound Blaster Play! (USB接続のサウンドデバイス)

  + Nvidia GeForce GTX 260 ※中古で5400円

 最後のGTX 260はちょっと面倒でした。 ワークステーションとして使用するためにはビデオ機能の強化は不可欠です。 ところが、ML110 G5 は、PCI Express x16 拡張スロットが無く、PCI Express x8 1本、PCI Express x1(x8スロット形状) 2本、32ビット/33MHz PCI 1本です。 なので、出っ張ったカードエッジ奥までマザー基盤上で当たらないことを確認しつつ、PCI Express x8 の奥の方を削る作業が必要です。 マザーボードやスロットピンを傷つけないように慎重にカッターのみで削りました。(写真一番上の黒いPCI Express スロット)

 削るときは、CPUクーラーを外して行った方がよいです。

 GTX 260 を取り付けます。グラボには、6ピン2本の12V供給が必要なので、4ピンコネクタ4つから電源ユニットから引き出されているラインを分散して取得するように接続しました。 買ってから気が付いたのですが、GTX 260の電源は550W以上を推奨だそうですが、ML110 G5付属の365W電源で長時間使用でも発熱することなく安定して動作しています。 高負荷のゲームでフル使用しなければ問題なさそうです。 OS上でPCI Express x8 動作していることも確認できました。


ThinkPad X200 への Windows 8 Enterprise (x64)導入

2012-08-26 11:06:59 | パソコンいじり

 ボリュームライセンス(SA:ソフトウェアアシュアランス)を利用しているので、8/16からWindows 8 製品版が利用できるようになりました。 手始めにサブマシンとして利用している ThinkPad X200 に導入してみることにしました。 MSDNサブスクリプションダウンロードからWindows 8 Enterprise (64bit版)のISOイメージをダウンロードしてDVDに焼いたものを使用して一連のインストールが終わると以下のような画面となります。

 ひとまず、オフ。

 こちらもひとまず、オフ。

 こちらもひとまず、オフ。 「アプリと情報を共有する」は、よくわからないのでデフォルトのままとしました。

 ユーザ/パスワードを登録します。

 Windows 8 のスタート画面(モダンUI?)の登場です。 デスクトップのボタン以外のエリアを右クリックすると下に「すべてのアプリ」ボタンがあるバーが現れます。

 画面右上にマウスポインタを移動すると、右側にメニューらしきものと左下に時計が現れます。

 右側のメニュー内「設定」をクリックすると、「設定」の内容が現れます。Wi-Fi 設定をします。

 自宅のアクセスポイントのキーを入力して接続できました。

 左下の「デスクトップ」ボタンを押すとデスクトップ画面が現れます。ここはWindows 7 と変わりません。 ただしスタートボタンがありません。

 左下にマウスポインタを持っていくとスタート画面に戻るボタンが現れます。 タイミングが難しく、間違って度々IE10を起動してしまいます。

 デスクトップアイコン等をWindows 7 で使っていたときと同じように設定しました。 IE10も、Windows 7 で使っていたIE9から見た目の変化はあまりないようです。

 エクスぺリエンスインデックスが、Windows 7 の上限7.9から9.9になったようです。

 タスクマネージャは、だいぶ見やすくなった印象です。

 スタート画面に戻って、「すべてのアプリ」ボタンを押してみます。

 画面に従来のスタートメニューの内容がちりばめられます。

 マウスポインタを右に持っていくと、もしくは右矢印ボタンを押すと画面が右にスクロールします。

 メモ帳を起動してみると、デスクトップ画面にさっと切り替わり、いつものメモ帳が起動されました。

 デバイスマネージャーを開くと、X200では追加導入が必要なデバイスが2つあるようです。 1つは「不明なデバイス」となっているもの。

 2つめは、「PCIシンプル通信コントローラ」です。 

 レノボサイトからWindows 7 用(省電力ドライバ、インテル AMT 4.2 マネジメント・エンジン・インターフェース)をダウンロードして問題なく導入できました。 Windows 7 との互換性があるようです。 やはりスタート画面は慣れないので、「Start Button 8 (Start Menu X)」を入れてみました。

 ライセンス認証ですが、Enterprise の場合は、デフォルトでKMS認証となっているようで、ライセンス認証中にプロダクトキーを聞いてこないので、KMSサーバが無い環境では認証ができません。 そこで、管理者権限によりコマンドプロンプトを立ち上げ、次のコマンドでMAK(マルチライセンス認証キー)のプロダクトキーを設定します。

slmgr -ipk <VAR>xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx</VAR>


メインマシンのSSD換装(ADATA ASX900S3-256GM-C)

2012-07-29 00:11:33 | パソコンいじり

 これまで、自宅パソコンのSSD化を推進してきましたが、今度は会社のPCのSSD化に着手すべく自宅のメインマシンのSSDを最新化して古いSSD(というかCrucial M4なのでぜんせん古くありません)を会社にもっていこうと思いました。

 ざっと最近のSSD動向を調査したところ、カタログ上ではADATA ASX900S3-256GM-C がもっともコストパフォーマンスがよいのではないかという結論に至り、これをインターネットショップでポチりました。

 以下現状(SSD換装前)のメインマシンの構成です。 #性能上は十分満足ですが、もう今となっては、LGA1156、P55(SATA2)という仕様が拡張性という点で痛いです。。。

