Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

キーボードが・・・

2006年12月13日 22時09分08秒 | Weblog
今朝なにげなくパソコンを使っていると、なんだかキーボードのG(ジー)の文字が浮いている。ん?よく見るともげていた。あわててパソコンの会社に電話したら、買ったお店を通してくださいといわれたので、買ったヨドバシに電話した。そうすると入院しなければならないらしい。文字一つで入院?そんな・・・ということで明日の夜はまだ大丈夫ですが、金曜日からいったん「はにゅうす」もお休みになります。何日くらいかは未定ですが、できれば年末に間に合いたいと思ってはいますが、もっていってみないとわからないので、その時はすみません。

さて写真はたいちくん。こちらはガビガビの鼻くそつけて元気に遊んでます。今日髪の毛を切ったので、ちょっとお笑い系になってしまいました。最近はよく歩くので、(歩くだけで楽しんでます)立ち上がって甘えたポーズの時は、手をつないで歩きましょうという意味のようで、指一本出すとそれをつかんで家の中ぐるぐる歩きます。雨だったので運動不足なのか、歩く歩く!その上最近重いので、だっこも一苦労です。今日は妹の旦那に「いままでは大丈夫だったけど、もうそろそろ、その柵を乗り越えて、頭から落ちるようになるから気をつけてね。」と注意したその10分後に、初めて柵越えで落ちました。幸いにも策にひっかかって宙ぶらりんのところで間一髪セーフだったのですが、もう一歩助けるのが遅かったら、頭かズドンでしたね。危ない危ない。目が離せません。
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途中退場

2006年12月13日 00時20分22秒 | Weblog
イタリアミラノでアイーダの相手役のとっても有名なテノール歌手が、アリアの後、野次を飛ばされ、そのまま怒って退場、代役がすぐに出演したけど、衣装がなかったのでジーンズだった。というニュースが出ていました。

イタリアではいまだにトマトが飛び交うと聞いておりますが、実際のところはどうなんでしょうね。それにしても、野次一つで途中退場してしまうのは、プライドが高いというか、勇気があるというか、お客さんかわいそうというか、代役にはすごいチャンスになるというか、とっても複雑です。

オペラは、イタリアやもちろんウィーンでもまさしく芸能界なので、ファンの熱狂ぶりはとても激しいのです。何十年と立ち見に通い、毎回の批評をノートにつけているおばさんや、ドアマンと親しくなりすぎてマイ立ち見シートを持っているようなおじさんもいます。毎回楽屋口で歌手がでてくるのを待っているような若いファンも多いです。熱狂的ということは、反面、気に入らない時は、平気でブーイングもします。私もウィーン時代はなんどか床を蹴ってブーブー言ってました。
しかし大抵の場合は、ブラボーとブーイングの両方がまざるので、まさか退場する歌手はいませんでしたが、そこまでやってしまったのですから、よっぽどひどい野次か、歌手の機嫌が悪かったか・・・ミラノでも前代未聞だそうです。

野次での退場ではありませんが、ヨーロッパは病気でキャンセルはあたりまえで、調子が悪いのに舞台に出て、ひどい演奏をしてしまうのは命取りになります。それならキャンセルしてしまったほうが、いいのです。開演前、幕の前におじさんが出てきたら誰かがキャンセルしたということ。「今日は○○さんが病気でキャンセルしましたので、代役は△△さんです。」という肉声だけの報告を聞き逃さないように客席が一瞬静かになっていたのをなつかしく思い出しました。
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