以前デジタルデータに比べてアナログデータ(例えば本)の方が、保存状態がよければ長持ちすると聞いたことがある。
先人が残した考え方を、本を読むことで知ることができて、デジタルデータのCDとして本人の肉声を聞くことができるということは、私達にとってとても大切な財産だと思う。
☆運命に従うなかから強さが生まれる。
運命を受け入れてその中から何かを見つける。
人それぞれ考え方が違うから運命にあらがう生き方もあるかもしれない・・・
☆命をかけて事を成す。
私は最近まで仕事をするのは生活のためと考えていて、夢を持ってはいるけれどかなりのリアリストでもある。
そのせいだけではないけれど、プライベートと仕事は分けて考え仕事での割り切りもあった。
仕事が忙しくて残業が続いていた時に家族が入院しても、仕事に支障をきたさないと判断すれば職場の上司や同僚にも入院のことを話したことはなかった。
それによっぽどのことがない限りは、自宅に持ち帰って仕事をすることなどなかった。
サービス残業ということも私にはありえないことだ。
最近はそういった意識が少しずつ変わっているけれど。
本当に自分がしたいと思う仕事だったら、プライベートも関係なく自宅に仕事を持ち帰りサービス残業もいとわなくなるぐらいに、自分の命を削るような考え方と行動をするのかもしれない。
☆できると思うからできる。
10年近く働いていた会社では、同僚が入院したりリストラで社員が減らされたりして、残された私の仕事量が増えることが何回かあった。
毎日残業続きで自宅に帰って眠ろうとしても、頭が冴えていて脳がoffモードに変換してくれない。
体はきついけど、頭は妙に冴えている。
休みたいけど、休んだら仕事がたまってしまう。
そういう状況が続いても病気にならなかったのと、仕事を期限内に遂行できたのはできると思っていたからだ。
“自分は仕事ができる”“二人分の仕事をすることができる”と言い聞かせながら仕事を続けていると、自分の中から強い力が湧いてくるのかもしれない。