M/B : ASUS P7P55D-E EVO
MEM : DDR3-1600 2GBx2 Corsair CMX4GX3M2A1600C9
CPU : Intel Core i7 870 BOX 2.93GHz 
CPU Cooler : Scythe NINJA3 SCNJ-3000
CPU FAN : Scythe S-FLEX SFF21E
G/B : PowerColor SCS3 HD5750 1GB GDDR5
HDD : Crucial M4 CT128M4SSD2(Cドライブ、128GB)、HITACHI HDS723020BLA642(Dドライブ、2TB)x2
HDD FAN : AINEX CF-40SS x2
BR DRV : PIONEER BD-RW BDR-206
PWR : Corsair CMPSU-750TX
CHA : Yeong Yang W201-AK2/WOPS
CHA FAN : Scythe S-FLEX SFF21F
OS : Windows7 Enterprise Edition SP1 64bit

 2年以上前、Windows 7 購入したころに買って導入済の「PowerX StandbyDisk 5」を使って128GB⇒256GBに拡張しつつのコピーを行い、換装前後の性能を測定しました。 ASX900S3-256GM-C は、本体の裏に「Acronis True image HD」のkeyが印刷されたシールが貼られていて、こちらをおそらくダウンロードの上インストールして移行することが可能なようですが、今回は使用していません。

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CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

           Sequential Read :   271.617 MB/s
          Sequential Write :   180.369 MB/s
         Random Read 512KB :   244.905 MB/s
        Random Write 512KB :   183.445 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :    17.848 MB/s [  4357.4 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :    65.634 MB/s [ 16023.9 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :   197.894 MB/s [ 48314.0 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :   166.604 MB/s [ 40674.8 IOPS]

  Test : 1000 MB [C: 48.5% (57.8/119.1 GB)] (x5)
  Date : 2012/07/28 20:44:31
    OS : Windows 7 Enterprise Edition SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    M4-CT128M4SSD2 (SATA2)

 

-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

           Sequential Read :   267.017 MB/s
          Sequential Write :   246.724 MB/s
         Random Read 512KB :   251.031 MB/s
        Random Write 512KB :   242.597 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :    21.766 MB/s [  5313.8 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :    68.589 MB/s [ 16745.4 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :   180.822 MB/s [ 44146.0 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :   201.133 MB/s [ 49104.6 IOPS]

  Test : 1000 MB [C: 24.3% (58.0/238.4 GB)] (x5)
  Date : 2012/07/28 21:47:59
    OS : Windows 7 Enterprise Edition SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    ADATA SX900 (SATA2)

 M/BのチップセットがP55のため、SATA2ということもあり本来の力を発揮できていませんが、Writeの性能は数値上かなり良くなっている印象です。 ASUS P7P55D-E EVOには、MervellのSATA3対応チップが載っていますが、これが原因でスタンバイからの復帰で時々こけることがあるので、BIOSから外しているのが残念なところです。 昔から経験的に、新しい規格を実現するIntelのチップセットとは別の拡張機能は、たいがい何らかのトラブルが発生し「使えなかった」印象があります。

 ただし、ちょっと使っていて感じたのが、わずかなのですがADATAの方が体感的に遅いような気がする点です。 でWindowsエクスペリエンス・インデックスの方を確認したら。

なんと、ADATAの方(下の7.7)が遅くなっているのではありませんか。

これを見てしまったため、気分が悪くなりADATAの方を自宅のメインマシンで使うことはやめて会社のPCに使うことにしました。。。 今回の買い物は少し失敗。

 


Webカメラ (マイクロソフト LifeCam Studio Q2F-00008) の導入

2012-07-16 11:33:17 | パソコンいじり

 自宅と実家にWebカメラを導入してみました。 実家のパソコン(兼バックアップサーバ)は起動終了を遠隔でコントロールできるようになっており、VNC(UltraVNC 1.0.9.6.2)で画面を操作できるようにしたので、実家の両親の手をあまり煩わさずに映像通信を楽しむことができます。 やってもらうことはディスプレイの電源を操作してもらうことくらいです。

 Webカメラは、フルHD画質の撮影が可能なものを条件とし、ロジクールかマイクロソフトか比較検討しました。 結果、どっちでも特に問題なかったのですが、最近大幅に値下げされたマイクロソフト LifeCam Studio を2台購入しました。

 写真で見るとマウンターが金属のように見えるのですが、実際に手にすると材質がゴム質で中に鉛のようなやわらかい金属の芯が入っているようなものでした。 固定には、なんか頼りない感じもしましたが、ぐにゃと変形させて液晶ディスプレイの上に安定して乗っけることが可能なようです。 乗っけるだけなんですが・・・ゴム質で滑りにくいので意外に安定しています。ディスプレイが薄ければ挟むように変形させることができると思います。

 上にマイクがついていますが、その手前がスイッチになっているようです。 これは何に使うのかいまのところ不明です。(→あとでわかりましたが、Messengerで呼び出されたときにボタンを押すことで応答可能です) 撮影動作中はそのスイッチの手前部分が、青白く光ります。

 付属のソフトウェアでフルHD画質を確認しましたが、申し分ないです。

 昨日日帰りで実家に行って、LifeCam Studio を設置してきました。 Webカメラがマイクロソフトなので、相性の良さを期待してWindows Live Messenger を使用しました。 実家側のWindows Live ID を新たに取得し、自宅側からつなげてみます。

