明日の午後、下村氏が衆院政倫審で弁明する。
先日の参院政倫審における3人の弁明は
よどみなく見事であった。
「まあ」「え~」「え~と」などのフィラ表現
を多用する人の話は聞きづらくて嫌いなので
彼らの能弁ぶりにさすが政治家と感心した。
でも、ことに世耕氏の答弁は「知らない」
「聞いていない」「関わっていない」の
「ないない尽くし」で誠実さがなかった。
言葉の力は能弁ではなく説得力である。
橋本聖子氏は「辞職も考えたが踏みとどまった」
と弁明した。
彼女は5期ほぼ30年参議院議員である。
裏金も最高に多い。
東京オリンピック担当大臣であったが
オリンピック自体が金銭にまつわる疑惑に
塗れた。
彼女も同じく報道されるまで何も
知らなかったと弁明した。
下村氏は文科大臣でもあったし、学習塾経営者
でもあったらしい。
教育に携わる人がまさか「嘘八百」は並べない
だろうけれど?
安倍派の重鎮の1人であったからやはり同じ
弁明になる恐れはある。
何でもかんでも「やばい」で片づける
現代の用法に「とてもやばく」感じている。