Look To The Sky

フルーティスト大久保はるかのブログです

先日

2024年02月08日 10時34分21秒 | 介護

先日、「出来ない事リスト」を書いてはみたものの、ほとんど実現出来ていない自分に憤りを感じてます。

 

この憤りの感情が生まれる大元の要因は何なんだ?と、掘り下げて考えてみて、ハッと気が付きました。

 

私は、亡き母の看取りに関しては、100点満点中、120点ぐらいの大成功だった、と自負しています。

 

そのため、父についても同様に100点、出来ればその上の120点を目指したい、という思いが根底にある。

 

その思いが自分で自分の首を絞めているのだった!

 

だいたい、母と父の介護を同じ座標で考え、点数化すること自体が大間違い。人が違うのだから、同じ解答用紙であるわけがない。

 

ああ、少し自分の頭の中の整理が出来ました。

 


昨日

2024年02月08日 08時09分09秒 | 介護

以下、昨日投稿し忘れた文章です。

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今日は、父の入浴の見守りを行いました。

 

無事に入浴終了し、ホッとしています。

 

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昨年末には、「もう、お父さんのこと、施設に入れて欲しいね」と、言っていた父ですが、どうやら本音ではない、ということに気が付くまでに1か月以上かかりました。

 

今は、「施設に入るためには、まずお金をためなきゃね。」と、言ったり、「親の面倒を見るのは、子の努め。育ててもらったんだから。」と言う日もあります。

 

この1か月間、親族でよく話し合った結果、父も、亡き母同様、自宅で看取りをする方向で話がまとまったところです。

 

先日から、在宅医療を始めまして、定期的に医師(母の時と同じ先生)に来て頂いています。

 

それと、訪問看護も行うことになりました。こちらの看護師さんも、母の時と同じ方がついてくれることになり、心強い限りです。

 

隣に住む私がメインで介護することになりますが、「決してひとりだけで抱え込まないこと」と、色々な方々にアドバイス頂いており、感謝しています。

 

本当にその通りです。つい、自分ひとりだけでがんばろうとし過ぎて、空回りして疲れてしまいがちなんです。気を付けます。

 

 


旧正月間近

2024年02月06日 17時58分38秒 | 介護

今年になってから初投稿です。

 

実は、昨年末からずっと、主に父の体調のことでバタバタが続いてしまい、年始のご挨拶も出来ず今日まで来てしまいました。

 

気付けば旧正月間近、ということで、

 

皆様、本年もよろしくお願いいたします。

 

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独居老人の父(93歳)は、自身が建てた今の自宅で死にたい、という強い意志があります。

 

父の希望に沿えるよう、私や妹もがんばりますが、サポートするにあたり、出来る事、出来ない事、の線引きをはっきりさせておこうと思っています。

 

私が出来ない事。

 

1.

住み込みはしない。

理由:

いくら隣に住んでいて、住み込み可能とはいえ、私と父は世帯が別だから。

 

2.

朝は、9時前には実家を訪れない。

理由:

朝のささやかな自分の時間を大切にしたいから。

 

3.

夜は、添い寝等せず、父ひとりで就寝してもらい、私は自分の家に帰宅する。

理由:私の家、私の布団で就寝したいから。

 

この先、どのくらいの長距離走になるのか、あるいは思いのほか短距離走で終結するのか、計り知れませんが、自分の体力、気力キープは必須ですからね。


大感謝

2023年12月28日 15時46分20秒 | 介護

火事未遂事件を起こしてからの父は、よほどのショックからか、言動がおかしくなった。

 

ショックによる一時的なものであれば良いのだが・・

 

昨日は、いきなり電話があり、「ちょっと、お父さん、頭がおかしくなったから来てくれ」というようなニュアンスだが、呂律が回ってないので、はっきりとは分からない。

 

結果的に、ダーリン大久保が、サシで父の話し相手になってくれて助かった。

 

内容は以下。

 

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父は、白昼夢、もしくは、幻聴、幻影を見たらしい。

 

それは、5人の登場人物が現れ、その内の一人は、長女である私、もう一人は次女である妹。あとの3人はだれか分からない。

 

その5人が、父を取り囲み、「この家は、○○(父の名前)のものではないから、出て行くべきだ。」と言ったそう。

 

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ここから現実。

 

父がダーリン大久保に言った、「この家は俺のものだということを証明してもらいたいから、警察を呼んで欲しい」

 

このような父をなだめるのに、小一時間。

 

最後には、落ち着いた笑みを取り戻した父。

 

ダーリン大久保に大感謝です。


やっと暖房

2023年11月13日 17時28分51秒 | 介護

実家のエアコンのリモコンは、父(93歳、認知症の疑いアリ、でもまだ病院行きは決断つかず)が操作しやすいように、ボタンの上に『つける』『けす』の2つの文字を書いたものを貼り付けている。