参考リンク:自宅と実家のネットワーク環境

実家側環境:Windows 7 Enterprise x64、M2A-VM HDMI Athlon X2 BE-2350 4GB

自宅側環境:Windows 7 Enterprise x64、P7P55D-E EVO Core i7 870 4GB Radeon HD5750

 実家側で「承諾」ボタンを押す必要があるので、VNCは不可欠です。 VNC映像や撮影動画を同時に通信していますが、特にストレスなく動作しています。 遠隔地とリアルタイムに映像と音声をそこそこの品質で確認できるのは、一昔前の低品質のWebカメラによる通信と違い不思議な感覚です。

 


ThinkPad X31 の旧SSD→新SSD(CSSD-PNM64WJ2)換装

2010-12-29 00:06:31 | パソコンいじり

以前、X31のSSD化でプチフリするSSDを買ってしまったため、対策ソフトを導入してみたりして結局FAT32にして使い続けていましたが、NTFSでない状態で外に持ち出すのは気持ちが悪いものです。

最近、IDEの手ごろなプチフリしないと思われるSSD、CFD CSSD-PNM64WJ2を見つけましたので、換装いたしました。

換装するX31ですが、最近ThinkPad X200 を手ごろな価格で入手したこともあって、だいぶ前からですが、妻のサブPC(たまに私が使う)となっていましたが、今はほぼ妻専用化しています。

とくに、何の問題もなく取り付けできました。OSのインストールについても何の問題もありませんでした。性能を測定してみました。

 

インターフェースの限界でしょうか。READは換装前のTranscend TS32GSSD25-M とあまり変わりません。WRITEはすこしよくなっているようです。

 


次期メインマシンの実験機構築 2

2010-09-12 01:13:32 | パソコンいじり

ハードウェア構築後、OS等ソフトウェアのセットアップを完了し、だいぶ安定しています。 構成を以下に整理します。

M/B : ASUS  P7P55D-E EVO
MEM : DDR3-1600  2GBx2  Corsair CMX4GX3M2A1600C9
CPU : Intel  Core i7  870  BOX 2.93GHz
CPU Cooler : Scythe NINJA3 SCNJ-3000
CPU FAN : Scythe S-FLEX SFF21D
HDD : A-DATA AS596B-128GM-C(Cドライブ、120GB)、HITACHI HDP725050GLA360(Dドライブ、500GB)
HDD FAN : Scythe S-FLEX SFF21D
DVD DRV :
 IOデータ DVR-ABN8 (NEC ND-2500A)
PWR : EVERGREEN HK550-14GP
CHA : Yeong Yang W203-AK2/WOPS
CHA FAN : Scythe S-FLEX SFF21D
TNR : IOデータ GV-MC7/VS
RC : IOデータ GV-MC7/RCKIT(MediaCenter専用リモコン)
OS : Windows7 Enterprise 64bit

(参考)A-DATA AS596B-128GM-Cの性能

(参考)Windows エクスペリエンス インデックス ※当機

以前のAMDベースで組んだマシンでIOデータの地デジ・チューナーを増設し、WMC(Windows Media Center)を使用する場合、S3スタンバイから復帰時に画面がまっくらになるような動作不良がほぼ復帰の都度あったのですが、やはりIntelベースの方が、スタンバイ動作が安定する傾向があるのでしょうか。 リモコンを使用し、あたかもテレビ専用機を操作するように電源の切り(S3スタンバイ)入りをさせることが、あたりまえのようにできます。


次期テレパソ(地デジ版)の実験機構築 7 (運用機へ)

2010-09-05 23:05:02 | パソコンいじり

テレパソ(地デジ版)実験機を運用機にするにあたって、以下のパーツ変更を行いました。(赤太文字部分) モニタには先日購入した東芝LED REGZA 42Z1をHDMI接続にて使用します。

M/B : ASUS  M4A785D-M PRO
MEM : DDR2 1066 2GB 2枚
CPU : AMD Athlon II X4 Quad-Core 605e、2300MHz 、AM3、二次キャッシュ2048KB、TDP45W
CPU Cooler : Scythe NINJA mini SCMNJ-1000
CPU FAN : Scythe SA1225FDB12M + FAN Controller
HDD : OCZ OCZSSD2-1AGT30G(Cドライブ、30GB)、Samsung HD203WI (Dドライブ、2TB)
PWR : 日本PCサービス SRD2D150SATA-24
CHA : SilverStone LC16M
CHA FAN : XINRUILIAN(長尾製作所) 92mm FAN + FAN Controller
TNR : IOデータ GV-MC7/VS、 アースソフト PT2 + NTTCom SCR3310
RC : IOデータ GV-MC7/RCKIT(MediaCenter専用リモコン)
OS : WindowsXp SP3 32bit

 

(参考)OCZ OCZSSD2-1AGT30Gの性能

静音ファンを左側に12cm(Scythe S-FLEX SFF21D)、右側SSD、HDD前方に9cmのものを実装しています。 ただ、12cmのS-FLEX SFF21Dは、ケースのサイズが小さくなりエアーフローが十分に確保できないことから、CPUの温度が高めに推移していたので、昼間不在時のエアコンがONでないときの運用に不安があるということで、回転数の高い12cmファン(Scythe SA1225FDB12M)にこの後変えました。(現行メインマシンに取り付けていたものと交換)

