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【65】007 スカイフォール

2012年12月09日 | 映画って本当に…
映画007号シリーズ50周年記念作品とのことである。

個人的には、第4作目の「サンダーボール作戦」からリアルタイムで見ています。

そもそも、ボーイズライフ誌に連載された、さいとうたかを氏の劇画化した

「死ぬのは奴らだ」「サンダーボール作戦」と、同誌の特集記事だったと思いますけれど、

原作小説も、1966年1月~4月に既刊のものを読破し

同年10月に遺作短編集「ベルリン脱出」を発売と同時に読みました。

で、中学時代から007は、大好きな作品です。

当時の宣伝文句で「ケネディ大統領も愛読している007シリーズ」というのがありました。

映画ですが。

結論から言うと、私としてはダニエル・クレイグは007と認めめません。

今回の作品なども「スカイフォール」というので

それこそ、シャー・アズナブルの「コロニー落とし」程度の派手さを期待していたのですが、

ただの…ボンドが少年期を過ごした田舎の実家の土地の名前でした。

007シリーズの三大要素は

「美女」「秘密兵器」「とんでもない悪役」です。

それが今回、全てなし。ただのスパイ映画で、007である必要性がありません。

ボンドも前回のピアース・ブロスナンが最高だと思います。


小粋でタフで色男。

TVシリーズ「探偵レミントン・スチール」を見た時から

彼こそ「ジェイムズ・ボンドだ!」と思っていました。

その後LARKのCMで、まるで007というCMをやり

私だけが思っているのではないと確信を得たものです。

今回のグレイグを見ていると

「ロシアから愛をこめて」でオリエント急行の中でボンドと戦った

ロシアのゴリラを思いだし、とても007に見えません。

ミスター・ビッグとかブロフェルドとか、

普通でない特別な悪役を据え

美女を絡ませ、秘密兵器で危機を脱する

そんなボンド映画が見たい!

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