昨日面白い記事があったので、フェイスブックには書いたのですが、最近ドイツ語がプチブームだそうです。
それも、若い人たちに。
今まで、ドイツ語を勉強したいと、私のところへやってきたのは、みなさん御年輩の方ばかり。
「大昔に取った杵柄」または「旅行で話したい」または「昔住んでたので、さびさせたくない。」のどれかでした。中には「お菓子のパッケージを読みたい」もありましたが。
ところが今、「進撃の巨人」とかいうマンガや映画に出てくる登場人物がドイツ語の名前だったりすることもあって、ドイツ語がプチブームだそうです。
日独協会主催の「中二病で学ぶドイツ語」という講座があり、申し込みが殺到し、別会場に変更になったという嬉しい悲鳴が聞こえてきています。
でも、「中二病」って何? それがなぜ「ドイツ語」?と思いませんか?
もう、私など完全に昭和な人間ですから、さっぱり意味がわかりません。
昨日の記事も、各都道府県をドイツ語に直しているとかでした。奈良はAllesguteでした。
また、誰かのツイッターには、『ボールペンってドイツ語でクーゲルシュライバーだって、かっこいいよな』だとか『深紅がどうしてプルプルっていうの?』だとかおもしろいことが書いてあります。
発音が、おもしろかったり、かっこいいんですよね、きっと。
それが、若い人、特に中二病?って言われる人たちに響くんですかね?
考えてみれば、私たちが若い頃も、登場人物がドイツ語っぽいことがよくありました。
そこに、憧れをもつこともありました。
少しでもドイツ語人口が増えることを祈ります。
そして、それを入り口に、ドイツ・オーストリアへの旅行者も増え、音楽を聴く人が増え、
そして、来年、ウィーンのフォルクスオーパーが来るんですが、なぜか東京だけなのが、
いつか、また、大阪や京都にまで来てくれるくらい、ドイツ語もクラシック音楽も人口が増えることを祈るばかりです。
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