秋祭りーお浜入りⅧ

【秋祭りーお浜入り】

三体の「お神輿」が全力で「お借り屋」の回りを三周します。

重い「神輿」を担いでの全力疾走。

全員の息が合わなければ・・・「神輿」の担い棒が肩の上で踊って、
大きなハンマーで肩を叩かれ続けられるような気がします。

あちらこちらからからは・・・お賽銭が飛びかよい、

「神輿」担ぎの顔に当たることも多々あり、
「牛鬼」の担ぎ手ほどではありませんが、大変な役割です。

秋祭り-お浜入りⅦ

【秋祭り-お浜入り】

いよいよ「お浜入り」の時がやってきました。

「牛鬼」が「神輿」の行く道筋を払って、
「お借り屋（神輿が休まれる所）」の回りを三周しています。

観客の人々は、手にお賽銭を握りしめ、

春日神社からお降りになった「ご神体」に向かって、
いくつもの祈りを祈願するところです。

秋祭りーお浜入りⅥ

【秋祭りーお浜入り】

各「練り」が終わるまでの時間を、
「宮ガラス」の家に「牛鬼」の駕籠を据えて、
一時の休息を取っている「牛鬼」の担ぎ手のようすです。

まだまだ・・・元気な様子ですが、

今日一日、重たい「牛鬼」の駕籠を担いで、

集落にいる悪霊を払い除けなければ・・・

何時しか担い棒を担いでいる肩が腫れあがり、
足が引きつけを起こして・・・苦痛の顔にゆがんで行くことでしょう。