はせ@SKIER's blog

自作パソコン&電子工作、車とスキーが好きー

太陽電池および商用電源複合充電方式の独立系交流電源システム 2

2011-08-18 12:06:02 | 電源システム研究

 MPPT充電コントローラ(MorningStar社 SS-MPPT-15L、本体$259、送料$41、関税700円)が米国から納品されたので、さっそく先日設置した太陽電池パネルにつなげて使ってみました。

 本日11時くらいですが、がっつり太陽光があたっている状態です。

 実験的に、扇風機をフル回転させています。 この程度の電力であればバッテリーがなくても太陽電池だけで動きそうです。

 太陽電池側の電圧とバッテリー側の電圧を測定してみました。

 

SS-MPPT-15Lは、専用のRJ11→RS-232C変換アダプタ(MSC)を介してPCに接続するとさまざまなデータが取得できるようなので、何れかまた報告させていただきます。


箱根強羅温泉

2011-08-18 11:40:48 | 日記

 15日(月)~17日(水)で箱根の強羅へ行きました。 時期が時期なので、車ではなく小田原まで新幹線での往復を計画しました。 でも、念のため箱根湯本駅でレンタカーを予約しました。 宿泊は、「ラフォーレ強羅」の予約をしていました。

 箱根湯本駅に到着したら、今回は利用しませんでしたが、ロマンスカーが止まっていました。 新宿から小田原経由で箱根湯本まで直通になります。

 1日目は、午後から「箱根小涌園ユネッサン」でプールに入る予定でしたが、すでに激混みだったので、早めにホテルに入り温泉等でゆっくりすることにしました。

 2日目は、早雲山駅で「海賊船・ロープウェイ1日きっぷ」を買って、大涌谷、箱根関所等をまわりました。 ロープウェイの切符はJAF割引可能ですが、1日きっぷは、4割引程度なのでさらにJAF割引の適用は無でした。

 ラフォーレ強羅から歩いて5分程度のところにある、ケーブルカーの中強羅駅(無人駅)から早雲山駅(登り方面)へ向かいます。

 中から、下り方面を見下ろすとまっすぐ下まで降りています。

 早雲山駅から1日きっぷで大涌谷へ向かいます。

 途中、明星ヶ岳の大文字が見えます。 16日(火)夜、花火とともに灯火されます。

 大涌谷をロープウェイから見下ろします。 大涌谷はこの夏3回目です。 温泉黒卵を買いましたが、家族が大涌谷売店のかき氷以外まったく興味を示さなかったので、5つ全部私が当日中に食べてしまいました。

 大涌谷見物のあと、さらにロープウェイで「桃源台駅」に向かい、海賊船に乗りました。 こんな感じの船が何艇あるのかわかりませんが、航行中に少なくとも3種類確認できました。

 箱根関所(復元)の見学料(資料館入館料とセット)は、1日きっぷをみせると割引されます。 「遠見番所」に上ってから下の関所をみた様子です。

 ラフォーレ強羅に戻ったあと、夕食の時間を大文字焼きの時間(7:30~8:30くらい)に合わせてもらい、レストランから大文字焼きと花火を見ました。 残念なことに部屋にカメラを忘れてきてしまったので、記憶に残るだけですが、本当に以下写真のような迫力で見ることができました。

 出典:http://www.goura.jp/

 3日目は、1日目で断念した「箱根小涌園ユネッサン」に今度は午前から再度チャレンジしましたが、同じく激混みだったので、そのへんを観光してから、かなり疲れがたまっていたこともあって、予定より少し早い時間に新幹線を変更して帰りました。

 帰りの近郊線下車駅で、分割乗車券のマジックにひっかかって、思ったよりすこし多めに運賃を取られました。 東京近郊で乗り換える際は別々に切符を買った方が少しお得なようです。


太陽電池パネルの設置

2011-08-13 20:45:51 | 電源システム研究

 太陽電池パネルの固定器具に木材を使用してバルコニーの手すりにぴったりと合わせる形に加工することで、固定強度を高くすることにしました。 対候性のウッドデッキによく利用されるレッドシダーと呼ばれる材料の1820mm長2×8材(約40mm厚×185mm幅)を買いました。 まずこれを、450mm長の4枚に切断(板が厚いのでホームセンタで依頼)後、以下のように加工(これも板が厚いので無理を言ってホームセンタで依頼)しました。

