デンマークの海

海に囲まれた国デンマークでは、たいてい２０～３０分もあればどこかのビーチに行くことができます。今まであちこちの海に行きましたが、デンマークの海はどこも非常に似ています。広いグレーの砂浜、そしてその前には草があって花が咲いていたりします。コペンハーゲン近郊の海は混むところもあるようですが、たいていは人がまばらで、本当にのんびりできる海です。

日本と大きく違うのは海の家などのようなお店がまったくないこと。海からちょっと入ったところにスタンドがあってジュースやスナックなどが買える場合もありますが。（家の子供たちはそこで必ずアイスクリームを食べます・・・。）日本だけでなく、他の国でも海にいろいろなお店やレストランがあることに慣れていた私は、始めはちょっと物足りないような気にもなりましたが、そういうものだと思うとお店のないことは静かでいいことだと考えるようになりました。

海に着くとみんなそのへんで着替えてしまいます。あからさまに露出する必要もありませんが、ぱっぱっとその場で着替えられるのは非常に楽です。そして一目散に海にどぼん！というわけですが、残念ながら日本人の私には海の水は冷たすぎて、未だにまともに泳げたことはありません・・・。約15℃という海水ですが、子供たちや当のデンマーク人は平気で泳いでいます。

デンマークの海（ユラン）ではクラゲがうようよいましたが、日本とは違って刺さないクラゲだそうです。面白いのでクラゲをつかまえては投げたりしていましたが、刺されることはありませんでした。先のブログに書いたようにムール貝などがたくさん落ちていたりもしました。

また、ぬけるような青い空と何時間いても汗がだらだらして「暑い～」というようなことがない海です。日本の海が恋しくなるような、クールな海というところでしょうか。