歳をとってくると、人の顔を覚えきれない。
セルビアの選手の顔とプレーが一緒にみえる。
わかっているのは、ドイツ戦では上手くいったところが、セルビア戦では対策を練られていて、上手くいかなかった所。
富樫選手をマークするセルビアの選手は、いつもより腰を落としてディフェンスする。河村選手が床に落としてパスするのは予測済みなので、ボールをとられている。
八村選手を止めれないなら、二人のPGを止めに行っているような感じがした。
ファフル数も多いし、河村選手は立ち上がりはまさに浮足だっているような動きだった。
後半はよくなっていったけれど。
去年のシーズンから、千葉ジェッツの試合を見るようになった私。
ケガ人が多い中で負け試合が多かったけれど、二冠に輝きチャンピオンシップにも出場した。
その中で活躍したディー・ジェイ・ステフェンズ選手と、 アイラ・ブラウン選手は契約終了で自由交渉リスト公示中。この二人も好きだったから、これからどこにいくのか気になっている。
ディー・ジェイ・ステフェンズ選手は、試合中に豪快なダンクを決める。
外した時には、コーチから交代を告げられていたけれど、私的にはみていてとても面白かった。
アイラ・ブラウン選手は、ファフルしたときに「ファフルしちゃった。テヘ」って笑う姿が、緊張感が外れて可愛かった。
27日のドイツ戦。
確かに五輪で、ミスしたらコーチがすぐに選手交代してくるけれど、
やっぱり最後は楽しんで欲しい。
強い相手に、自分が日頃から頑張ってきた成果を試してほしい。ドイツだから、強豪だからという理由で、自分の力が出せずに萎縮することは避けて欲しい。
自分が代表に選ばれたことを、誇りにして欲しい。
五輪だけど、Bリーグみたいに自分の本来持っているプレーをして欲しい。
そして会場の観客を味方にして欲しい。
練習中ならディー・ジェイ・ステフェンズ選手のように、ダンクをかましてもいいのでは。
練習中なら、アイラ・ブラウン選手のようにシュート練習していて入らなくても、テヘって笑ってもいいのでは。
会場にいるのはドイツのブースターだけではない。世界中のバスケファンが、面白くてワクワクするプレーを見に来ている。そういう人達を味方につけて欲しい。
私の推しは富樫選手だから、ドイツ戦とフランス戦は富樫選手がスターティングメンバーに入って欲しい。
ゲーム展開や雰囲気になじんだ頃に、河村選手が出てきた方が、最初から点差がひらかないような気がするけれど。
ドイツ選手は手足が長いので、味方にパスを送る時、パスを受け取る時は1歩2歩前にでる。
ドイツの選手が横からとりにくることで、逆にドイツ選手の方がファウルがかさんでいく。ドイツ選手のファウルトラブルを誘因する。
静とじらすプレーで、相手を焦らせる。
日本の選手達が、八村選手や渡邊選手に気兼ねしないで活躍しました。
富樫選手、試合では身長の低さを逆に武器にして、小動物のような小回りをみせて、千両役者ぶりを発揮してゲームを制する。
バスケットの神様に愛されて、自然とボールが彼の元へやってくる。