明日4月14日、午前中に母が帰ってきます。救急車で運ばれ、即入院となったのが3月16日なので、実に丸一か月ぶりの我が家。さて、母はどんな反応を示すのか?
介護用ベッドと簡易トイレを設置した母の部屋。今まで畳に布団を敷くスタイルから大きく異なるので、ヘタしたら自分の家だと思わないかも。
実は昨日、介護区分変更のための認定調査で、5日ぶりに母に会いました。以前と比べ、首は座っていたし、目も開いていました。役所の人の質問に答える場面もありましたので、以前の薬の副作用は消えてきたのかな、と思います。
ただし、私の事が分からなくなっていました。というより、空間認知力が恐ろしく低下しているようで、目の前で手を振っても、こちらをチラリとも見てくれません。遠くの方に視線を泳がせるばかり。
この一件で、昨日、今日と泣きはらし続けている私ですが、今日の夜になって、決めました。とりあえず、明日のチャレンジ。
『母に捧げる笛の音』
母が好きだといったアルトフルートで吹く『黒いオルフェ』。母にうるさい、と言われようが、けむたがられようが、音楽療法の押し売りをしようと思っています。
起死回生の美談でも生まれれば、またご報告いたします。