AHCI環境でSSDにOSを導入してから、

 ・地デジBSデジテレビ(視聴)・録画(PT2) ※実質録画のみ使用 : TVRock、TVtest、Rectest
 ・地デジBSデジ録画データサーバ : WMP 11 + PowerDVD Ultra (Ver7.3)
 ・仮想サーバホスト : Vmware Server Ver2.0.2

を導入しました。仮想サーバは、Atomで運用していた時と違ってストレスがないですね。

ああ、そういえば廃止したテレパソ(地アナ版)運用機に使用していたCPUファンのSilenX IXP-74-14 ですが、なんかモーター部分焼け焦げていたみたいで、軸が焼きついて少し曲がった状態でした。(つまり止まっていた) スペックだけ立派で実際のところ耐久性に問題があったことにがっかりした反面、いつからかわかりませんがそれでも動いていたAtomマシン、立派です。

 


次期メインマシンの実験機構築 1

2010-09-04 15:37:37 | パソコンいじり

 Core i7シリーズCPUのラインナップが充実し価格もいい感じになってきました。現在のメインマシン(Core2Duo)も導入から3年以上になるため、更改に向けた次期メインマシンの実験機構築をしようと思います。今回の移行はWindowsXp→Windows7への変更にもなるため、しばらくアプリケーションの移行検証が必要と考えています。

1.パーツの調達

 (1)ケース : Yeong Yang W203-AK2/WOPS

 現行テレパソ(地アナ版)運用機(ケース:SilverStone LC16M)の役割を廃止したため、次期テレパソ(地デジ版)運用機(ケース:Yeong Yang W203-AK2/WOPS )の中身をそっくりLC16Mに移して、Yeong Yang W203-AK2/WOPS に実装します。

 (2)CPUクーラ : サイズ 忍者参 (SCNJ-3000) 

現行メインマシンで使用してお気に入りの初代 忍者 (SCNJ-1000) からの第3世代製品です。つくりが初代よりもしっかりしていて、見た目も美しくなっていますが、Core i7 のマザーボードにうまくつくか事前情報がつかめなかったので、人柱になる予定です。

 (3)CPU : Intel  Core i7  870  BOX 2.93GHz

 

私が買った8月中旬ころは、もっともコストパフォーマンスがよいモデルでした。

 (4)メモリ : コルセア DDR3-1600  2GBx2  CMX4GX3M2A1600C9

経験上無用のトラブルを避けたいという一念から、Core i7 / i5 CPU と相性が保証されている実績のあるモデルを選択しました。

 (5)マザーボード : ASUS P7P55D-E EVO

  

売れ筋の P7P55D-E でもよいかと思われましたが、SPDIF端子(同軸タイプ)がなかったことと、SLIに対応していない(まあ使わないですが)とか、LANインタフェースが2つあると便利かもと思い、P7P55D-E EVO を購入しました。

 (6)グラフィックボード : PowerColor  HD5750 SCS3 (中古、ファンレス)

 

グラフィックボードは、故障が少なく、中古で豊富で出回っているパーツなので中古で購入しました。やはり、静音性を追求するためにはファンレスが必要と考えており、現行メインマシンで使用している8800GTファンレスボードと同様、ファンレスを導入します。5750は、”ガンガン”ゲームに使用しない私にとっては十分な性能をもっていて、DirectX11にも対応しています。

2.パーツの組立て

 (1)CPUの取付

CPUを向きにさえ気をつければ、簡単に取り付けできます。

 (2)CPUクーラーの取付

マザーボードを裏返して、付属のプレートを向きに気をつけて置きます。マザーボード裏の金属プレートを固定している3本のビス穴位置にプレートの穴を合わせます。

以下、置いた様子です。ただ置いただけです。プレートの裏は2mm厚程度の非電導と思われる薄いスポンジが貼り付けられています。手前の半田付けの突起がスポンジにあたってしまっています。締め付けたときにスポンジを貫通しないことを祈るばかりです。貫通しても半田付け部分がGNDであれば問題ないかもしれませんが。

CPUクーラーの本体側を組み立てます。

なかなか難しいのですが、手でプレートを押さえながらマザーボードをひっくり返して、上からクーラー本体を置きつつ、下から4本のビスで締め付けます。4方向横からCPUとクーラの接触面をみて4本均等に締め付けます。締め付けすぎるとマザーボードに無理な力がかかりそうなので締め付けすぎもよくなさそうです。あと、さきほど気になっていた半田付け部分の貫通も注意して見ます。 後々問題にならないように、慎重にやる必要があります。以下写真は締め付け後下から撮った様子です。

半田付け突起の貫通が気になりつつも、取り付け完了です。初代の忍者よりひとまわりサイズが大きいせいか、だいぶ目立ちます。

 (3)メモリの取り付け

 

最近多い放熱のために背が高いメモリでも、ぎりぎりで忍者と接触しなさそうです。

 (4)ケースへのマザーボード、グラフィックボードの取り付け

グラフィックボードを取り付けます。昔のボードに比べるとだいぶ省電力になりましたが、6ピンの電源を忘れないように取り付ける必要があります。CPUクーラーにはCPUファン(Scythe S-FLEX SFF21D)も取り付けました。CPUクーラーに付属のファンとコントローラは、うわさに聞くところ爆音ということで使用しません。

