Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

眠れませんでした

2006年07月23日 22時06分08秒 | Weblog
昨日帰りに「次回もする」という話になり、
今年の秋にまた来ていただけることになりました。
「来て頂ける」なんて敬語は一回も使ってないけど・・・
なにしろ「師匠」と呼ぶのは、都合のいい時だけなので。

さて、案の定、布団に入っても、やはり興奮状態で、
頭の中は、なぜか次回に見ていただく約束をしたモーツァルトの合唱曲が
頭の中をぐるぐる、ぐるぐる。

今年の師匠の演奏会は11月1日。オール・モーツァルトプログラム。
「私たちも11月にモーツァルトの合唱歌うんです。」という話から
見ていただける運びとなった・・・と思うんだけど・・・あまり自信はない。

確認しようとさっき電話したけど、出ない。

でもそれがもし本当だったら、シュリッテのみなさんにとって
すごく力になると思います。いいレッスンが受けられるように、
昨日の私のようにゲホゲホにならないように、努力しましょう。
眠れなかったけど、一日頭の中を音楽が巡っていたので
なぜかとっても元気でした。
でも今日はゆっくり寝ます。


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レッスン終わりました

2006年07月23日 00時22分11秒 | Weblog
師匠の抜井さんのレッスン日でございました。
もちろん声は情けないほどがらがら。
話し声を一声聞いて「風邪ひいてるの?」
ありぁ、ばれたか・・・
それでも、「調子が悪い時にどれだけ歌えるかが、君の実力だから。」
と昔から言われ続けていたので、キャンセルできず、歌いましたがな。
約2時間。計7曲。最後は自分でギブアップしました。
私にとっての師匠のレッスンは、この部分をどう歌うか?ではなく、
自分のレッスンで言われたことと、
他の人のレッスンも見て、今自分の歌の中でなまっているのはここかぁ。
と気が付くこと。
気が付けば、あとはトレーニング方法はわかっているので、
それをすればよし。

例えばね、「枝毛とって。」といわれても最初はわからないんだけど、
「これが枝毛。ほら二つに分かれてるでしょう。」と実物を見せてもらえれば
あ~っと理解できる。(でも枝毛が認識できるまでに3年かかってるんだけど)
あとは見逃さずにどんどん枝毛をハサミで切る。
だから、ここのパッセージがどうこうではなくって、
今、見る目がなまって見逃している枝毛を「ほら、これが枝毛だ!思い出したか?」と
再確認するような感じです。


もう一つは、どうしても10年日本にいると、耳と身体の中の感覚
(特にリズム感や音楽の湧き上がり方?という言い方が正しいかどうかはわからないけど)
が鈍ってくる。それをマジかに感じて修正すること。
最後のベートーベンのピアノの頃には、感覚戻ってました。

だから今夜中ですけど、めっちゃ元気です。
リサイタルの後の二の舞にならないように、早く寝るつもりですが・・・

それにしても今年でウィーンにいって29年目だそう。
たかだか7年行って、帰って10年もたってれば、追いつこうたって無理な話。
それでも自分の中で何か伸ばしたいし、膨らませたい。
そう思った数時間でございました。
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