デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

ロイヤルコペンハーゲンと和食器

2008-10-09 02:22:24 | デンマークの家具・物・たべもの
 デンマークの食器といえば、もちろんロイヤルコペンハーゲンです。コペンハーゲンの本店に行くと、日本人遭遇率がぐっと上がるという、日本人も大好きな食器のメーカーです。私達も結婚したころ、今よりも経済的にもう少しゆとりがあり、まとめて購入しました。といっても、そんなに持っているわけではありませんが、ケーキ皿、コーヒーカップ、ティーポット、ミルクとシュガー入れ、大き目のボウル、とても大きな楕円形の皿などを持っています。

 昔、洋食器に興味を持ち出したころ、いろいろと見比べていたのですが、個々には素敵なものがたくさんあるにせよ、メーカー全体として一番好きだと思ったのが、ロイヤルコペンハーゲンでした。まさかそのデンマークの人と結婚するとは夢にも思っていませんでしたが、夫と結婚してロイヤルコペンハーゲンで一緒に買い物をしたときには、なんだか不思議な縁を感じたことを覚えています。

 デンマークの家具もそうですが、いつも思うのは、デンマークの物がなぜか日本とマッチすることです。根底に同じような木を使った生活があるせいでしょうか、自然との向き合い方が似ているのでしょうか、または、どこかいつもシンプルさを求める美的感覚が近いのかもしれません。

 そして、今回デンマークに行ってみて、空前の日本食ブームに驚き、その料理本の数の多さに驚きました。そういった本を見ていてすごく思ったのは、ロイヤルコペンハーゲンと和食器が見事に調和することでした。例えば日本の深い色をした木の汁椀と黒に近いこげ茶の箸、そしてロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドのブルーを上手にあわせると、ものすごく洗練されたテーブルとなります。我が家でもいつも食器はいろいろとミックスしているのですが、このロイヤルコペンハーゲンを中心にして、他の食器を合わせていくコーディネイトが私は一番好きで、いろいろと試してみています。が、一般の家庭では収納にすぐ限界があるので、食器の数が限られ、思うように行かないのが残念ですが・・・。

 ただ私は日本の食器では粉引などが好きで、これとロイヤルコペンハーゲンがいまひとつ合わないのが残念です。よくフリーマーケットで見る、厚手の昔のロイヤルコペンハーゲンだったら合うかな?と思ったので、来年、デンマークに行ったら少し買ってみるかもしれません。

 とにかくこのデンマークの食器と日本の食器のミックス、我が家の国籍ミックス家族にはぴったりな気がして、これからもその組み合わせ方を我が家のオリジナルにしていきたいなと思っています。たまに、日本の行事のときにはがらりと変えて、日本のより鮮やかな色合いの食器でコーディネイトするのも、また気分が変わって楽しいものでもあります。が、こうして、普段の日やデンマークの行事のときにはロイヤルコペンハーゲンを中心に、その日の気分でミックス・コーディネイトを楽しんでいます。


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