はせ@SKIER's blog

自作パソコン&電子工作、車とスキーが好きー

鳳凰三山、高嶺(夜叉神~広河原)テント後泊

2018-07-15 06:25:11 | 登山

 鳳凰三山、高嶺のあとに白峰三山縦走を含めテント泊3日で計画していましたが、鳳凰三山、高嶺のコース日帰り縦走で思いのほか疲れが残り、2日目朝に広河原でエスケープすることに。

ヤマレコ版

 観音岳山頂手前に咲いていたタカネビランジ。

 

2018年7月13日(金)

 

05:27 夜叉神登山口から登山開始

 計画より30分遅れ。 駐車場に1:00頃到着だったので。

06:04 センジュガンピ

06:20 夜叉神峠到着、白峰三山(左から農鳥岳、間ノ岳、北岳)の展望

 夜叉神峠小屋のトイレを利用しました。 小屋の奥に最新のモジュール型バイオトイレが数基設置されていました。

07:38 杖立峠到着

09:00 苺平到着

09:30 南御室小屋到着

 右奥につめたい水が湧き出ていました。 ここで多めに給水。 左側にテント場があります。 裏手から薬師岳への急登が始まります。

10:32 大きな岩のある展望のよいところ

 岩の間にツマトリソウ。

 前回の尾瀬でも多く見たゴゼンタチバナ。

11:09 薬師岳小屋到着

 このへんは水場や実のなる植物が無く熊がいないので、熊鈴不要、野鳥が逃げてしまいます。という看板がありました。 私も高い音苦手です。。。

11:16 薬師岳小屋、砂払岳方面を振り返ると富士山が見えました

11:22 薬師岳山頂2780m到着

 東方向の岩山。

 北の方向に鳳凰三山で最高峰の観音岳。

 西側真正面の北岳バットレス。

12:02 タカネビランジ

12:08 観音岳山頂2841m到着

 停止されている二等三角点のようです。

 北の方向に「赤抜沢の頭」と地蔵岳。

 南の方向に薬師岳と富士山。

12:30 なんらかの標柱があるところで地蔵岳が岩の間からいい感じに収まっていました

13:00 鳳凰小屋への分岐地点から八ヶ岳方面の北杜市内を見下ろす

13:05 ニガナのようです

13:08 広場に、ただの枯れ木かと思ったら生きていました

13:13 モミジカラマツ

 カラマツソウの仲間のようです。

13:22 タイツリオウギ

  • タイツリオウギ ⇒ 葉の先端に丸みがある。 花が先端にかたまって付く。
  • イワオウギ ⇒ 葉の先端が少し尖っている。 花が直列に並んで付く。

13:44 ハクホウナズナ

13:54 タカネグンナイフウロのようです

13:54 マイヅルソウ

13:57 またまた、タカネビランジ

14:10 地蔵岳山頂2764m到着

 「赤抜沢の頭」手前に荷物をデポして降りてくると。

 お地蔵様群。

 雲が一瞬晴れて、地蔵岳の岩峰が見えました。

14:24 「赤抜沢ノ頭」到着

15:19 高嶺山頂が見えた

15:26 高嶺山頂2779m到着

 山頂標識から数メートル離れたところに三等三角点。

15:40 イワインチン でしょうか

15:46 ミヤマダイコンソウ でしょうか

15:57  ミネウスユキソウ

16:10 まっすぐ進んではいけないところで

 右に折れるシャクナゲとハイマツの狭い通路へ。

16:38 白鳳峠到着

 高嶺山頂からすぐ、白鳳峠方面への下り斜面は、鎖があってもいいくらいの岩場急斜面です。 あまり人が通らないためか、シャクナゲやハイマツをかき分けるところが多々あり、ゴーロ帯などで道標が少なくわかりづらいところが多くありました。

