My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

私の好きな有名人、本、食べ物、ちょっと一言、感謝する事、etc

経営の行動指針  土光敏夫【著】 本郷孝信【遍】

2012年01月29日 | 

テレビで紹介されていた土光敏夫さん。

彼は「めざしの土光さん」と呼ばれていた。偉くなった後も、めざしを食べて質素な生活を送っていたからだ。本を読んでいて、なるほどと思うことがたくさんあった。

例をあげると

幹部はときどき現場を歩け。歩くことによって物がはっきり見えてくる。

現場には『銀座通り』もあれば『裏通り』もある。幹部は裏通りを歩くべきだ。成績のわるい職場、問題をかかえている職場、陽の当らない職場をこそ見るべきだ。そして、現場の人たちに声をかけ問答をかわせ。起工式や竣工式の現場にだけ姿を現わす幹部は、よそものの神官と同類だといわねばなるまい。

 

 

社会人としての経験が長くなってくると、色々な面に気付くことがある。幹部が現場を全然見に来なかったり、来たとしても現場の人間と言葉を交わしていなかったりする。これだと現場が何に対して不満を抱いているのかわからないだろう。そして幹部が通る『銀座通り』は予定に組み込まれているので、前もって不備がないように綺麗に舗装がされて、ゴミが落ちていないようにしているのだ。幹部の人間のどの位が、舗装がされていない暗くて汚い『裏通り』の存在に気付いているのだろうか。

これは日本の社会構造にもいえることだけれど、日本の『裏通り』の存在に気付いて本気で光を当てることが出来るのは誰だろうか?

 

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私だったらココを狙うな・・・

2012年01月27日 | Weblog

 

化粧品会社がサイバー攻撃を受けて個人情報が流失した。

 

これから確定申告が始まる。

私はe-Taxで申告が終わり、口座番号がデータ上で残されている。

私がハッカーだったらちょっとだけ指ならしをしたあとで、間違いなく税務署を狙うだろうな・・・

税務署のセキュリティが万全であることを祈るだけ。

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わたしには家がない ハーバード大に行ったホームレス少女***ローラリー・サマー***

2012年01月22日 | 

本を読み進めていくうちに気付いたのは、ローラリー・サマーは「裸でも生きる」の山口 絵里子さんに似ているなと思った点。ローラリー・サマーも学生の頃は登校拒否児だった。そんな彼女は、ちょっとしたきっかけから高校生になると、男子しかいないレスリング部に入るのだ。(山口 絵里子さんは高校生の時に男子柔道部に入る)

山口さんとローラリーの一番似ているところは、負けず嫌いという点だろう。ローラリーは、自分のことを女性だと区別することのないコーチと男子に交じって、レスリングの練習に励んでいく。その結果女子と対戦すればすべて全勝。そして男性との対戦で初めて勝利することになる。

彼女の理想体重は57キロ。しかし一軍入りの為に体重を50キロに落とさなければいけなくなった。トーナメントに参加する為のウエイトコントロール。ローラリーは体脂肪率が14%だった。トレーナーから生理がとまるかもしれないとアドバイスを受けるが、そのまま練習を続行。結果、生理が止まってしまう。

トーナメント出場の為にあと3キロ痩せなければいけない。ローラリーは過酷なトレーニングをこなし、3キロの減量に成功する。そして、ただ一人の女性選手であり一軍選手として、レスリングの競技大会に出場することが決まったのだ。

 その後は・・・

 

 

興味がある人は本を読んでください。

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火事です 火事です

2012年01月21日 | Weblog

いつものように朝起きてオレンジをゲージから出して、外にいるマシュマロに餌をやる。

お湯を沸かす為にやかんに水を入れてコンロに火をつける。

部屋に戻って化粧水をつけていると突然

「火事です」「火事です」と警報機が鳴り響いた。

驚いたオレンジがゲージの周りを走り回っている。

台所に行くとやかんが沸騰しすぎて煙がモクモクと天井まで立ち上っていた。

少し離れた場所に設置していた警報機がそれに反応したようだ。

警報機の紐を引くと音が消えた。

おそるべしPanasonic

音が消えた後も落ち着かない様子のオレンジ。

頭を撫でてやると少し落ち着いたみたい。

 

備えあれば憂いなし

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Sea life 文(英語・日本語):アーサー・ビナード

2012年01月12日 | 

 

マグロのむれは泳いでいく。

ぐんぐんずんずんしゅーんしゅーんと。

大きめのマグロも小さめのマグロも

いっしょに海をぐるりとめぐる。

一年生のわかマグロが

でっかいせんぱいにきいてみた。

「わたしたちずいぶん泳いできたけどそろそろとまってもいいんじゃないかしら?」

せんぱいマグロは、丸い目を大きく見ひらいた。

「とまってもいいって?それはよくないよ。とまるときが、ずっとこなければいいなぁってぼくはねがってるんだ。すえながくみんなですすんでいきたいから」

「それって、つまり永遠に泳ぎつづけるっていうこと?」

わかマグロがききかえすと、せんぱいマグロは首をよこにふった。

「いや、永遠にというふうには、いかないんだ。永遠に生きられるものは、だれもいないからな」

 

せんぱいマグロは話をつづけた。

「だけど生きているかぎりは、ずっととまることなく、ぼくらはどんどん泳ぐんだ」

するとわかマグロは、つぶやいた。

「いったいどこにいこうとして泳いでいるのかな・・・」

「べつに、どこかにたどりつくために泳いでいるわけじゃないよ。はるばる遠くへ泳いで、とおりぬけて泳いで、ぐるっと海をめぐってずっと泳いでいく。それがぼくらの生き方だ」

 

せんぱいマグロがそう語ると、わかマグロはちょっとかんがえこんだ。

「でも、どうやって、いままで泳いできた場所をおぼえればいいのか・・・なにもかもびゅんびゅんすぎてしまうから、わからなくなるんだ」

せんぱいマグロはうなずいて、しずかな声でいった。

「耳をすまして、泳ぎながら海をよくきくんだ。海はおしえてくれる。きみがいままでどこを泳いできたか、これからどこへ泳いだらいいのか、ぜんぶおしえてくれるよ」

わかマグロはひとりごとのようにくりかえした。

「耳をすまして・・・

泳ぎながらきく・・・」

 

せんぱいマグロの目はかがやいている。

「そう。よくききながら泳ぐ。それが、ぼくらの生き方」

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【Sea life 】 文(英語・日本語):アーサー・ビナード

2012年01月08日 | 

When  can  we  stop  swimming ?

Stop  swimming ? Not  for  a  long, long  time , I  hope. ?

You  mean, we’ll  keep  on  swimming  forever ?

Not  forever.  Nobody  can  live  forever.

But  as  long  as  we’re  alive,  we’ll  swim  and  swim , on  and  on.

Where  in  the  world  are  we  swimming  to ?

We’re  not  swimming  to  any  one  place.

That’s  not  the way  we  live.

We  swim  across. We  swim  through.

We  swim  all  around  the  sea.

But  how  can  I  remember  where  we’ve  been ?

Everything  zooms  by  so  fast.

Listen  as  you  swim,  and  the  sea  will  tell  you  where  you’ve  been.

The  sea  will  tell  you  where  you’re  going , too.

Listen…as  I  swim…

Yes , listen , swim.

That’s   the  way  we  live.

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