筆記試験に合格するかわからなかったけれど、日本電気協会九州支部の技能試験受験対策講習会に申し込んだ。
筆記試験の結果が分かってから申し込んでもよかったけれど、この時も確実に合格する意思があったのでお金を支払った。
福岡での講習会には、長崎や九州色々な県から参加しているみたいだった。
女性の参加者は2.3割といったところかな。
事前に自分で技能試験工具セットを購入していて、圧着工具を使用すると硬くて手首を傷めることがわかっていたのでサポーターを手首に巻いて参加することにした。
講習会に参加して複線図を書く時に習った”あしく”
あは赤、しは白(ニュートラルのN)、くは黒(ライブのL)
白はボールペン青で代用。緑は(アース)
後日このボールペンの色を用意して、複線図を5分以内でかけるようにみっちり練習した。
講習会では公表されている課題をやっていくけれど、最初は試験時間内の40分では全然終わらなかった。1時間以上かかるものもあった。
個人的には電工ナイフで怪我をするのが嫌で使いたくなかったけれど、講師から親切に電工ナイフの使い方を教えてもらった。
講習会では本当に守らないといけない寸法と、はっきりいってどうでもいい寸法の違いがわかった。
コンセントのストリップゲージに合わせるのは本当にまもらないといけない寸法。
どうでもいい寸法の時には、目分量でシースをはいだりして時間短縮することが必要なことを知った。
慣れてくると大体この位だろうと思った寸法が、測ったら約10mmでぴったりという状態に近づいていった。
講師が情熱的で手際がいいので、普段は力がないのに火事場の馬鹿力で、中のリングスリーブを圧着したり、ウォーターポンプフライヤーを使って止めねじをねじ切ったり出来た。
2日間の講習があっという間だったのは、講師が親切で私も集中していたから。
講習会後も電線と部品をamazonで購入していたので、公表されている課題13問を2回は練習した。課題によっては3回練習したものもある。
技能試験の練習を始める前に、2週間位手首の腱鞘炎になっていたので、予防の為に両手首にサポーターをして練習した。圧着工具を使用するとき、差込形コネクタを外す時にも手首に負担がかかるのがわかったから。そして練習していると電線で手を怪我していることがあったので、ミドリ安全のカットガード130を購入することにした。ナイフで怪我する可能性もあるかもしれないと思い。
さらにセーフガードとして、ホーザンの合格マルチツール、合格クリップ、プレートはずしを準備した。
ウォーターポンプフライヤーでは、ブッシングとロックナットを締めるのに時間がかかること。
リングスリーブ中で電線4本を圧着すると、芯線がずれて圧着がうまくいかないかもしれないこと。
引掛けシーリング等間違って結線した場合に、マイナスドライバーで時間をとられない為に。
不安材料をすべて排除することにした。