記憶術

記憶力がある人はページに書いてあることがそのままの状態で記憶できると聞いたことがある。
インドの人は記憶力がいいからノートに書くことなく覚えていられるそう。
若い頃は人と話をしていて何の話をしたか覚えていたものだ。

年齢と共に頭がぼけないように、あるいは向上心の為か、資格試験の勉強をわりとしてきた。
仕事をしながら勉強するのはある意味　厳しい。
残業があったり、現在の状況に惰性的で上を目指さなかったりしてしまう。

今までいろんな勉強をしたけれど、記憶術を学んだ。
本来の記憶術はイメージング。
絶対に忘れないものに対して覚えたい事柄を連結させる。
ビートたけしさんも以前それらしいことを言っていた。
親指を見てなになにを記憶させる　みたいなこと。

私が習った記憶術は、例えばカップを覚えたい時は
「おでこに大きいカップが貼り付いている」と頭の中でイメージするもの。
普通のサイズのカップでは印象に残らないので、すごく大きい印象に残るぐらいのカップを想像する。そうすると頭と考えただけで、大きいカップがおでこに貼りついているイメージが浮かんでくる。うまくいくかどうかは訓練次第だけど。
こんな風にして絶対忘れないもの、おでこにはカップ、鼻には○○、耳には○○、口には○○といったように連結させていく。

私はあまり記憶力がない方。
掛け算九九さえもすでにあやしくなっている。
そんな私が先週までの試験勉強で記憶術を自分なりに適用させてみた。
私にとって語句の説明で、長文の内容をすべて覚えるのは不可能。
なので語句の説明の中に出てくるキーワードやアルファベットを使ってイメージさせたり、説明文の中だけで文章を作ってみる。
SMTP(SIMPLE　MAIL　TRANSFER　PROTOCOL)とはメールを送信する時のプロトコルなのだが
これを脳みそに記憶させる時には、ショートメールを添付して送ります。と覚える。
キーワードの中にS・M・T・P・送　という文字が入っている。（カタカナ変換）
私なりの覚え方。
地道な努力をして、あと試験に受かるには過去問を何回か解くのが一番いい方法。