 

ここにきて、やっと、『暖房』ボタンの上に『つける』の文字を張り付けた。

 

少し前までは、昼夜の気温差が異常だったので、『つける』は貼り付けずにいたところ、案の定の出来事が派生。

 

父は「寒いから暖房つけたよ」と言ったが、『除湿』ボタンを押していたのだった。しかも、温度調節のボタンもデタラメにいじったらしく、設定温度16度除湿、とかで、ガンガン作動してるし・・・

 

文字通り寒~い話です。

 


つづき

2023年10月03日 17時40分17秒 | 介護

この度ご受賞された父の生徒さん曰く、私小説を書くことを最初に勧めたのが、うちの父だったそう。

 

「先生のゼミは大人気だったんですよ」という話を初めて聞きました。

 

へー、そうなんだ・・・

 

日に日に大変になっていく父の介護ですが、彼女のお言葉を胸に刻めば頑張れるかも、という気持ちになりました。


久しぶりに明るい話題

2023年10月01日 19時43分36秒 | 介護

父(93歳)は、以前、某大学文学部の講師をしていて、その頃の生徒さん数名とは、今でも交流があります。

 

その中のお1人の生徒さんが、この度、雑誌『文芸思潮』のエッセイ賞を受賞をされたそうです。

 

発売されたばかりのその雑誌89号をお送り頂き、早速、私も拝読しました。

 

『私が統一教会に通っていた頃』という、大変興味深いタイトルの上、人物像や場面がありありと目に浮かぶような分かりやすい文体で、あっという間に完読しました。

 

『受賞の言葉』として、父の名前と感謝の気持ちが綴られていました。

 

久しぶりに(というか初めてかも)父に関する明るい話題です。


今が正念場

2023年09月28日 16時13分25秒 | 介護

9月28日、朝10時半。

 

実家に行くと、エアコンのない食堂の椅子に座り、ぐったりとしている父の姿が。

 

触れてみると、全身ゆでダコ状態。特に頭、脇の下の熱のこもり方が酷い。またしても熱中症一歩手前。あぁ、今年何回目だろう。しかも今回は今までで一番グッタリ度が高い。

 

朝8時頃、父が食堂のカーテンを開けたらしきところまでは、私の家の窓から確認が取れたので、「あ、今日も生きてるな」と(笑)安心してしまい、朝の訪問時間が遅れたことを大後悔。

 

つい、もうすぐ秋だし、と思ってしまった自分を反省。

 

独居老人の見守りに関しては、昼夜の気温差が異常である今が正念場か。

 


エアコン戦争

2023年09月26日 16時55分53秒 | 介護

午前10時半ごろ、実家に行くと、誰もいない居間が暑い。

 

温度計をみたら27.8度。とりあえず一度エアコンで冷やしてから後で止めよう、と思い、26度設定で稼働させ、頃合いを見て廊下側の出入り口ドアを解放し、私が別室に移動したタイミングで父が入室。

 

バタン、と大きな音とともに、出入り口(廊下側)のドアを閉めたのが確認取れたので、部屋で涼んでいるのかと思いきや・・

 

しばらくして私が部屋に入ると、血相を変えて、窓についているレースのカーテンを開けている父。、

 

「寒いんだよ。あんまりにも寒くて、(レースのカーテンを)開けたんだ。」

 

ん?寒いからレースのカーテンを開けるって何?

 

あ、そうか。おてんとうさまの光で部屋を温めよう、ってことか・・

 

そして、寒いから出入口のドアを閉めましたってことか。

 

こうして私と父のエアコン戦争はまだまだ続く。


今日のところは

2023年09月20日 23時05分39秒 | 介護

9月20日、14時、父からの電話。

 

父「熱中症になってしまったから、ちょっと、来てくれないか。」

 

行ってみると、父が寝ころんでいた居間が異常なまでに暑い。

 

『冷房27度』の設定で付けておいたはずのエアコンが切れていて、表示画面を見ると、『暖房27度』に変わっていた。

 

おそらく父は、リモコンをめちゃくちゃにいじった挙句、暖房27度で稼働させ、部屋が暑くなり過ぎて、さっき、切りました、という感じか・・・

 

ゆでダコ状態の父を椅子に座らせ、経口補水液を飲ませ、水で濡らしたタオルを、頭、首、脇の下、鼠径部にあてて数十分。

 

ようやく落ち着いてきた。

 

父「もう(リモコンを)いじれないな。」

 

初めて、この言葉を口にした。けれども、すぐに忘れて同じことをしてしまう恐れあり。

 

いや、先行きの不安を語っても仕方がない。

 

今日のところは、自ら「熱中症になった」、と、正確な訴えの電話をかけることが出来た、ということを評価することにしよう。