16:43 開けたゴーロ帯を浮石に気を付けてひたすら下る

19:00 白鳳峠登山口に下山

 白鳳峠から下はゴーロ帯を抜けたあと、森に入ってからハシゴを使った急なところがいくつかありました。 下りに使った白鳳峠経由のコースは全般的に急斜面の印象です。

20:00 広河原山荘で幕営料500円支払ってから暗くなるギリギリで山荘前にテント設営し夕食

 タンドリーチキンなどのミックスグリルとキュウリサラダを作り、持参した冷凍ビール(24時間経ったのでぬるめ)で乾杯。

 

2018年7月14日(土)

 

04:55 朝食後のコーヒー

 思いのほか疲れが残っていたため、広河原でのエスケープを決断。

06:44 山荘前で、(ミヤマ)シャジンかと思いましたがホタルブクロかも

 3連休の1日目のため、早朝からたくさんの登山者が北岳の方に吸い込まれて行きました。

 広河原のバスターミナルはものすごい人出でした。 北沢峠への乗り継ぎバスもほぼピストン状態。 その一方で比較的空いている8:00広河原発のバスで夜叉神駐車場に戻りました。 甲府・芦安から広河原までのバスも増発していたようで、すれ違い待機のため少しですが到着が遅れました。

09:06 帰りの運転で、今回はライチョウに会わなかったなと思っていたら、夜叉神から芦安温泉までの下りの道路で、まさかの・・・。

10:30頃 雁坂トンネル経由で埼玉に帰る途中、「ほったらかし温泉」800円に寄りました

 近くの温泉の営業開始が、白峰会館9:00~、その他、芦安温泉近辺10:00~で、前者は一回利用があり、後者は夜叉神駐車場に戻った時間が開始前だったため。

 「こっちの湯」を利用。

 「あっちの湯」の入口。

 ここまで登る途中にあった「笛吹川フルーツ公園」や国道140号沿いの山梨県内、埼玉県内山中などでは、「白桃」の収穫・販売が開始されているようでした。

 


尾瀬沼~燧ケ岳~尾瀬ヶ原 テント泊縦走3日間(大清水口、鳩待峠口)

2018-07-02 21:59:22 | 登山

 予定していた水芭蕉の時期よりだいぶ遅れましたが今シーズン初尾瀬になります。 水芭蕉はお化けになってしまいましたが、その他魅力的な多くの花々に溢れた山行でした。

ヤマレコ版

 

2018年6月29日(金)

 

12:46 一ノ瀬の登山口から入山

 お昼頃に大清水に到着。 大清水駐車場500円×3日支払い。 簡単な車中の昼食後、12:30大清水発~一ノ瀬間 低公害バス(ほぼ30分毎に運行)700円に乗車して一ノ瀬まで。 一ノ瀬の休憩所は、昨年まで有人でしたが、無人の休憩所となっていました。

13:54 尾瀬沼からワタスゲと燧ケ岳

13:57 木道の両側に咲くコバイケイソウ

14:01 ヒメヘビイチゴの花のようです

14:02 ゴゼンタチバナ

14:11 尾瀬沼キャンプ場に到着

 尾瀬沼ヒュッテで800円支払い。 今回もほぼ一番乗りでもっとも手前の1番の場所に設置しました。 前回の反省を踏まえテントの入口は反対側にしました。

14:43 途中で汲んだ「岩清水」でコーヒータイム

15:21 大江湿原を散策しカラマツソウ

15:28 大江湿原から尾瀬沼と皿伏山

15:35 レンゲツツジ

15:36 大江湿原から尾瀬沼、荷鞍山と白尾山

15:36 沼山峠方向まで続く、ワタスゲ

18:13 夕食はここまで保冷剤の役割をした解凍ビール、タンドリーチキン、炊いたご飯にふりかけ、キュウリサラダ

 入浴してから。 尾瀬沼ヒュッテ(17:10~18:00)の入浴料500円。

 夜は雨が降りましたが、板の間テント場で特に問題なし。

 

2018年6月30日(土)

 

04:02 朝食はペンネのぺペロンチーノと味噌汁

 夜に雨が降ったのでテント内で。

05:01 テントを撤収して出発

06:09 ギンリョウソウ

 長英新道の1合目と2合目の間で。

07:20 ミノブチ岳から尾瀬沼

 左の赤城山の向こうに小さいですがくっきりと富士山が見えました。 右に武尊山。

07:24 ミノブチ岳から俎ぐら

07:25 葉茎から葉の立ち上がりが急なのでハクサンシャクナゲ

 アズマシャクナゲは立ち上がりが滑らかなのだそうです。

07:30 オオバミゾホオズキ

 ミノブチ岳と8合目の間で。

07:34 キヌガサソウ

 8合目と9合目の間で。

07:35 サンカヨウ

 花びらがぬれるときれいな透明になる花だそうです。

07:37 シロバナノヘビイチゴ

07:38 柴安ぐら

07:43 急斜面の9合目から尾瀬ヶ原が見えました

07:47 キジムシロ

07:54 俎ぐら到着

 会津駒ケ岳(右)方面。

 平ヶ岳と越後三山(小さく八海山、中ノ岳、越後駒ケ岳)方面。

 俎ぐらから柴安ぐら。

08:05 イワカガミ

08:12 燧ケ岳 柴安ぐら到着

 柴安ぐらから御池岳と赤ナグレ岳越しに尾瀬沼。

 柴安ぐらから俎ぐら。

 柴安ぐらから尾瀬ヶ原。

09:01 見晴新道8合目付近、旧道と新道の分岐地点より長くてつらい、ぬかるみ地獄が始まる!

11:00頃 見晴キャンプ場に到着

 燧小屋で800円支払い。 日差しが強烈のため、木陰となる場所に幕営。

13:32 尾瀬ヶ原から至仏山

 昼食後の散歩で。

 尾瀬ヶ原から燧ケ岳。

17:17 オゼタイゲキ

17:19 ハクサンチドリ

 燧小屋(17:40~18:30)の入浴料500円。 燧小屋は土曜日で少し混雑のためか浴室内は5人までしか入れないルールで、5分程度廊下で並びました。

 夜は雨が降り、場所が低いところだったので心配しましたが、土の水はけがいいようで特に問題ありませんでした、明け方まで遠いものの雷が発生しましたが。 麓の戸倉はかなりの大雨だったそうです。

 

2018年7月1日(日)

 

05:30頃 見晴キャンプ場を出発

 尾瀬ヶ原から霧で霞む景鶴山と与作岳。

05:44 朝日と燧ケ岳

 絵画のようです。

05:47 至仏山と霧虹(白い虹)

 左から立ち上がって大きな弧を描いて、

 右のヒオウギアヤメやカキツバタの群落に落ちています。

06:26 中田代から燧ケ岳を振り返る

 下ノ大堀川に咲くアヤメ。

 咲はじめのニッコウキスゲ。

 カキツバタ。

 水面に映る、雲をかぶった逆さ至仏。

 同じく、雲をまとった逆さ燧。

06:56 雲が晴れてくっきりと水面に映る逆さ燧

07:22 山ノ鼻でご褒美

 尾瀬ヶ原の景色に大満足で、至仏山山頂の雲が晴れそうにないので、予定していた山開き登頂をやめて鳩待峠に向かうことにしました。

07:33 クルマムグラ

 なんて小さい花なんでしょう。

08:08 上を見上げてハッとした景色

08:18 鳩待峠到着

 ちょうど至仏山山開き神事の最中でした。

 鳩待峠から100m下ったバス停から08:40発で戸倉のバス連絡所まで30分程度。(980円) 戸倉のバス連絡所からは09:58発大清水行の路線バスで12分程度。(610円) 一時間鳩待峠到着が遅ければ、10:00に開館する「尾瀬ぷらり館」で日帰り温泉「戸倉の湯」を利用していたと思います。

 大清水小屋で、湧水8リッター(ペットボトル4本)取得。 帰宅途中、いつもの白沢高原「望郷の湯」(JAF割100円引きで460円)に立ち寄り、その後、沼田のガストで昼食。