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フルーティスト大久保はるかのブログです

アレクサンダーフリーク

2010年07月05日 10時04分45秒 | アレクサンダーテクニーク
アレクサンダーテクニークのレッスンに通うようになって、あらためて「自分の使い方」(body とmind、両方の側面を含む)に意識が向くようになったのだが、

わたしって、常日頃から「楽器が上手くなりたい、」と、ものすご~く思っている、らしい事に気がつく。

なにを今更、ってかんじですけど、、、しかも、らしいって、何、みたいな(笑)

今までの私は「楽器を奏する」という行為は、日常の動きとは大きく切り離された「特別の動作」だと考えていた。

なので、日常生活での動作と違う「特別の構え」「特別の力のいれ方」「特別のアンブシュア」「特別の呼吸」・・・などなど、楽器を持った瞬間に、特別の世界に入り込んだことをしているような気持ちでいた。

ところが!普段ただ歩いたり、ただすわったり、ただねっころがったり、ただ家事をしたり、ただおしゃべりしたり、する事と、楽器を演奏する事が、実は、意外にもつながっているのだ。

アレクサンダーのレッスンでは、一見まるで楽器の演奏とは無関係の「立ったり」「すわったり」「ねっころがったり」という動作を先生にみてもらうことがあるのだが、

そこでやっている自分の動きのクセ、が、楽器演奏の時に知らず知らずに反映されてしまっている!のだ。

で、音楽の場合はそれが、具体的に音となって出てしまう。実にわかりやす~い形で。

なんか上手くいかないな、と思う所は、上手くいかないような動きを(無意識に)してしまっている!ということなのよ。