デンマーク・ハーフキッズ

デンマークについての情報やニュースを紹介、またデンマーク人と日本人のハーフの子供たちの子育て日記。

念願のイケア!

2006-05-06 00:50:38 | 日記
 義母を成田に送った後、私たちはまずはコストコでにいろいろな物を大量に買出しし、そしてその後、念願のイケアに行ってきました。かれこれ7年前からイケアの話を聞いて興味を持っていたこと、そしてNYに住んでイたときによく「イケアの家具は安くてセンスがいいのよね」と聞いてとても行ってみたいと思っていたのです。

 駐車場にはわりとスムーズに入れましたが、それでも店内は大混み。商品が見れないくらい混んでいました。まずは腹ごしらえにレストランに行き、ミートボールとケーキ(名前を忘れてしまったのですが、アーモンド?のケーキ。これがすごくおいしかったのです)などを食べました。ミートボールにジャムが添えられていて、こういうところが北欧らしいお料理だと思いました。お肉類と甘いものの組み合わせのお料理がデンマークでもなかなかの憎いおいしさです。開放的で明るく、またテーブル間のスペースも充分で、家族で楽しく食事ができました。

 そしてキッズスペースでショウミーを1時間預け、いよいよお店探索です。家具類は全体に非常にシンプルで明るい雰囲気、ファブリック類は日本のベージュやパステルカラー中心のものとは違い、きれいな水色や彩度の高い色、日本ではかなり手に入りにくいパープル系、そしてキッズのための楽しい柄などがまさに私の期待通り。本当に嬉しくなっちゃいました。ただ、一生ものの家具という感じではなく、子供部屋や気軽にインテリアの変化を楽しみたいようなとき、ある期間存分に使いたいような場合に選ぶのがよさそうですね。

 それでも北欧の雰囲気はたっぷりで、インテリアもちょっとしたヒントがたくさんあり、とってもお勉強になりそうです。子供たちを追いかけるのが忙しくて、いまひとつ私は学んでいる余裕がありませんでしたが。

 ジジはあちこちに置いてある長い長いヘビちゃんを気に入り、私はあともう少しで買いそうになりました。(夫にこれ以上おもちゃはいらないと強く言われてなんとか思いとどまりました。でもすごくかわいくて、本当は私が欲しかった・・・。) そしてキッズのお部屋コーナーではすっかりベッドに興奮して、最後にはくつろいで自分のベッドのようにもぐっていました。

          

 そしてショウミーはキッズルームの後、なんと生まれて初めてのちゃんとした迷子になり、夫と私は本当に真剣に探してしまいました。単なる迷子ならいいのだけど、連れ去られたりしたら、と心の中ではお互いに考えていたのですが、見つかるまでは恐ろしすぎて2人とも口には出さず・・・。大声で名前を呼んで探していたら、男の人が「緑色のTシャツを着ている子を探しているんですか?」と声をかけてくれました。そしてスタッフの方と一緒にいることを教えていただき、すぐに言われた方向に飛んで行くと、ああ、緑色のTシャツを着た子が・・・。もう本当にほっとしてショウミーをしゃがんでぎゅーっと抱きしめていたら、「あっら~、偶然ねぇ!」の声。見上げると家の近所でよく行っていた定食やさんのおばちゃんの笑顔がありました。ショウミーにもおばちゃんの笑顔にもなんだかとても嬉しい瞬間でした。

 帰りの車の中で、ショウミーが「ママ、クイズしよう。今日ショウミーが初めてしたことってなーんだ?」と言うので、ファーモアとお別れしたこと? 足が臭くなっちゃったこと? ジジにお菓子を分けてあげたこと?と8個くらい適当に答え、「じゃあ、正解は何?教えてよ」と言うと、「じゃーん、答えは迷子!」。思わず夫と大笑いでした。

 本題のイケアですが、今日はターコイズブルーのラグ、水差し、シルバーパープルのカーテン、そしてまな板を購入しました。また時々、イケアに行きたいと思っています。あー、それにしてもあのヘビちゃん、心に残っているなぁ。やっぱり買えばよかった!