 計算ミスですが、傾斜を30°にしたいところ25°の傾斜に加工してしましました。 この差がどれほどのものかわかりませんが、後で調整できるように、太陽電池パネルと固定器具をつなぐL字アルミ棒の方をを加工しました。

 以下固定器具を4枚を設置する前のバルコニーの手すりになります。 固定位置がわかりやすいようにセロテープで目印をあらかじめつけました。

 固定器具を4枚、仮止めしました。 固定器具のバルコニー外側を向く板端面に8mmのビスを3本(板4枚で合計12本)ねじ込めるように埋め込みナット取付加工するのに結構時間がかかりました。

 次に太陽電池パネル2枚をL字アルミ棒を介して固定しました。 その後、固定器具位置を微調整して本締めしました。

 バルコニー内側から見るとこんな感じです。 4枚の各固定器具においてL字アルミ棒を8mmビス2本で固定しています。 ここをずらすことで角度の微調整が可能です。

 2枚の太陽電池パネルを並列につなげて、エアコンダクトに配線を通して室内に引き込みMPPT充電コントローラにつなげた頃には日が暮れていました。。。

 今回の工作は、対候性を意識して住宅用建材を使用したため、材料の厚みがあり最初は穴をあけることさえ苦労していましたが、木工用のドリルを適切に選択することで、出力の小さいDIY向け電動ドリルでも簡単に穴あけができることを知り、けっこうDIY歴は長いのですが勉強になりました。 結果、材料より、いろいろと道具への投資がかさんでしまいましたが。。。


太陽電池パネル固定器具の設計

2011-08-04 01:26:44 | 電源システム研究

 マンションのバルコニーに太陽光パネルをどのように設置するか、かなり悩ましいところです。 バルコニーは南向きですが、真夏は日が高いためバルコニーへ入射する面積はかなり狭くなります。 最大限マンションの景観を損なわない範囲で外側に寄せる必要があります。 また、入射する範囲が狭いため、太陽光パネルは細長いものを使用する必要があります。

 設置方法としては、(1)ラックを製作してパネルを固定する方法、(2)バルコニーの手すりにパネルを固定する方法、が考えられますが、(1)はバルコニーのスペースをかなり占有する、(2)はバルコニー手すりの強度に気を遣う などのデメリットが考えられます。

 固定強度をクリアできれば、後者がベストなので、後者の方法で設置方法を検討しました。 以下バルコニー手すりの断面図です。

金属で固定器具を作るのが強度上も外観上も良くなりそうですが、加工がたいへんそうだし、バルコニーの手すり部分(アルミ材)を傷つける可能性があります。

木材を使ってみたらどうかと考えてみました。 最初角材を加工して作ることを考えましたが、対候性のある2X材(木板材)を使うことを思いつきました。 加工が比較的簡単で、以下の形状に加工することで強度も高くなるのではないかと思います。

2枚の板で1枚のパネルを固定することになります。

 


実家のBSアンテナ取付け工事

2011-08-04 00:25:03 | 作業ログ

 実家の地域はアナログテレビ難視聴地区だったため、長らく電力会社の子会社のCATV事業会社が無償契約によりケーブルによる地上波テレビ電波を提供していたのですが、1年くらい前にその子会社が大手の民間ケーブルテレビ会社に売却され、その後地デジ移行に伴い地デジのみの電波の提供が有償となりました。(月800円程度です。) 地区の周りの家のほとんどは、7月のアナログ停波に伴い自家に地デジの八木式アンテナを立てるなどして、その会社との契約を解消しましたが、私の実家の場合は、

・大型の八木式アンテナを屋根に立てることによる景観を気にした

・まだ、東京スカイツリーが稼働していないので、ブースターなどの対応が必要と考えられ(実際周りの家はそうらしい)、稼働後は景観上目立たない、小型のアンテナを設置できるかもしれない。

という理由でしばらく契約を継続することにしました。

大手のケーブルテレビ会社なので、より多くの月々の支払をすれば、高速インターネットを利用したりやBS放送(BSデジタル、スカパー等)が見れるのですが、それらのサービスは基本料金そのものが非常に高価です。 少なくとも受像機にチューナーがあるBSデジタルは見たいという実家の意見もあって、自分でBSアンテナを増設することにしました。

