前回の滞在時、ず~っと中国語の家庭教師をしてくださっていた老師(つまり先生)と、6年半ぶりに再会しました。
再会の場所に選んだお店はお気に入りのこちら。
ベジタリアン向けのお店 『百合素食』です。
『百合素食』
北京市東城区東直門北小街草園胡同甲23号
010-6405-2082 010-6405-4282
こんな感じに普通に洗濯物も干してある、草園胡同という道沿いにあります。
相変らず静かでまったりと・・・と言いたいのだけど、隣のテーブルのおばちゃん4人組がそれはもう賑やか。
外国人率の高い休日とはまたちょっと違った雰囲気です。
美味しいベジタリアン料理をいただきながら、久しぶりの再会でお互いの近況をひたすら話す、話す!
今の私の中国語があるのは、この老師のおかげと言っても過言ではないくらいお世話になりました。帰国してからも文通で作文を添削してもらったりと、とにかくありがた~い存在なのです。
これから中国語をどうやってレベルアップしていくべきか、二度目の北京生活をいかに豊かに過ごすべきか・・などと日頃もんもんと抱いている悩みも聞いてもらい、楽しい時間はあ~っという間に過ぎました。
ちなみに老師はもともと高校の歴史の先生。
先生の説明を受けながら、中国の博物館めぐりをしてみたいなあ・・・。
さて、たくさん注文したお料理はもちろん食べきることが出来なかったので、例によって打包(だーぱお、つまりお持ち帰り)。
これらのお料理がそのまま。
晩御飯になりました!
奥のミートボール、見た目も味もお肉そのものなんだけど、ベジタリアン料理なんですよね~。
ところで。
先生のアドバイスによると、更に語彙力、文章力を伸ばすべく、とにかくレベルの高い本を読めとのこと。(楽な本を読んでも何の進歩にもならないとビシッと指摘されてしまいました・・・)
そして読むだけでなくその登場人物を自分で描写したり、内容をまとめてみたり、アウトプットする作業にもチャレンジせよとのこと。
・・・なるほど、いいかも。 早速何か本を買ってこよう、と思っていた矢先。
やっちゃんがドデカイ本を持って帰ってきました。
全・・・唐詩ぃ???
ナンデスカ?? この、百科事典みたいなのは。
これ、どういうわけか会ったこともない会社関係の中国人から、「是非、奥さんに」と渡されたらしい。
なんでや。 訳がわからん。
で、中身はと言うと。
・・・・・お経?
ではありません。
これまたこまか~い字で唐の時代の詩がびっしり。
これがせめて現代中国語での説明があれば読む気にもなるんだけど、あろうことか現代中国語では使用しない言葉そして文字で記載され、とにかくページをめくってもめくってもそこはひたすら古代中国語の詩があるばかり。
はっきり言って。
ちんぷんかんぷん。
この本、どうしよ・・・。
~お・ま・け~
麻ひものバッグ、できました。
けいら君もすっぽり入る、大き目サイズです。
旦那様はあの難しい本は理解出来るのかなぁ?
暑くて早くも食欲減退の私(汗)
でも、かっちゃんさんが食べたベジタリアン料理なら、食べられそうだよ~。
色がキレイだし☆
こりゃ中国人にも難しいんじゃないか?
これを「奥さんに」っていう
意味もわからん
共感できる事柄が少ない中国において
『打包』はとても良い習慣だと思います
ばぁさんの愛するけいら君も
快適そう
真理です、核心です。
素晴らしい先生ですね。かっちゃんさんが
教えがいのある生徒と思っておられるから
口に出された お言葉だと思います。
万年劣等生のワタシには、耳が痛い。。。
唐詩選 なら、まだ理解できるけど 全唐詩 !
よっぽどの 語学研究者と 認識されて
しまったのでは? 拡大してよく見ると
字体がとてもキレイ。さすが、漢字の国の
本なんですねぇ。
あ、けいら君、ステキなキャリーバッグだよ~。
これで いつでも かっちゃんさんと一緒だね。
。。。って、盛り上がるのはワタシだけ?
人生の宝物ですね。
自分の学ぶべき道を示してくれるし、
一生、お手本になりますから。
難しい本を読むことが大事…たしかに!
レベルアップのためには大事だわ。
麻バッグ完成~
これでけいら君とのお出かけもラクチン。
老師がありとあらゆる中国語の疑問に答えてくださったので、最初から基礎をみっちり学ぶことができました。
あの唐詩の本。理解できる日本人がいるとすれば・・・専門に研究されている方レベルになるのでは??
ベジタリアン料理、特にお野菜メインは食欲のない夏でもいけそうです。体調崩されないよう、気を付けてくださいね。
なぜこの本をワタシに???
中国の人でも読むのは一苦労ではないかしらと思うのですが、それをあえて、何故???
打包、いいでしょう??
お料理が余っていたら、お店の人の方から「打包する?」って聞いてくれるので有難いんです。
けいら君バッグ、完成したので早速持ってでかけたんだけど、編み方がゆるかったのか、持ち手が伸びてしまいました。
現在ちょこっと修理中。
いつも手厳しく指導してくださる老師なので、お会いするとものすごく勉強への意欲がわきます。期待に応えられるように、難しい本も読まなくちゃ。
・・・なのですが、全唐詩は無理! とても無理!!!
あ、そうそう。 けいら君バッグは完成しましたが、いつもここにけいら君を入れて持ち歩くわけではないですからね~(笑)
(実はいまだに夜はけいら君と目を合わせないなど、適度な距離を保っているのです)
普茶料理をいただいたことがないのでよくわからないのですが、こちらのお料理は日本のよりもずっとしっかり味付けされていると思います。
日本の奥深い出汁の味というより、ベジタリアン料理にも関わらずほんとにお肉を食べているような感じです。
素晴らしい先生との出会い。
本当に有難い出会いです。