明日から私たち一家は旅行でプーケットに行きます。久しぶりのデンマーク以外の海外です。また戻ってきたら旅行のことなどブログに書きたいと思っています。マグレーテ女王の話が結局書き終わらず心残りですが、また帰ってきたら書きます!
会場に入るとまずはフィンガーフード(1つ、2つつまみましたが、おいしかった!)と赤・白のワイン、お茶がふるわまれました。フレデリック殿下はフランス人で、フランスにワイン農場を持っており、ワインはそこのものでした。夫は赤ワインをいただき、おいしいと言っていました。
会場は広間とでもいうのでしょうか、まさに昔の映画のダンスパーティーに出てくるような、ヨーロッパのお城のような広間で、デンマーク人と日本人が半々くらいだったでしょうか。お互いに顔見知りの人たちは談笑していましたが、私たちは誰も知っている人がいなかったので、2人できょろきょろしてました(笑)。しばらくするとたまたま夫の知り合いがいたので、しばし私たちもお喋り・・・。と、アナウンスが入りましたが、デンマーク語だったので私は理解できませんでしたが、女王に謁見する際の注意事項などがあったようです。
さて、いよいよ女王に謁見ということで、まずは順番に並ぶことになりました。広間を出て、列の後ろのほうに私たちは並びました。なんと挨拶すればいいのやら、英語で挨拶しなくては~と頭の中はぐるぐる考えていましたが、先ほどのアナウンスでは自分の名前とタイトルを言ってから握手するようにということでした。
タイトル? そんなものがない私はなんと言えばいいんだか・・・。夫だってただの会社員でタイトルといってもねぇ。私たちはこそこそ相談していましたが、とにかく前の人に倣うことに。
列は階段を上り、細い通路に出て、そして女王がいらっしゃるお部屋に続いていました。女王は隣にヘンリック殿下、そしてその2人の両脇に2人の日本人が立って挨拶をしているようでした。不覚にもその日本人が常陸宮殿下ご夫妻ということは他の人に聞くまで分からなかった非国民の私でした。
まず常陸宮殿下と礼をしてから、女王の前に進みます。夫は自分の名前を言い、女王と握手、私もそれに倣い名前だけ名乗りました。女王は白いブラウスに青のパンタロンをはき、くつろいだ服装でした。握手はふんわりとほとんど握らない感じの握手でした。目は私とは合わせず・・・。反対に殿下はしっかりと私の目をご覧になり、優しい笑顔でハローと言いながらぎゅっと握手をしてくれました。ヘンリック殿下はデンマークでは女王の影に隠れているようですが、非常に素敵な方に見えました。
それにしてもこういう方々は本当に大変ですよね。こうして知らないたくさんの人と握手をして挨拶をせねばならず、いつも人前を意識しなくてはならない存在ですものね。いろいろな人に話しかけられ、ある程度中立の無難な返答をしなくてはならず、決して誰かの肩を持つような発言をしてはならず、自国にも他国にも気遣いを見せねばならず・・・。日本の皇室の方たちが非常にゆっくりとした話し方をしますが、早口でまくしたてて言ってはまずいことをつい口を滑らせてしまった、なんていう私のような間違いをするわけにはいかないでしょうから、あの速度は自然と身に着けた賢さなのかも、なんてちょっと思ってしまいました。
(その3に続く・・・)
会場は広間とでもいうのでしょうか、まさに昔の映画のダンスパーティーに出てくるような、ヨーロッパのお城のような広間で、デンマーク人と日本人が半々くらいだったでしょうか。お互いに顔見知りの人たちは談笑していましたが、私たちは誰も知っている人がいなかったので、2人できょろきょろしてました(笑)。しばらくするとたまたま夫の知り合いがいたので、しばし私たちもお喋り・・・。と、アナウンスが入りましたが、デンマーク語だったので私は理解できませんでしたが、女王に謁見する際の注意事項などがあったようです。
さて、いよいよ女王に謁見ということで、まずは順番に並ぶことになりました。広間を出て、列の後ろのほうに私たちは並びました。なんと挨拶すればいいのやら、英語で挨拶しなくては~と頭の中はぐるぐる考えていましたが、先ほどのアナウンスでは自分の名前とタイトルを言ってから握手するようにということでした。
タイトル? そんなものがない私はなんと言えばいいんだか・・・。夫だってただの会社員でタイトルといってもねぇ。私たちはこそこそ相談していましたが、とにかく前の人に倣うことに。
列は階段を上り、細い通路に出て、そして女王がいらっしゃるお部屋に続いていました。女王は隣にヘンリック殿下、そしてその2人の両脇に2人の日本人が立って挨拶をしているようでした。不覚にもその日本人が常陸宮殿下ご夫妻ということは他の人に聞くまで分からなかった非国民の私でした。
まず常陸宮殿下と礼をしてから、女王の前に進みます。夫は自分の名前を言い、女王と握手、私もそれに倣い名前だけ名乗りました。女王は白いブラウスに青のパンタロンをはき、くつろいだ服装でした。握手はふんわりとほとんど握らない感じの握手でした。目は私とは合わせず・・・。反対に殿下はしっかりと私の目をご覧になり、優しい笑顔でハローと言いながらぎゅっと握手をしてくれました。ヘンリック殿下はデンマークでは女王の影に隠れているようですが、非常に素敵な方に見えました。
それにしてもこういう方々は本当に大変ですよね。こうして知らないたくさんの人と握手をして挨拶をせねばならず、いつも人前を意識しなくてはならない存在ですものね。いろいろな人に話しかけられ、ある程度中立の無難な返答をしなくてはならず、決して誰かの肩を持つような発言をしてはならず、自国にも他国にも気遣いを見せねばならず・・・。日本の皇室の方たちが非常にゆっくりとした話し方をしますが、早口でまくしたてて言ってはまずいことをつい口を滑らせてしまった、なんていう私のような間違いをするわけにはいかないでしょうから、あの速度は自然と身に着けた賢さなのかも、なんてちょっと思ってしまいました。
(その3に続く・・・)
今年幼稚園でショウミーが書いてくれたママの絵(すごすぎる・・・)と持ち帰った1本のカーネーションです。幼稚園のやらせではあるけれど、やっぱりこういうことをしてもらうのは嬉しいのと同時に、私って母なのかと未だに母であることに慣れられない自分がいたりします。母の日が自分の日だなんてなんだか不思議な気がします。
当日は私は母の日どころではなく、「お母さんが一番働く日」となってしまいました。旅行前で忙しい時期でもあり、本当に超多忙な母の日となりました。
これが小学生くらいになったら何か自分でかわいいことを考えてプレゼントなどしてくれるのでしょうね。きっとその後、ティーンエイジャーや自分のことに夢中な20代前半あたりまでは「母の日なんて忘れちゃってたよ」と言われ、本当に育ててくれたことに感謝するのはショウミー自身が親になってからでしょうかね。