北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

黒歴史になりそうな転倒事件

2013-11-20 20:34:32 | 北京暮らし いろいろ

先日。

 

 

『園博園 ガーデンエキスポ』へ行った時のこと。

 

 

こんな美しい光景や、

 

 

 

 

素敵フラワーを愛でながらも、私の心と右ひざはしくしくと痛んでいたのでした。

 

 

 

 

 

 

このエキスポ。今年5月にオープンしたばかり。

 

 

 

 

ということは。

 

 

 

トイレも真新しい

 

 

 

のです。

 

 

 

もう一度言います。

トイレは、真新しい、きれいなものでした。

 

用心深い私は、その中でも人がほとんど入っていなさそうな、エキスポエリア内の端っこに位置するトイレを選んで利用いたしました。

 

 

 

 

トイレは床から一段高い場所にあり、入る時も出る時も、その一段を上り下りしなければなりません。

で、滞りなく用を済ませ、個室のドアを開け、その一段を降りたその瞬間。

 

 

 

 

!!!!!

 

 

 

 

・・・・・おいこら。

 

どこのどいつや。

 

床、つるっつるに磨いたやつはっ!!!!!

 

 

 

 

そうなんです。

こういうエリアではやたらめったら掃除が頻繁になされ、くどいようですが真新しいトイレの床はつるっつる!

 

一段降りた瞬間に、つるりんっと滑って転んでしまったわけですが、転ぶ瞬間。

 

 

 

 

絶対に中国のトイレで転びたくないっ!!!!!

 

 

 

という意識が働き、瞬時に体にひねりを加え、なんとか。

 

 

・・・のようなハデな転び方ではなく、右ひざ直撃だけと被害を最小限に抑えたのでした。

 

しかも。

 

 

 

足の痛みなどなんのその!

転んだ次の瞬間には立ち上がっていたというのも、本能のなせる業としか思えません。

 

 

 

転倒後の地上滞在時間をこれまでの人生の中で最小限に食い止めたおかげで、いくら、真新しいトイレ といえど、トイレと私との接触時間を究極に縮めることができたのでした。

 

 

 

・・・・・にしても、私が転んだ瞬間、そこに立っていたおばはん。

 

 

 

 

「あいやぁ~!」

 

 

 

 

・・・って、勝手に人の動きにアテレコすんな。

 

 

 

さらに。

 

 

 

「へぇ~。 この床、そんなに滑るんや~」

 

 

 

 

・・・・・他になんか言うことあるやろ。 (ダイジョウブ?とかいたわりのオコトバはありませんでした)

 

 

 

 

トイレから足を引きずりながらよろよろと夫の元へ向かい、事の次第を話した後、

 

 

 

私 「老後、冬が来るたび右ひざが痛くなっちゃうような、古傷になったらどうしよぉ~」

 

 

 

と膝をさすりながらつぶやいたところ、夫やっちゃんは一言。

 

 

 

「むしろ心配なのは心の傷のほう・・・」

 

 

 

 

はい。

中国のトイレで転んだという黒歴史。 

膝の痛みが癒えた今も、立派な心の傷となって残っています。

(でもでも、真新しいトイレやったし・・・ ← 自分に言い聞かせる)