はるかのひとりごち。

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日帰り空の旅その4:YSで福岡へ

2006年09月20日 23時45分22秒 | たびろぐあちこち。

徳島駅から空港リムジンに乗り、徳島空港までやってきました。
ここから今回の旅のメイン、YS-11に乗って福岡へと向かいます。
この日はちょうど11日、「YS-11の日」だったのです。
普段は通常版の搭乗証明書がいただけるんですが、
この日は特別版のものが配布されるということで、
これは乗りに行かなくちゃ、と。YS好きにとっては宝物だもの♪


徳島空港ならではの、こんな↑キャンペーンもやってました。
もちろん、オリジナルの搭乗券に変えていただきましたよ~。
ただ乗るだけじゃなくてね、こういうちょっとしたことがうれしいよね。


出発ロビーには、こんな「YSからのごあいさつ」が掲げられていました。
1965年4月1日に旅客機として初めて就航したのが、東京-徳島-高知線。
以来41年もの間、ここ徳島空港にYSがいない日はなかったんですね。
(天候不良とかは別としてね)
41年もの間、日本の空を飛び続けてきたって、素晴らしいことだと思う。
あたしが生まれる前から飛んでるんだもんなぁ。日本の誇りです。

そして、このごあいさつは、

「徳島の皆さん41年間ありがとう。」

という言葉で締めくくられていました。
なんかね、ああ、ほんとにさよならなんだなぁ、とグッときました。


YSに乗ることの何が好きって、すぐそばまで歩いていって搭乗できること。
この、団子みたいに愛らしいお鼻も、間近で見ることができます。
(もちろん、あんまり近付いちゃいけませんけど)
今回うれしかったのは、搭乗前に撮影する時間を設けてくれたこと。
前回の鹿児島空港では、時間がなかったせいか、
立ち止まらずに搭乗してください、と促されてしまって。
こんなところにも、徳島とYSの深い縁というか、繋がりを感じました。


そういえば、いままでは短距離路線のフライトばかりだったので、
ドリンクサービスを受けたことってなかったような気がする…。
今回は、今残ってるYSの路線のなかでは最長路線なので、
のんびりとジュースを飲みながら、フライトを楽しめました。
狭い機内には座席前にテーブルはなく、
肘掛についている引き出し式のカップホルダーが、なんとも手作りっぽくて好き。


プロペラ機のYSは、あまり高度を上げないのでね、
真下に広がる山口宇部空港がはっきりと見えました~。
瀬戸内海の真上を飛んでいくので、
広島辺りだったかな、山陽新幹線とも併走したんですよぉ~!
16両編成で白っぽかったから、700系かな??


たっぷりと堪能したYSフライトも無事に終わり、福岡空港に到着です。
長かったような、でもあっという間の100分でした。
降りたあとも体にはYSの振動の余韻が残ってたの、忘れられないなぁ。
そんなYSの活躍も、あと10日ほど。最後まで力強く飛んでほしいです。

で、空港から博多駅まで出て、晩ごはんとおみやげを買い込み、
久しぶりのジャンボ機にて、羽田に帰還。
いつ出てったんだっけ??と思うほどの長い1日が無事終了。
たまにはこんな日帰りの旅も、いいよね??(笑)
というわけで、次回は博多で買ってきたおみやげをご紹介しま~す


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
YS-11 (ルンバルンバ)
2006-09-21 08:45:08
はるかさん、おはようございます。

すばらしい記事でした。はるかさんのYS-11に対する思いがひしひしと伝わってきて、もらい泣きしそうでしたよ。



>初めて就航した路線が「東京-徳島-高知線」



YS-11が主力の頃にはこういう途中下車路線(下車とは言いませんよね)がありましたね。山口宇部空港(当時は宇部空港)にも「大阪-宇部-北九州線」というのがYS-11でありました。宇部から北九州なんて乗る奴はいないよなと当時子供ながら思っていましたが、時間15分、料金設定もなされていました。「徳島-高知」だったら昔は利用する人もあったでしょうね。



座席のカップホルダーとリクライニングのボタンがとてもレトロです。今や観光バスでもこういうのは珍しいのではないでしょうか。しっかりと満喫された様子がよくわかりました。



それから山口宇部空港の写真もよく撮れていますね。右上の湖は常盤湖といいます。宇部市民の憩いの場です。有名なペリカン「カッタ君」のいるところです。

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お疲れ様でした! (あーさん。)
2006-09-21 20:21:43
41年間ですか~。そういえば皇室に男子ご誕生も41年ぶりでした・・・。どちらも私の生まれる前!ホント長い間お疲れ様と言いたいですね。はるかさんも日帰りお疲れ様
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YS-11が… (35-lapis_lazuli)
2006-09-21 21:49:25
すごい愛されていたんだなぁ、というのが伝わってきました。

なになに?新幹線と併走しちゃうの?

すごいね~。

長い1日、お疲れ様~。
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徳島は (d_ito2)
2006-09-21 21:52:40
搭乗券にもそんなサービスがあるとは!

いい記念になりますね。

本当になくなってしまうんですね、YS-11。

残すところ僅かな日数になってしまいました。

最後まで無事に飛んでくれることを願っています。
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ルンバルンバさんへ。 (はるか)
2006-09-21 22:47:18
すばらしいだなんて、そんな嬉しいこと言われたらこちらも泣いちゃいます~(笑)。

その昔は、宇部に寄航する路線があったんですね。

絶対的に陸路で行ったほうが楽そうだけど、

こういうレアな路線が今あったら、わたしなら乗っちゃいそうです(笑)。

きっとその頃のYSは、花形だったんでしょうね。

そんなYSとももうすぐお別れかと思うと、なんだか不思議な感じもします。

あの大きな湖は、あのカッタくんがいる湖なんですね!

以前宇部に行ったとき、カッタ号ってバスに乗りましたよ~。また行きたいなぁ。
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あーさんさんへ。 (はるか)
2006-09-21 22:49:51
あ、ほんとだ。男子ご誕生も41年かぁ。

ということは、秋篠宮様が生まれた歳にYSが就航したの??

(違ってたらすみません)

ずっと飛び続けてきたんだもん、ほんとおつかれさまですよね。

で、日帰り旅、クセになりそうです(笑)。
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35-lapis_lazuliさんへ。 (はるか)
2006-09-21 22:56:07
うどんもそうだけど、その土地に根付いたものってやっぱりいいよね。温かくて。

そういうのがヒシヒシと伝わってきて、

徳島に行ってよかった、ってほんと思ったもの。

あ、下を見たらね、新幹線が細~い糸みたいに走ってたの~。

なかなかおもしろい光景でした
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d_ito2さんへ。 (はるか)
2006-09-21 22:58:39
そうなんですよ!11日だけでしたけど、

半券は大事に取っておけるので、いい記念になりました!

ついにあと10日を切りましたね。

なんだかほんとに寂しいです。明日、見納めになるかもしれません。

最後まで無事に、って、心から思わずにはいられないですね
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Unknown (komu)
2006-09-25 00:39:44
うわ~

また乗ったんですね

羨ましいです。

この前出張で徳島に行って、帰りは福岡経由で帰ったろと思ったのですが

窓際が取れなくて断念

おとなしく展望デッキからお見送りです。
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komuさんへ。 (はるか)
2006-09-26 00:14:20
はい、また乗ってしまいました(笑)。

そして、今回の旅でも実は乗ってしまいました(あ、先にバラしちゃった)。

もうすぐ、展望デッキからお見送りすることもできなくなりますね。

まだまだ飛べる機体だけに、ほんとに残念ですけど、

ここまでがんばってくれたことに感謝ですね~
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