Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

お風呂屋さんの音響はヨーロッパ?

2006年12月03日 21時42分35秒 | Weblog
行ってきました。お風呂屋さんでのコンサート。残念ながらお客さんは少なかったのですが、それでも1時間弱のコンサート&歌声を赤いおべべきて歌ってきました。今回はお風呂屋さんの脱衣所ということで、設備は望めません。コンサートはアカペラ。歌声はキーボードのみという条件。だから曲目にも制限がでます。お客さまにお手拍子で打ってもらって、「おてもやん」や「最上川舟歌」など8曲を歌いました。で、さすがあの天井の高さですから、その残響はヨーロッパの教会なみです。軽く歌っても響きます。意外と歌いやすいのに驚きです。大抵のお風呂屋さんは午後3時とか4時からの営業なので、その前に今回のようにコンサートやイベントを組み込んでいけたら面白いと思います。でも集客はこれからの課題。事務所のみなさんにがんばってもらわねばなりません。あとはアカペラでなかったらもう少し歌いたいものを幅広く聞いていもらえるにと思うと、ちょっと残念です。それもこれからの課題でしょうか。

このコンサートはもう一回12月17日(日)にもあります。
四条畷市の皆様温泉。170号線沿い。四条畷の駅から徒歩10分ってところでしょうか。お風呂と飲み物とコンサート&歌声で1500円です。今日来ていた子供さんは、初めて?のお風呂に興奮していましたし、とてもよろこんでいました。どうぞみなさんもご来場ください。この日は私もお風呂に入ります。(なんども書きますが、もちろん女湯です!)

ところで、スタッフの方とお風呂屋さんを後にして、喫茶店でお茶を飲み、駅で別れて星田に到着したんですが、定期がない。あれ?いつものことだ、どこにしまったんだろうって探したんですが、ない。四条畷で定期の取り忘れないですかと、電話で問い合わせてもらったがない。しかたないので、一度荷物だけ置きに家に帰り、すぐに四条畷にとんぼ返り。トイレまで探したけどなかったので、また星田に帰る。そこで遺失物届けの書き方を教えてもらおうと、電話を置いたばかりの駅員さんに書き方を教わる。(ここで気がつけ!駅員さんよ。)そうしたら携帯が鳴り、いきなり津田駅から電話。「定期預かってます。」星田の駅員さんに事情を話し津田駅に行こうとすると、「あなた、はに~さん?なんだ~今かかってた電話、定期預かってるので連絡するから電話番号教えて欲しいっていう電話だったんですよ~。あなたでしたか。」だって。ため息まじりにお礼を言い、あわてて階段をかけ上がりホームに停車中の普通に乗ろうとするが、間に合わず。15分待って津田駅へ。そんなこんなして、結局家に本当に帰ったのは午後7時30分。四条畷5時だったから、2時間半定期求めてさまよっていたことに。あ~疲れた。

夜はとりあえず一人で打ち上げ。古畑任三郎のビデオみながらごはんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教科書

2006年12月02日 23時15分18秒 | Weblog
今、女声合唱のサークルで山田耕筰の作品をやっています。私がリサイタルで歌ったような曲を、3部で合唱できるように編曲してあるものです。で、今日、ある団員さんが、「かやの木山の」が昔の教科書に載っていたので、と持ってこられました。なんと!昭和28年の高校音楽の教科書!定価40円と書いてあります。これはレアものです。その中でちょっと写真では見づらいと思いますが、マダムバタフライの舞台写真がありました。昭和28年に掲載されているということは、それ以前の舞台の写真でしょう?う~ん感動です。衣装もステキだし、舞台の感じも、(鳥居なんかがあるので、1幕の結婚式のシーンだと思います)当時こんな舞台ができていたんだと思うとすごいなぁと思いました。衣装の雰囲気だと海外での公演ではなく、日本の舞台だと思います。で、お年を召した団員さんたちによると、戦後すぐは舞台に鳥居とか出せない雰囲気があったので、もしかしたら戦前はなやかな時代のものかもしれないという意見もありました。それならなおさらすごいです。個人的に古いものにはあまり興味がないのですが、今日は昔の人が丁寧に舞台背景を作っていたことにとても感動し驚きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

付点四分音符がわからない?

2006年12月01日 22時47分37秒 | Weblog
実は昨日の夜、いいえ昼くらいからず~~~っと、なんで歌ってるんだろう?なにをしたくて歌ってるんだろう?歌ってどうなりたいんだろう?とドツボにはまってしまい、ほぼ一日考えてしまいました。その間荷物を取りに来てくれたり、掃除をしたり普段の生活はしてるんですが、頭の中は「なんで?」ばっかり。

夜になっても収まらず、そのまま寝ました。そして二つの夢をみました。
一つは両親を連れてフォルクスオパーでこうもりを観ている夢。でも二幕(一番おもしろいのに!)の前に、父が途中で席を立ってしまい(わからんから)あわてて後を追いかけてる。

そしてもう一つは、ここ何年も歌ってない、そしてその存在さえ忘れていたモーツァルトの「夕べのなんとか」どう訳すのかも忘れている。Abendempfindungという曲が、パーフェクトに頭の中を流れている。それも丸ごと1曲。
誰かわかんないけど、本当にパーフェクトに歌ってるのだ!決して私の声ではない。女性か男性かも思い出せない。でもその流れとリズムが完璧なの。今朝、目が覚めたときに、全部歌詞思い出せたくらいだから、本当に丸々1曲演奏してた。本当に不思議だった。だって15年歌ってないし、楽譜も見てないので、最初の一声しか思い出せないのがあたりまえの曲なので。

で、今日練習に行く時に、これは何かの啓示だろうと思い、モーツァルトの楽譜を持っていった。ほんと久しぶり。あまりに難しいし、私の声には向いていないと思っているので、もうモーツァルトを歌うことはないだろうなぁと思っていたんです。だから本当に楽譜を開くのは恐ろしかった。難しいんですよぉ~。

で、練習してみた。夢の中の人のように歌えるのかどうか?歌えない。2分の2拍子の二拍子感が流れない。付点4分音符が邪魔して、後ろの八分音符が遅れる。そうすると次の頭がまた遅れる。そして気分よく初心者の歌い方になっていく。1時間もがいてだめでした。もともとこの曲、好きだったんですが、ぜんぜん下手だったので使い物にならなかったんです。そう簡単にはいきません。

で、家に帰ってからも、「いちと~に~と~」と数えてみたり、指揮をふって歌ってみたり、いろいろするんだけど、どうも決まらない。付点4分音符の定義まで、わからなくなってきて、頭こんがらがってやめました。

それにしても、いったいなんだったのか?あれは誰の声だったのか?天使?のような気もするが、それより、なにより、できないのが悔しい!なんで~!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする