Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

今日のお式

2006年12月11日 00時01分34秒 | Weblog
今日はいつもと違う式場ですごい数の結婚式で歌ってきました。何年かに1回くらい、こういう朝から夕方まで30分刻みにというのにあたります。例えば9時半・10時・10時半というふうに進みます。こんなに多いのはなんと10年ぶりくらいです。歌は合計すると30回ほど歌ったかと思います。

そんな中で、今日のどたばたをご紹介しましょう。

その1:赤ちゃんを連れたご親族。赤ちゃんといっても1歳半くらいのお子さん。たいちくんも持っている、ストロー付きのマグカップ。お茶を飲んでいるのはいいんだけど、その後抱っこされたまま手だけひっくり返っていて、ストローからお茶がトロトロ流れている。おかあさんはマグがからっぽになるまで気がつかなかった。床は水たまり状態です。

その2:結婚証書にサインした新郎、方向転換をがんばりすぎて?そのままみんなの前ですってんころりん転びそうに・・・ここでし~んとなってしまったら怖いのですが、日ごろの彼の性格がよかったのでしょう、両家そろって大笑いになりましたので、こちらはほっと一安心。

その3:ライスシャワーってご存知ですか?子孫繁栄の意味もこめて、新郎新婦退場の時に、みんなで振りかけるアレです。場合によってはキャンディーだったり、鈴だったり、お花だったりしますが、ここは米なんです。すると・・・そのライスを虎視眈々と狙っているやからがいます。カラスです。結婚式場にカラスは似合わないので、お掃除おばさんは必死にお片づけを始めます。すごい戦いです。

その4:どたばたの合間に、お昼ご飯を食べるわけですが、その間わずか20分ほど。でもここは控え室にキッチンがあって、恵まれているほう。熱いお茶を入れて、ほおばるおにぎりが嬉しい。そして今日はあるメンバーさんがケーキを差し入れてくださった。次のわずかな隙間に手づかみで。おかげで最後まで体力負けしなかった。助かった。

そんなこんなでいろいろありましたが、それでも大きな事故はなく、無難にいったほうだと思います。これ以外にも最近の結婚式はどんどん多様化していて、それでも今日の式場はまだコンサバティブな方だと思いますが、リングピローは持込か否か?リングボーイやベールガールがつくのか?ご両親はおそろいか?など一つ一つ気が抜けません。

そして今日の式場、なによりも困ったのは、トイレがお客様と共有なんです。それも1つしかない。だから式の合間の、それもお客様のいない時間帯を狙ってしかトイレに入れないので、緊張するとすぐ行きたくなる私は、いつも以上に緊張していたのでした。(終わってほっとしています)


コメント
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