 (5)その他パーツの取り付け

電源、SSD(Cドライブ)、HDD(Dドライブ)、DVDドライブ(元から実装済み)を組み込んで配線し、完了です。(写真右側、左側は現行メインマシン) このあと、IOデータのGV-MC7/VSを実装しています。

 


次期テレパソ(地デジ版)の実験機構築 6

2010-09-04 13:55:29 | パソコンいじり

先日、「アナログテレビ受像専用機の地デジ化」を完了し、次期テレパソ(地デジ版)実験機の運用も安定していることから、現行テレパソ(地アナ版)運用機の役割を終了させることにしました。

現行テレパソ(地アナ版)運用機の役割→廃止
 ・地アナテレビ視聴・録画
 ・地アナ録画データサーバ
 ・仮想サーバホスト

次期テレパソ(地デジ版)運用機の役割
 ・地デジBSデジテレビ視聴・(録画)(GV-MC7/VS) ※実質視聴のみ使用
 ・地デジBSデジテレビ(視聴)・録画(PT2) ※実質録画のみ使用
 ・地デジBSデジ録画データサーバ

ただし、「仮想サーバホスト」については、継続して24時間運用する必要があるため、次期テレパソ(地デジ版)実験機の役割を以下のように変更します。

次期テレパソ(地デジ版)運用機の役割(変更後)
 ・地デジBSデジテレビ視聴・(録画)(GV-MC7/VS) ※実質視聴のみ使用
 ・地デジBSデジテレビ(視聴)・録画(PT2) ※実質録画のみ使用
 ・地デジBSデジ録画データサーバ
 ・仮想サーバホスト

また、「アナログテレビ受像専用機の地デジ化」により、東芝42Z1で視聴するため、視聴用の必要はなくなったことから、消費電力削減の点からも、以下のように構成を変更します。

次期テレパソ(地デジ版)運用機の役割(変更後)
 ・地デジBSデジテレビ(視聴)・録画(PT2) ※実質録画のみ使用
 ・地デジBSデジ録画データサーバ
 ・仮想サーバホスト

「地デジBSデジテレビ視聴・(録画)(GV-MC7/VS)」については、こんど新規に構築する次期メインマシン実験機に実装しようと思います。


次期テレパソ(地デジ版)の実験機構築 5

2010-05-31 23:41:01 | パソコンいじり

(1)ASUS  M4A785D-M PRO (win7 64bit)の以下ドライバー類最新にアップデート

ChipSet : Version 1.3.2.54/5.10.1000.8 、2010/04/09 update
VGA : Version 8.710.0.0 、2010/04/09 update
Audio : Version 6.0.1.7900 、2010/03/26 update
C&Q : Version 2.18.03 、2010/05/10 update
LAN : Version 7.6.820.2009 、2009/11/05 update

したら、Media Center で視聴開始から3秒くらい経ったところで、「ディスプレイドライバのエラー」なるものがでて視聴できなくなりましたあ~。。。
IOデータ GV-MC7/VS のサポートサイトでそれらしい、QAがあるのですが、どうも的を外しており、已む無くOS再導入で元にもどしましたあ~、まだOSのアクティベートしてなくてよかった。

その後、VGA、Audioのドライバのみを再度最新にしても問題なかったので、ChipSetの疑いが濃厚です。
VGAを最新にする前は、スタンバイから復帰後、WMPによるTSファイル再生やWMCによる視聴ができない(長時間強制終了するまで再生待ち状態になり、イベントビューアにDCOMエラー発生)問題がありましたが、解消しました。

(2)DVDドライブを外したら

そういえば前回のシステム構成のリストに掲載し忘れていましたが、今回、実運用上DVDドライブは要らんだろうということで4P電源ケーブル取り外してみたら(どうしても使用するときだけ接続するから)、アイドル時の消費電力が40Wとなりました。動いていないのに8Wも食っていたのかああ。

 


次期テレパソ(地デジ版)の実験機構築 4

2010-05-29 01:39:49 | パソコンいじり

(1)消費電力測定

M/B : ASUS  M4A785D-M PRO
MEM : DDR2 1066 2GB 2枚
CPU : AMD Athlon II X4 Quad-Core 605e、2300MHz 、AM3、二次キャッシュ2048KB、TDP45W
HDD : HITACHI HDP725050GLA360(Cドライブ、500GB)、WD20EARS(Dドライブ、2TB)
PWR : Abee ZUMAX ZU-450Z
CHA : Yeong Yang W203-AK2/WOPS
TNR : IOデータ GV-MC7/VS、 アースソフト PT2 + NTTCom SCR3310
RC : IOデータ GV-MC7/RCKIT(MediaCenter専用リモコン)

OS : Windows7 Enterprise 64bit

の構成にて消費電力を測定した。

アイドル時70W、Media Center で視聴時81W、起動時のピーク106Wでした。

連続運用マシンとしてはアイドル時のレベルがいまいちです。

(2)M/BとCPUの冷却ファン追加

CPUはファンレスで十分な感じでしたが、M/B(チップセット)の温度が高めだったため、今後夏に向けて安定稼動させるため、ケースファンで使っているのと同じ12cm静音ファンSCYTHE SFF21Dを追加することにしました。

カード固定のバーにちょうどいいビス穴が開いていたので助かりました。L字金具を「く」の字型に開いて固定することができました。CPUクーラーとチップセット放熱器に当たるように斜めに取り付けています。

(3)消費電力の削減対策

WD20EARS(Dドライブ、2TB)は、M/Bの相性なのか、再起動したときにBIOSから見えなくなることがたまにありました。こういう状況は過去に何度か経験がありますが、使い続けるのはあきらめるのがよさそうなので、速攻でSofmapに売却し、SAMSUNG HD203WI に入れ替えました。

HITACHI HDP725050GLA360(Cドライブ、500GB)は、さらなる消費電力の削減を目指し、SSDに入れ替えることにしました。 選定したA-DATA AS596B-128GM-C は、内蔵コントローラが昨年プチフリでお騒がせのJMicron製であるものの、新しい型番でJMF612というものを使用しているようで、1週間程度使用しているなかでは、プチフリはありませんでした。性能も以下のように優秀です。

Abee ZUMAX ZU-450Z は、効率75%前後の電源ですので、ここを入れ替えると大幅な消費電力の削減が見込めます。選定にあたっては、80PLUS GOLD 電源にするか、ACアダプタ電源にするか迷いました。80PLUS GOLD の電源で400Wクラス以下の電源はいまのところでていないようなので、負荷50%で最大効率を享受することができません。ACアダプタ電源としては、SRD2D150SATA-24 がちょうどいいのですが、TDP45WのAthlon II X4 でも、使用するのは勇気が要ります。とはいえファンが1つ減らせる可能性があるので、ACアダプタ電源を人柱になる覚悟で購入しました。

以下構成になりました。(太字が入れ替えたパーツ)

M/B : ASUS  M4A785D-M PRO
MEM : DDR2 1066 2GB 2枚
CPU : AMD Athlon II X4 Quad-Core 605e、2300MHz 、AM3、二次キャッシュ2048KB、TDP45W
HDD : A-DATA AS596B-128GM-C(Cドライブ、128GB)、SAMSUNG HD203WI (Dドライブ、2TB)
PWR : 日本PCサービス SRD2D150SATA-24
CHA : Yeong Yang W203-AK2/WOPS
TNR : IOデータ GV-MC7/VS、 アースソフト PT2 + NTTCom SCR3310
RC : IOデータ GV-MC7/RCKIT(MediaCenter専用リモコン)

OS : Windows7 Enterprise 64bit

以下、ACアダプタ電源を実装した感じですが、150WのACアダプタが異様にでかいです。

 

電源ON時には、各ファンの回転立ち上がりが、なんとなく、もさっとした感じのような気もしましたが、今のところ1週間近くの連続運用で問題はありません。ACアダプタとDC-DC変換基板搭載放熱器の熱も触った感じそれほど気にならない程度です。

消費電力を測定したところ、アイドル時48W、Media Center で視聴時60W、起動時のピーク86Wでした。

この構成では、なかなか優秀だと思っています。


次期テレパソ(地デジ版)の実験機構築 3

2010-05-28 23:19:10 | パソコンいじり

(1)AtomマシンでのPT2動作検証

アースソフト PT2 ですが、Atomマシンで使ってみたくなり、以下構成で組んでみました。

M/B : Jetway JNF94-270-LF  (Atom N270 )
MEM : A-DATA DDR2 800(AD) SO-DIMM 2G
HDD : Seagate ST9500325AS (500GB 9.5mm)
PWR : 日本PCサービス SRD2D080V21
CHA : SilverStone LC16M
TNR : アースソフト PT2 + NTTCom SCR3310
OS : Windows Xp Professional SP3

結果、4チャンネル同時録画でCPUを100%使いきり(2チャンネル同時でも怪し)、
ハイビジョン録画映像は途中から動きが怪しくなりブランクになってしまっていました。
Atom環境(N270)でのPT2運用は無理っぽいです。
1チャンネルフルHDで普通に視聴できたのには驚きましたが。2チャンネル同時視聴はやはりカクカクしました。

残念ですが、元の環境に戻しました。

(2)元のWindows 7 環境でのPT2セットアップ

 PT2-Windows-Driver-200.exe のインストール

 PT2-Windows-SDK-201.exe のインストール

up0255(Windows64bit署名問題対策ドライバ)の導入

TVTest、BonDriver、TvRock、RecTest をダウンロードの上展開して基本設定する。
(どこにでも情報はあふれていますので詳細は省略)

家の場合、地デジはマンションのCATVサービスを利用していますので
BonDriver_PT-ST.ini変更 UseCATV=1,UseUHF=0,UseVHF=0 (CATV対応)
Plugins\TvRockOnTVTest.ini変更 TerristrialIndex=1(CATV対応)
が特別に必要でした。

Dtune.bat でTvRock の設定をして完了します。


次期テレパソ(地デジ版)の実験機構築 2

2010-04-26 01:04:21 | パソコンいじり

前回、「次期テレパソ(地デジ版)の実験機構築 1」の構成から実験的な運用の結果を踏まえていくつか構成の見直しを行いました。

これまでの構成

M/B : ASUS  M4A785D-M PRO
MEM : DDR2 1066 2GB 4枚
CPU : AMD Athlon II X4 Quad-Core 605e、2300MHz 、AM3、二次キャッシュ2048KB、TDP45W
HDD : HITACHI HDP725050GLA360
PWR : EVERGREEN HK550-14GP
CHA : SilverStone LC17 Black
TNR : IOデータ GV-MVP/HS3
OS : Windows7 Enterprise 64bit ※Volume License + Software Assuranceで購入

