Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

本当の音楽VSテアター

2010年05月08日 23時06分51秒 | Weblog
今日は師匠の演奏会。本当に素晴らしかった!日本での復活第1日目になる演奏会ですが、ここ数年のブランクを感じさせない精神の若さを感じました。ベートーヴェンの7番は、最近とある映画(そう私がこの前見たあれです)でもよく演奏されるのですが、全く違う。ベートーヴェンの精神が音楽に乗って噴き出しているかのようでした。素晴らしかったです。千秋さま~なんていってた自分が恥ずかしい。

オーケストラのみなさんも指揮者が何を望んでいるか、しっかり受け答えをしながら、それぞれの音楽をちゃんと表現している上に、ちゃんとまとまっているという、とてもいい形でした。

しかし映画が、今日の題名「VSテアター」という意味ではありません。今日の演奏会の中で、若干1名、テアターをやっていた人あり。ドイツ語の分かるひとはこのテアターの意味が分かると思いますが、知らない人は今度私の顔をみたら聞いてください。音楽を作らず、何をやっているんだろうって思ってしまいました。

終ってから楽屋へ行って、23日のレッスンよろしくお願いしますとご挨拶してきました。その時、一緒に行った生徒のきねちゃんが、「はに~の弟子です。」って自己紹介したら、はじめましても、ありがとうもなく、即「楽譜読みなさい。」が返事でした。耳痛い。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする