卒業論文のために少々本が必要であり、今回の旅行の目的のひとつが本屋めぐりでした。が、本屋さんに行ってみて気づいたのが、「自分で本が探せない・・・!」。デンマーク語力が限りなくゼロに近い私、辞書を持っていけば探せるけれど、それにはあまりに時間がかかりすぎるので、やむなくここは100歩譲って夫に頼むことになりました。
でもそれが意外と楽しい時間となりました。何も予定のないある日の朝、インターネット環境がないので、夫が古典的に電話帳でコペンハーゲンの本屋さんを調べました。地図上でマーキングして、いざ出発。チボリと聖母教会Vor Frue Kirkeの間にも本屋さんや古本屋さんが何軒もあるエリアです。
新聞社のポリチケン社のビルに併設された本屋さん。さすが新聞社というような豊富な本、政治経済関係も充実、またポリチケンから出版されたさまざまな本が揃っています。古本屋さんも何軒か初めて入りました。ちょっとそこは神保町の古本屋の香りのする、比較的新しい本からやや黄ばんだ古い本まで所狭しと積まれてある感じでした。大学生がテキストとして使った本とおぼしいものにはたくさんの書き込みがあったりして、タイムスリップしてしまうような本屋さんでした。中にはスピリチュアル専門の本屋さんや、地図専門の本屋さん、ちょっと別のところでしたが、お料理専門の本やさんなどもあったりして、面白かったです。中でも私が気に入ったのが、ATHENEUM BOGHANDEL(Norregade 6,http://www.atheneum.dk/)です。そんなに大きくはないのですが、ベストセラーだけでなく意外といろいろな本がぎっしり詰まっていて、いろいろな世界を紹介してくれるタイプの本屋さんのように見えました。デンマーク語ができたらどんなに楽しいかと思わせてくれる本屋です。
聖母教会近くにあるブックカフェ。
ちょっとNYっぽい。
また毎回フリーマーケットにも行くのですが、今回はそこでも古い本をいろいろ見てみました。なかなかこれと思う本は見つかりませんでしたが、今回の掘り出し物は辞書!現在出ているGyldendal社のものはとても重く、持ち運びにすごく不便です。が、フリマで発見した78年のものは、サイズも厚みも今のよりも全然こじんまりとしており、重くありません。しかも値段は20クローナ(450円)!まあ、言葉は変わるものとはいえ、基本的な言葉まで変わらないでしょうから、少々古くても大丈夫でしょう。
旅行で行ったスケーエンでも本屋さんへ。また今度書きたいと思っていますが、スケーエンの面白い地形について私達はとても興味を持ちました。そして地元のスケーエンだからこそ、そういう関係の本が豊富に揃っていて、その地方地方の本屋さんも楽しいものだなと思いました。
スケーエンでは泊まったAlbeakという町に、大きな倉庫を使った無人の古本屋さんを発見しました。すごくかわいい倉庫で、大まかに本の値段が決められており、小さな金庫にお金を入れて置くようになっています。そこで見つけたのが1800年代の本数冊。1930年代だったかの風刺画の本などもあったりして、よく意味はわからないけれど、面白かったり。なんだか意外とすごい本がある、不思議な本屋でした。そこでも「デンマークはこうやってできている」という小・中学生向けくらいの写真入の本や(子どもと私のため)、教会の空から撮影した写真集なんぞを夫が気に入って購入しましたが。
Albaekの海のすぐ近くにある自由な雰囲気をかもし出す古本屋さん
そして日本に帰る間際になり、友人が紹介してくれた、まさに今の私に必要なのはこれでしょ!という本2冊。もう本当に帰国が迫っていたので、無理やりお願いして、その本を譲ってもらったのでした。彼女によるとデンマークでは本はインターネットで検索して買うことが多いとか・・・。なんだ、そうだったのね。もっと早くそうと知っていれば、もっと手っ取り早く必要な本にたどりついたのかもしれません。
まあ、でも夫との本の探検は意外とわくわく楽しかったので、よしとしましょう。ネットもよいけれど、あれやこれやパラパラとページをめくる楽しみは、やはり本屋さんならではのものですものね。夫も最近歴史などに興味を持っていて、とても楽しかったようです。そして2人で子ども達のためのよさそうな本を見つけたりすると、大喜びしたりしていました。
しかし悔しいのは、私のためと思って買ってきた本を、夫がさっさと読み始めていること。面白い、面白いと笑顔で言いつつ、どんどん読み進めていく夫を横目に、デンマーク人はデンマーク語ができるからいいわよね、と妙な嫉妬が広がっていくのでした・・・。
でもそれが意外と楽しい時間となりました。何も予定のないある日の朝、インターネット環境がないので、夫が古典的に電話帳でコペンハーゲンの本屋さんを調べました。地図上でマーキングして、いざ出発。チボリと聖母教会Vor Frue Kirkeの間にも本屋さんや古本屋さんが何軒もあるエリアです。
新聞社のポリチケン社のビルに併設された本屋さん。さすが新聞社というような豊富な本、政治経済関係も充実、またポリチケンから出版されたさまざまな本が揃っています。古本屋さんも何軒か初めて入りました。ちょっとそこは神保町の古本屋の香りのする、比較的新しい本からやや黄ばんだ古い本まで所狭しと積まれてある感じでした。大学生がテキストとして使った本とおぼしいものにはたくさんの書き込みがあったりして、タイムスリップしてしまうような本屋さんでした。中にはスピリチュアル専門の本屋さんや、地図専門の本屋さん、ちょっと別のところでしたが、お料理専門の本やさんなどもあったりして、面白かったです。中でも私が気に入ったのが、ATHENEUM BOGHANDEL(Norregade 6,http://www.atheneum.dk/)です。そんなに大きくはないのですが、ベストセラーだけでなく意外といろいろな本がぎっしり詰まっていて、いろいろな世界を紹介してくれるタイプの本屋さんのように見えました。デンマーク語ができたらどんなに楽しいかと思わせてくれる本屋です。
聖母教会近くにあるブックカフェ。
ちょっとNYっぽい。
また毎回フリーマーケットにも行くのですが、今回はそこでも古い本をいろいろ見てみました。なかなかこれと思う本は見つかりませんでしたが、今回の掘り出し物は辞書!現在出ているGyldendal社のものはとても重く、持ち運びにすごく不便です。が、フリマで発見した78年のものは、サイズも厚みも今のよりも全然こじんまりとしており、重くありません。しかも値段は20クローナ(450円)!まあ、言葉は変わるものとはいえ、基本的な言葉まで変わらないでしょうから、少々古くても大丈夫でしょう。
旅行で行ったスケーエンでも本屋さんへ。また今度書きたいと思っていますが、スケーエンの面白い地形について私達はとても興味を持ちました。そして地元のスケーエンだからこそ、そういう関係の本が豊富に揃っていて、その地方地方の本屋さんも楽しいものだなと思いました。
スケーエンでは泊まったAlbeakという町に、大きな倉庫を使った無人の古本屋さんを発見しました。すごくかわいい倉庫で、大まかに本の値段が決められており、小さな金庫にお金を入れて置くようになっています。そこで見つけたのが1800年代の本数冊。1930年代だったかの風刺画の本などもあったりして、よく意味はわからないけれど、面白かったり。なんだか意外とすごい本がある、不思議な本屋でした。そこでも「デンマークはこうやってできている」という小・中学生向けくらいの写真入の本や(子どもと私のため)、教会の空から撮影した写真集なんぞを夫が気に入って購入しましたが。
Albaekの海のすぐ近くにある自由な雰囲気をかもし出す古本屋さん
そして日本に帰る間際になり、友人が紹介してくれた、まさに今の私に必要なのはこれでしょ!という本2冊。もう本当に帰国が迫っていたので、無理やりお願いして、その本を譲ってもらったのでした。彼女によるとデンマークでは本はインターネットで検索して買うことが多いとか・・・。なんだ、そうだったのね。もっと早くそうと知っていれば、もっと手っ取り早く必要な本にたどりついたのかもしれません。
まあ、でも夫との本の探検は意外とわくわく楽しかったので、よしとしましょう。ネットもよいけれど、あれやこれやパラパラとページをめくる楽しみは、やはり本屋さんならではのものですものね。夫も最近歴史などに興味を持っていて、とても楽しかったようです。そして2人で子ども達のためのよさそうな本を見つけたりすると、大喜びしたりしていました。
しかし悔しいのは、私のためと思って買ってきた本を、夫がさっさと読み始めていること。面白い、面白いと笑顔で言いつつ、どんどん読み進めていく夫を横目に、デンマーク人はデンマーク語ができるからいいわよね、と妙な嫉妬が広がっていくのでした・・・。
わたしは、図書館で借りてきて、一ヶ月保管して気に入ればインターネットで買います。
わたしも、今携わっている研究に関する本を、英語なら研究室にあるけどやはり日本語がいいと、インターネットで買ってしまいましたよ。やはり言語の違いは大きいですね。ただ、中身を見てないで外見だけで判断して買ってしまったので、送ってくるまでドキドキなのですが、、、。
やはり本が高いので、大人も何か読みたいときには借りるという習慣があるようですよね。司書の方が検索の手伝いをしてくれるのはいいですね。日本の司書さんは本のアドバイスなどはしてくれないですが、デンマークの司書はそこまでしてくれるのでしょうか?
その言語の違いは本当に・・・。
外国語で読んである程度理解したとしても、それを本当にちゃんと正しく読めたのかどうかが怪しいときが多いです。