(1)ケースについて

 HTPC/Desktopタイプのケース(SilverStone LC17)を使用していましたが、Mini-ITX、AtomCPUを使用した「現行テレパソ(地アナ版)」と違いスペースの余裕がなく、今後の拡張性(現行テレパソ(地アナ版)が役割を担っているバックアップサーバの機能追加等)とパーツ密集によるエアーフロー悪化(夏に向けて24時間運用への対応)が懸念されます。

 大は小を兼ねるということで、いまメインマシンに使用している Yeong Yang W201-AK2/WOPS を買おうと思ったのですが、すでに販売を終了していたため、その後継となる W203-AK2/WOPS (3世代目)を購入しました。

(2)地デジチューナーカードについて

 GV-MVP/HS3 は今住んでいるマンションがBS/CSに対応しているのか、地デジを無償提供しているCATV会社に確認していたら、いまいちはっきりしなかったので、地デジのみのBS/CSに対応していないものを買ったのですが、よくよく確認したら屋上に共同パラボラアンテナが設置してあることが最近わかり、地デジ/BS/CSの3波に対応しているカードを買うことにしました。

 GV-MVP/HS3 に付属するmAgicTV-Dは、「現行テレパソ(地アナ版)」で使い慣れたmAgicTVのイメージで選択したのですが、チャネルの切り替えが現行に比較してかなり遅く、地テデジってそんなもんなのかなと思いつつ、実用に耐えないと思っていました。また、最新のサポートソフトにアップデートして使用しているのですが、視聴画面が時々見られなくなることがあり、パソコンを再起動しないと復旧しないことが多々ありました。

 「現行テレパソ(地アナ版)」は、リモコン(GV-RCkit2)を使用しています。次期テレパソ(地デジ版)でもリモコンを使用したいと考えていますが、このリモコンがGV-MVP/HS3のmAgicTV-D でも使用できてしまうことがわかりました。これは、来年の地アナ放送終了まで同じ部屋で並行運用を前提とすると致命的です。

 上記の理由から、視聴ソフトウェアの変更、リモコンの変更を考えた場合、WIndows7 Enterprise を使用していることもあり、Windows Media Center を使用することとしました。そのためのチューナーの選択肢は絞られますが、ひとまず IOデータ GV-MC7/VS  と GV-MC7/RCKIT を購入しました。

(3)ハードディスクについて

 映画を録画すると1本あたり10GB~20GBくらい使います。おそらく、自動のおまかせ録画とかしているとあっというまにいっぱいになってしまう勢いです。500GBの容量では厳しいと感じたので、最近値段がさがってきた2TBクラスのハードディスクを買うことにしました。値段が同クラスでもっとも安く、Windows7 に最適化されている(はず?)の WESTERN DIGITAL WD20EARS を1本購入しました。

 最初は、これをCドライブにして使用していたのですが、Windows Media Center ではタイムシフト機能が常に有効になっているため(いまのところの調査では無効にできないみたい)、Cドライブに視聴中でも頻繁に書き込みを行っています。そのためかどうか、SSDで最近までよく起こっていた「プチフリ」のような状態に時々なって、Windows Media Center でエラー表示(電波が弱いとかだったような)が発生していました。実際電波が弱いわけないので(一応ブースタをつなげたりして切り分けしました)Cドライブのハードディスクを余っていた Maxtor 7H500 に変更したら(つまりOS等再導入して)解消したので、ハードディスクの問題であったことが明らかになりました。7H500は24時間運用には最適ですが、少し前のモデルなので、消費電力がいまのモデルより多く、アクセス音が大きいので静音パソコンには適さず、暫定的な使用になる見込みです。

 WD20EARS はたぶん個体不良ではなく、仕様上の不具合のような気がします。それ以外の使用ではいまのところまったく問題ない製品なのでひとまず WD20EARS はDドライブとしてデータディスクにすることとしました。 WD20EARSでは比較的大きなバッファ(64MB)を搭載していますが、以下ベンチマークの変な結果が気になるところです。

以下 7H500

以下 WD20EARS

(4)構成の変更

M/B : ASUS  M4A785D-M PRO
MEM : DDR2 1066 2GB 4枚
CPU : AMD Athlon II X4 Quad-Core 605e、2300MHz 、AM3、二次キャッシュ2048KB、TDP45W
HDD : Maxtor 7H500(Cドライブ)、WD20EARS(Dドライブ)
PWR : Abee ZUMAX ZU-450Z
CHA : Yeong Yang W203-AK2/WOPS
TNR : IOデータ GV-MC7/VS、 アースソフト PT2 + NTTCom SCR3310
RC : IOデータ GV-MC7/RCKIT(MediaCenter専用リモコン)

OS : Windows7 Enterprise 64bit ※Volume License + Software Assuranceで購入

 上記太字が今回の交換パーツです。これまでの構成にあったATX電源とHITACHIのハードディスクは、使わなくなったケースと共に家族用パソコンに流用するために前のケースに残置したための交換です。ATX電源は静音で自己評価?が高い、余っていた ZUMAX ZU-450Z を流用します。ACアダプタ電源はこの構成に今後バックアップサーバ機能追加を考えると厳しそうです。今後の課題です。

