デンマーク人はとにかくアイスクリームが大好き。普段の食事のあとのデザートはアメリカ並みの大きさのアイスクリームがばーんと2種類くらい出てきて、おじいちゃんもおばあちゃんも子供たちも何度もお代わりをして食べています。
本当にデンマーク人とアメリカ人、アイスクリームの消費量はどちらが多いのでしょうか? スーパーマーケットではこれまたアメリカ並みの種類のアイスクリームが売られています。寒い国デンマークでこんなにアイスクリームが人気があるのはなぜなのかしら、と思います。
そして街中や行楽地のあちこちのスタンドでは必ずアイスクリームを売っていて、そのカラフルな色やかわいらしい模様などがまた子供の心をくすぐり、そばで誰かが食べていようものなら必ずうちの子供たちは食べたがります。日本ではそんなにアイス、アイスと騒ぐことはないので、デンマークのアイスクリームはデザイン的にとても成功しているといえます。
キャンディバータイプのものとは別に、ソフトクリームはとにかくひたすらトッピングして食べます。ゴフ(おいしいもの)をたくさんかけて、その上にチョコレートなどをふりかけて食べるのですが、私にはどうも甘すぎて「トッピングなしで」と注文するので、周りのデンマーク人には変に見えていることでしょう。あるいは夫にゴフの部分を全部食べてもらってから本体だけ食べたりしています。
コペンハーゲンのお店のドアをよく見ると、面白いステッカーに気づきます。禁止マークなのですが、犬の絵の上にバツ、タバコの絵の上にバツ、そしてアイスクリームの絵の上にバツ!となっています。
うーん、アメリカでアイスクリームにバツのステッカーは見たことがなかったような・・・。
デンマーク人とアイスクリーム、ちょっと不思議な取り合わせのような気がしませんか?