山

例えば、車は「乗用車・バス・タクシー・トラック」くらいの区別しかできません。

あとは色だけ。

なので、待ち合わせに「トヨタの〇〇だから」と言われても、まったくわかりません。

 

同じように、仕事なのに♪や記号もよくわかりません。

全休符と二分休符の違いを認識できるようになったのは、30をすぎてからです。

誰かに「全休符は重いので下向き。二分休符は軽いので上向き」と言ってもらって初めて区別ができるようになりました。

 

今、ピアノのお稽古も毎日30分だけやっていますが、32分音符は歌ではほとんど出てこないので、

16分音符との区別にてこずっています。

 

同じように、山は高いか低いか、尖っているか、丸いかしか区別できません。

念の為に書いておきますが、私が毎回「立山が～」「立山連峰が～」と言っているのは、

「住んでいる場所から見える山は、すべて立山だと言っておけば大丈夫だろう」と思っているからであって、決して立山連峰そのものを指すのではないということをご理解ください。

なぜなら、今日判明しましたが、ここから「白馬」も見えるそうです。

しかし、私にその区別はできないので、何を見ても「立山」になります。

 

詳しくないというのはそういうことです。小さい子にとって、シェパードも、ラブラドールも、スピッツも、プードルも全部「わんわん」なのです。そういう区別しかできないものが、たくさんあります。

同じから揚げでも、

ヴィーナーシュニッツェル（子牛のカツレツ）・コルドンブルー（鶏にハムとチーズのカツレツ）・ゲバッケネゲミューゼ（野菜のから揚げ）・ゲバッケネエンメンターラ―（エメンタールチーズのカツレツ）は、見ただけすぐわかるんですけど・・・

 

今日の立山は曇りということもあって、すごく近くに見えました。