 PT2 は、ある筋から偶発的に?入手しました。


(5)ケースの組み立て模様

側面のパネルをあけるとE-ATXも収容可能な広大な空間が出現します。

前面パネルから結構エアーフローがあるのですが、フィルタがついており、これのお手入れの手間を軽減するためフィルターを追加する改造を行います。

レンジファンで使用するものをカットします。

前面パネルフィルタに挟み込みます。

標準装備のファンは爆音なので静音ファンに変更します。

マザーボードとATX電源を実装しました。メインマシンのYeong Yang W201-AK2/WOPS では忍者(CPUクーラ)がひっかかって、ケースの補強とカードの固定を担う真ん中の棒みたいなものを外さないといけませんでしたが、こっちは、忍者miniなので干渉しませんでした。いまのところCPUの発熱がほとんどない模様なのでCPUファンレスになっています。夏の運用で追加することになるかもしれません。

24時間運用のパソコンはハードディスクを十分冷やすことがハードディスクの寿命の点から重要です。エアーの強制取り込みも担うパーツを使用してハードディスク(WD20EARS)を取り付けます。このあと、7H500も前の方で書いた経緯で追加で取り付けています。

WD20EARSの包装袋にはWindows Xp で使用する際の注意事項が書かれています。

取り付けました。

前面カバーを取り付けてひとまずOSが動く構成が完成です。Yeong Yang W203-AK2/WOPS (3世代目)は、Yeong Yang W201-AK2/WOPS(1世代目) とくらべて格好はいいのかもしれませんが、前面パネルのドアにガッシリ感が足りなくなった気がします。1世代目の方が昔のIBMサーバっぽいデザインなど好みです。

 (6)チューナーカードの組み込み模様

GV-MC7/VS

PT2

2枚のカードを組み込みました。

(7)OSの導入とWindows Media Center の設定

OSは普通にインストールしてハードウェアのドライバを入れるだけです。以下おぼえ書き。

・7H500が以前の使用でダイナミックディスク設定だったのでWindows7 回復コンソールでdiskpartコマンドを使いパーティションをクリアしてからWindows7をインストールした。

・マザーボードCDからINFをインストールしてreboot。

・VGAドライバ(=INF?)をASUSサイトからダウンロードしてアップデートしreboot。

・自動ログイン設定:control userpasswords2
 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを「OFF」

・LANドライバをASUSサイトからダウンロードしインストール

・ネットワークアドレス設定、ワークグループ変更しreboot。

・マザーボードCDからAUDIOドライバをインストールしreboot。

・サウンドなし設定に変更

・WindowsUpdate ※KB975053を含む

・GV-MC7/VSのCDからインストール

・Windows Media CenterでGV-MC7/VS設定

・個人設定で「Windows7」Aeroに設定(Aeroグラスの有効化)、これをしないとウィンドウ(小さい画面)で視聴できないようです。

 Windows Media Center を立ち上げた直後の画面です。ウィンドウの画像ですがリモコンで実際にはフルスクリーンで起動されます。

 メニューの画面です。つかってみた感じはかなり操作性が良いなあという感じです。画面のアニメーションのきれいさと文字の見易さに感動すらおぼえました。家電の領域に近いのではないでしょうか。mAgicTV-Dで問題だったチャネルの切り替え時間も普通のレベルで、実用に耐えられると思いました。

今回はここまで、PT2は次回です。


Windows 7 Enterprise + SA(ソフトウェア・アシュアランス) の購入 2

2010-03-07 23:42:59 | パソコンいじり

宅配便で

・マイクロソフトオープンライセンス発注確認書
・SA Win Ent 7 64bit JPN DiskKit MVL DVD

が宅配便で届きました。あらかじめメールで連絡があった5営業日で届きました。

Windows Live ID を作成しておき、
ボリュームライセンスサービスセンター(VLSC)にアクセスして、そのIDでログインすると、購入時に指定した自分のメールアドレスの投入を求められるので、投入すると購入したライセンス情報がすぐ見られました。

ってことは、インストール用のVL用DVD以外、特に宅配便の内容を必要とはしないんですね。

今回は、ハードディスクインタフェースをBIOSでIDEからAHCIに変更し(UltimateRC版のとき忘れていただけですが)、早速DVDからブートしてインストール、次期テレパソ(地デジ版)を再構築いたしました。UltimateがEnterpriseになっただけです。デフォルトの壁紙が違うんですね。

 


Windows 7 Enterprise + SA(ソフトウェア・アシュアランス) の購入

2010-02-28 18:34:32 | パソコンいじり

最近Windows7 RC版を使用中にこのような画面が出ます。

Microsoftのサイトをみると3/1から事実上連続使用はできないらしく、Microsoftの策略にはまり購入することにしました。

巷ではWindows 8 の2012年登場のうわさがある中でパッケージ版を買うのはもったいないような気もし、SAの特典も非常に魅力があったので、このサイトの記事(PC Watch:「意外に安い? ボリュームライセンスでWindows 7を導入する」)を参考にUltimate機能相当のボリュームライセンス向けエディッションであるEnterpriseが使用可能になる「Professional 1ライセンス+SA 1ライセンス」を選択しました。

複数代理店から見積りをネット上でとって、いちばん安いところから買いました。

ただし、この記事にでてくる3ライセンス以上を満足するための「Vista Business用のDVD Playback Pack」([マイクロソフト Open Business] Windows Vista Business Sngl Open Business DVD Playback Pack)は、2/26あたりに販売終了したようですが、とりあえず今回の購入には間に合いました。