今月24日から京都市美術館で「フェルメールとレンブラント展」が始まった。
フェルメールの「水差しを持つ女」はメトロポリタン美術館で観たけれど、この美術館
はとても大きくてほかの作品にも気を取られて、この作品をはっきり記憶していない。
数少ないフェルメールの作品もありがたいことに近頃は毎年のように日本に来る。
日本に来たものはすべて観に行った。
今回も京都まで行こうと思っているけれど、この紅葉の季節の京都のホテルは予約が
とりにくくそのうえ高い。せっかくだからどこか空いていそうなところの紅葉も
鑑賞してきたいのだけれど。
今日、もう「喪中につき・・」と欠礼のはがきが届いた。彼のお義母さんは確か
100歳を越していた。女医さんだった。しかし晩年はみていられない姿だったと
いう。妻と二人でお風呂に入れるのが大変な仕事だったようだ。
老いるのは辛い。人に迷惑をかける。でも、誰もが健康老人でいられるわけではない。
今は老人施設で週3日ほど勤務しています。
彼は「見舞いに家族が来ない、まして嫁はさっぱり来ない」と言っています。
こういう話は辛いですね。
真剣にこれからのことを考えねばならない時がとっくに
きているのですが、40代のころは老人ホームに入ろうと会員になったほどですのに、今となって「何とかなるさ」と思っています。何ともならないことは分かっていますけれど。
きっと逃げているのでしょう。差し迫った問題ですのに。
駄目ですね。
今の時代子供に面倒看て貰うなど考える方が間違っています。
身体が不自由になった時どうするか、どの様な老後(介護)保障があるか、今の内から知識を入れておいた方が良いと思います。
今の日本では、最低年金老人にも手厚く設計された介護が保障がされています。
知識がないと折角の保障を逃し兼ねます。
その結果、精神的な苦痛に耐えなければならないことになります。
自分でしっかりした将来像を持ち、その準備と心構えをしておくことが子供に迷惑を掛けないことにもなると思います。
それが親の義務だとわたしは思っています。
最も、それなりの財力がある人は別ですが。
こういった国の姿勢が将来も変わらぬよう、経済の舵取りをしっかり推し進めてほしいものですね。