Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

季節

2009-02-07 | 想い・雑感
冬に林の中に分け入ると
広葉樹が葉を落とし
風通しが良い

土壌は冷たい光を受け
時に雪や霜 氷にさらされ
喝を入れられる

暖かな空気が流れ込む季節になると
この林の中に
一気に命のざわめきが
にぎやかに聞こえだすのだろう

冬という季節があるから
命も輝くのだろう

肺炎

2009-02-07 | 想い・雑感
先日亡くなった30代の女性タレントの死因が肺炎と報じられていた
日本における死因の中でも肺炎は癌 脳血管障害 心血管障害などに続き第4位
特に高齢者にとってはなかなか頻度の高い死因となる

このタレントの方の場合はまだ若いので
無理などが堪えてよほど体力が落ちていたのでしょうが
若さゆえにこれくらい大丈夫と頑張ってしまったのでしょうね
ご冥福をお祈りいたします

ところで肺炎と聞くと
ゴホゴホ咳や痰が出て
高い熱が出る
と思っていませんか
確かにそのような症状が出ることが多いのですが
咳や痰が出ず 熱も大したことがないのに
レントゲン写真を撮ってびっくり
というような肺炎もあります
そして後になって急速に状態が悪くなり手遅れになることも

きつくてもちょっと我慢して病院には行かない
という人が昨今は多いでしょうけれど
体あっての人生
自分の体を見つめて
気になることがあれば早めに検査をしたほうが良いと思います

高齢の方のほうが重症化しやすいですが
若い方もあまりご自身の体力を過信しないようにしてください

研修医制度

2009-02-05 | 想い・雑感

5年ほど前に導入された新研修医制度の手直し議論が盛んだ
厚労省が頭の中だけで議論を組み立てた弊害が出ている部分は
現場を見てしっかりと見直してもらいたいと思う

現場の混乱を招くばかりに見える
昨今の朝令暮改ならぬ
朝礼朝改的制度見直しではなく
きちっと目指すところとその方法を組み立ててほしい

風評を真に受けてとやかく言うのではなく
実際の現場を見て判断してもらう必要がある

例えば
「研修医が自分で診療科目を希望できるようになり比較的きついと言われる診療科目を選ばなくなった。」
などということを平気で言う輩がいるが
研修医諸君の若さと気概を みくびってる

今でもやりがいを求めて産科医や小児科医 外科医を目指す若者はいるし
昔だってきつい職場は遠慮しますという人間もいた
ただきついところを選ぶのがえらいわけでもなんでもないわけで
今も昔も自分がやってみたい
ここが自分に合っている
と思うところを選択しているわけである

医師不足を若者の覇気のなさに求めるような議論は
システムの不備の言い逃れに過ぎないし
認識の誤りに過ぎない

立春

2009-02-04 | 

先日近隣の滝を見に行った
バイクを降りて30~40分歩いて到着
七重の滝という名前から
多段の滝を一望できるものと想像していたら
一の滝が現れた
その上を見るためにはどうやら急登坂をよじ登る必要がある様子
足元がおぼつかないので今回はこれまで

滝までの往復の道すがら
寒さの中にもどこか暖かさを感じ取っているのか
つぼみの中に小さい薄桃色の花弁をつけた木がある

確実に時は流れ 季節は巡っている

今日から立春
このブログのお陰で
無意識に通り過ぎてしまいそうな
季節の移ろいを意識化することができる

2009-02-03 | 想い・雑感
「金輪際お前とは身内でもなんでもない!」

なんてことで縁を切る切らないというようなことが
今日も日本のどこかで起きていることでしょう

でも
縁が切れるか切れないか
人間が思うようにはならないわけで
縁がある人同士はどこまでいっても縁がある
腐れ縁というやつでしょうか

アルコール中毒の方なども入院している病院から
食道がんの方が紹介されてきた
本人とその病院の看護師とで外来に来られた

病気の種類および程度と治療方法の選択肢を説明したが
入院後にご家族と一緒にもう一度詳しく説明しますと申し上げると
身内とは縁を切り(切られ?)まったく行き来がないとのこと

一応連絡を取るとのことでしたが
この世での縁が本当に切れたのかどうか
さてさてどうなりますか

金馬師匠

2009-02-01 | 想い・雑感
以前活躍していた落語家で
最近見ないなぁなんて思っていますと
亡くなっていた
というようなことが多いのですが

今日は懐かしい顔をテレビで見ることができました

三遊亭金馬

私が子供のころは
よくテレビに出ていましたが
この頃はとんと見なかったので
いきなりの遭遇にちょっとびっくり

おそらく寄席で活躍されているのでしょうね

地方にいると
テレビに出ない方は
見る機会がなく
いないのと同じになってしまうのですが

落語家なら
テレビより
寄席や独演会で精を出すのが
本筋なのでしょう

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図書館と落語の日々