以下購入パーツの一覧です。

 メーカー、品名、型名、価格(円)、数量、小計(円)、購入先

 (1)DXアンテナ、同軸ケーブル10m、S5CFB10B、1200、1、1200、インターネット通販A
 (2)マスプロ、CATV・BS・CSブースター、7BCB28U-B、15000、1、15000、インターネット通販K
 (3)マスプロ、BS・110°CSアンテナ、BSC45R、5250、1、5250、インターネット通販K
 (4)マスプロ、BS・CSアンテナ用サイドベース(耐久型)、SBCM35、3089、1、3089、インターネット通販W
 (5)マスプロ、5分配器、5SPFA-P、3216、1、3216、インターネット通販W
 (6)マスプロ、F型接栓10個入り、FP5-10B、1880、1、1880、ホームセンタVF
 (7)マスプロ、VU/BSセパレータ 、2780、3、8340、ホームセンタVK
 (8)マスプロ、コンセント取付F型端子(直流通電)、?、620、1、620、ホームセンタVK
 (9)Panasonic、コンセントプレート、?、85、1、85、ホームセンタVK
 (10)Panasonic、コンセント取付枠 、?、45、1、45、ホームセンタVK
 (11)OHM、ロックタイ(100本)ナイロン66(抗紫外線剤入り)、LT-150W100BK、258、1、258、ホームセンタVF
 (12)OHM、ケーブルタグ(20本)、?、398、1、398、ホームセンタVF

 合計39381円

1.BSアンテナの取付けと方角の調整

サイドベースを取付けてから、アンテナをサイドベースに、だいたい南西に向けて仮付けします。 仰角は地域によって決まっているのでサイドベースに取り付ける前にあらかじめ調整・固定し、サイドベースへの固定は方角を調整できるようにボルトをゆるくしておきます。

2階の部屋にあるテレビのBS入力に直接接続し、テレビの調整画面を見ながらアンテナを動かします。 テレビは仮でBSアンテナ給電に設定しています。 工事完了後は非給電に戻す予定です。

ちょっとずれただけで、アンテナレベルが0になります。 調整はかなりピーキーですね。 結果的に最大で60dB程度得られました。 これならブースター要らなかったかもしれません。 だたし、最終的にCATV(地デジ)と混合して5部屋に分岐できるようにするので有るにこしたことはありませんが。

壁伝いに、ロックタイを使ってCATV保安器のところまで下しました。

2.分配器の交換

一応、以下取り外した既存の分配器の構成は、2分配してから4分配していたようです。 BSに対応しているようですが、10年以上古いものなので、念のため新しい5分配器1台に交換します。 5分配器は全電通型ではなく、一か所からブースターとBSアンテナの電源を供給する構成とするため、1端子通電型としました。

一戸建ての場合、分配器はユニットバスの天井に設置するのが普通のようで、実家もユニットバスの天井にありました。

5本のアンテナ線がどの部屋に行っているか表示(ケーブルタグ等)ありませんでしたので、家のすべてのテレビをつけて1本ずつ抜いていって確かめる作戦をとりました。 確認されたらケーブルタグを取付けます。 新しい分配器を取付けて、

ケーブルにF型接栓を取付けながら、分配器に接続します。 ブースターとBSアンテナに電源を供給する機器を取付ける部屋(1階リビング)へ行っているケーブルは通電端子に接続します。

母が録画予約している韓国ドラマの時間になったので、ここでしばらく休憩。。。 今日、外は涼しいほうでしたが、ユニットバス天井に上半身を突っ込んだ作業はかなり暑く、水をかぶった感じになるくらいの汗が出ました。。。

3.CATV・BS・CSブースターの取付

普通のBS・CSブースター付ミキサーでよかったかもしれませんが、CATV業者のインターネットサービスに対応したものを念のため調達しました。 7BCB28Uは、電源部分も屋外に設置できる構成になっていますが、近くに屋外のコンセントが無いので電源部分を切り離して、1階リビングに設置することとしました。

左がCATV保安器で、その出力側を7BCB28Uの入力側に接続、BSアンテナ出力も入力側に接続しました。 もともとCATV保安器からユニットバス天井の分配器に行っている線を7BCB28Uの出力に接続しました。

壁への固定は、意外にも簡単に+ドライバのみで木ねじ3本により固定できました。

電源を供給する予定の1階リビングのF型端子コンセントは、直流通電しないものだったので、現地のホームセンタ調達で、これを色の統一感の関係で取付枠ごと取り替えました。

その先に電源を取付けてテレビの裏に転がしました。

無事工事を完了することができました。受信状況は良好です。 使っているCATV・BS・CSブースターは、電源を切ると地デジは利得0dBで信号が通るわけではなく完全に信号が通らなくなるようです。