北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

日本映画上映イベントで犬童一心監督の舞台挨拶

2019-11-24 20:34:29 | 北京暮らし いろいろ
11月22日。


ここは・・・?





はい。
このブログで何度か登場している不思議な建物エリア、当代MOMA。


その中にある映画館で。





日本映画上映イベントが開催されました。






数日間にわたって日本映画が上映されると聞き、これは是非ともチケットを入手せねば!と発売日にはスマホ片手にスタンバイ。



発売日。
午後12:00にネットで販売スタートと聞いていたので10分前くらいから準備していたのですが、5分前。 


ふと。
なんとなく。
予感がして・・・。


映画館のサイトを見てみると。





半分くらい席が埋まっとるやんけ~!!!!!




5分前にもかかわらず、すでに販売が始まっていたのであります。

すぐに手続きしたので私は無事チケットを買うことができたのですが、実際の販売スタート時刻である12:00にはもう、ほぼほぼ満席状態でした。




中国にいると、時々こういうことがあり、そしてこれまでの経験からなんとな~く予感ってするもんなんですね~。





今回のイベントでは、北野武監督の映画もたくさん上映されるのですが、私が見たところ他のどの映画よりもすぐにチケット完売となっていました。
人気があるんやなぁ。





で、当日。
オープニングは犬童一心監督の『引っ越し大名』。



何故この日のチケットを選んだかと言いますと。






犬童監督の舞台挨拶があったから!




笑ってほっこりして、楽しい映画。
キャストの皆さんも好きな俳優さんばかりだったので、とても楽しい2時間でした。



そして映画終了後。






犬童監督のトークイベント。

こうして監督のお話を聞くと、あの役にはこんなイメージがあったのか、あのシーンにはそんな思いがこめられていたのか・・・と自分が読み取れなかった部分を深く知ることができました。



さらに、観客からの質問にも答えてくださる時間があり、司会者が「質問ある人~!」と呼びかけた瞬間、あちこちから「はい!」「はい!」と次々手が挙がる!

みんな日本の映画が好きなんやな~。
監督の意図した内容ではなかったとしても、自分なりに映画を理解してそれを監督にぶつける質問もあり、ほんま、このイベントに参加できて良かったなぁ。


ちなみに夫と私が個人的にすごく印象に残ったのは、犬童監督の通訳を担当された女性。
犬童監督の映画を深く理解した上で、監督の言葉を更にわかりやすく広く深く展開して観客に伝えてらっしゃいました。
監督の言葉が正しくわかりやすく観客の皆さんに伝わったんじゃないかなぁ。



こういう機会が今後も中国でますます増えるといいなと思います。