夢をかなえるゾウ ＊＊＊水野 敬也氏＊＊＊

「僕」ってだれ？
あまりにも面白かったせいか、半分以上読み進めてからふと気付いた。
「僕」ってだれ？
この小説の主人公の名前が書いてないのではと。
それともどこかに書いてあったのに気付かなかっただけなのかな。
もし書いてなかったとしたら作者の意図はどこにあるのだろう。
「ガネーシャ」と「釈迦」と「成功した有名人」は名前が書いてある。
「ガネーシャ」の言葉遣いや行動を強調させる為に、あえてどこにでもいる普通のサラリーマンを登場させて「僕」だけで通していったのか。

読み終わって思うのは、僕という名もないどこにでもいる存在の人物は、読んでいる読者自身のことなのかなと・・・
「変わりたい」「成功したい」と思っている人に向けて書かれたと思われる本なので、この本は作者から読者に向けたプレゼントみたいなものなのかなと・・・
そして最後の「話題の―――」には自分の名前を・・・
なんて深読みしすぎるかな。


本の中で「ガネーシャ」が「僕」から離れていくけれど、いつも一緒にいてアドバイスをしていたら自分で思考することをやめてしまいそう。
だから二人が別れるのは「僕」が成長して成功するためには必要なこと。

ドラえもんを批判するつもりはないけれど、いつも困ったときに傍にいて助けてくれる人がいるのはとても楽だけど、自分が成長するのが遅くなりそう。
だから「メンター」の存在って大事だけど、ある程度のことは自分で答えを出したいと思ってしまう。
「メンター」のいうとおりにしているだけではオリジナリティーに欠けるし、すべての思考が一致しているような人間は二人もいらない。
人の言う通りにしているだけではその人を超える存在にはなれないから。

今年も幣立神宮へGO!

今年は正月も関係なく仕事をしていたので来るのが遅くなってしまった。
ここには伊勢神宮の中宮、外宮のミニチュア版もあるけれど、そういえば伊雑宮がないことに気付いてしまった。

参拝をしてから下の方にある八大竜王の住む竜神池を目指して歩いて行くと、地面がぬかるんでいて靴が滑りそう。
大きな杉の木に触りたいけれど後ろから人が来ていたので後から触ろうと思い道を下りていく。
雪が溶けて間もないのか、土がドロドロになっていて足元が危なすぎる。
帰りにこの道を歩くのは嫌だな。
そう思ってあたりを見ると、今来た道とは反対側に駐車場に戻れそうな、ぬかるんでいない道を発見。
誰も人が歩いていないけれど行ってみると、聖徳堂が建っていた。
聖徳堂とは主神に聖徳太子を祭っているとのこと。
どうしてここで聖徳太子なのだろうと不思議に思いながらも、その場所に佇んでいると優しい空気が流れていることに気付いた。
鳥のさえずりや人の話し声、木々のざわめきなどは聞こえてくるけれど、この場所にいると「無」を感じることが出来る。
私の頭の中のもやもやが消えていく。

ここは九州のパワースポット。
天孫ニニギの命が天下りされた出発点と木に書いてある。
椅子に座って目を閉じているとサードアイのあたりが光を受けているように白くなり光がキラキラ点滅しているような感覚を受けた。
この感覚が面白くて楽しくて自然と笑顔になってしまう。
何だろうこの感覚。
私は霊感とかないのに。
でも宇宙エネルギーを受け取ったかもしれない・・・

この人には何人の守護霊がついているのだろう。

事の真実や善悪は横に置いといて
この人が政界に存在して、民主党政権を作ろうとしたことが一つの要因になって政権交代が実現できた。
巨額のお金を動かすだけでは政権交代は出来なかった。

好きとか嫌いとかは別にして、その手腕や本人の持っているエネルギーの強さや、物事を成し遂げていく力には惹かれるものがある。
結婚式に出席するよりも、通夜やお葬式に出席する方を優先するというのにも親しみがわく。

傀儡政権は作ることが出来ても、自らが首長になる星の下には生まれてこなかった人。
政治家になろうとした初志は何だったのだろう・・・

本丸は落とせるのかな？

昨日テレビを見ていてちょっとびっくり。
東京地検が動いた。
最終的には本丸を落とせるのかな？
それともボヤで大騒ぎするだけなのかな？
いずれにしろ支持率に反映されそう・・・