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大和ミュージアム 巨大戦艦「大和」が残したメッセージ 歴史を未来へ

2014年01月03日 | Weblog

まず、当館のシンボルである戦艦「大和」には、戦時中から海軍部内に、建造反対の人が大勢いたという歴史的背景を知っておいて欲しいと思います。実際、世界一の戦艦でありながらその本領を発揮しないまま沈んでしまったわけです。しかし、「大和」が、世界的にも驚嘆すべき最高の技術を結集した船だったのは事実で、その存在意義はやはり大きいものがあります。また、ここには海軍技術少佐だった福井静夫氏が生涯かけて収集された、日本の造艦技術に関する資料もたくさん展示されています。当館が、日本の科学技術を後世に伝えて、若い人たちに大きな希望を持ってもらうために、あるいは日本人一般に海洋国としての認識を深めてもらうためにお役に立つなら嬉しい限りです。

10分の1戦艦「大和」

この10分の1戦艦「大和」は「大和」建造にたずさわったあらゆる人々や乗務員とその家族の思い、そして、平和の尊さを後世に伝えていくシンボルとして建造したものです。

*日本がこの一年右傾化していったとしても、ストッパーの役割を果たすのは日本の国民しかいない…

「大和」建造は最高の機密だったため、大蔵省に要求する建艦予算さえ正確に示されず、艦名も「第一号艦」と仮称しました。また工員や技術者は誓約書を読み上げ、通し番号付の通門証とバッジを確認しないと「大和」には入れませんでした。

図面についても設計者にさえ最後まで全体像を明らかにされませんでした。

他にも船渠の上に屋根をつけたり、クレーンの上から網を吊したり、軍港内無許可撮影の取締りや、列車への憲兵添乗など、厳しい機密保持策が実施されました。

このコンパスは、第一号艦(戦艦「大和」)設計図面のトレース(複写)作業員(中央部担当)として従事していた松尾壽氏(当時16歳、造船部設計係通信艤装班所属)が保管されていたものです。

設計者にとってバイブルのような存在の工学便覧

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海上自衛隊(旧海軍兵学校)

2014年01月02日 | Weblog

江田島にある

海上自衛隊(旧海軍兵学校)

じゃらんより

http://www.jalan.net/kankou/340000/341100/spt_34310ae2180022436/?spotId=34310ae2180022436&afCd=&rootCd=&screenId=OUW4001

 

この建物の2倍ぐらいが戦艦大和の大きさだという。

後ろが人間魚雷

海上自衛隊 第一術科学校 教育参考館

この建物の中に、山本五十六艦長・東郷平八郎元帥・ネルソン提督の遺髪が納められている。

その他にも特攻隊員の遺書などが展示されている。

当時の若者はこの兵学校が第一希望で、東大や京大をすべりどめで受けるほど、優秀な人材が集まっていたそうだ。

案内の方からそういう話を聞き、特攻隊員の家族を思う丁寧な遺書を読むと、とてもせつない気持ちになってしまう。

どうしてこれだけ前途有望な、優秀な若者たちが命を落とさなければいけなかったのだろうと…

国のために命を捧げることが、当たり前の時代に生まれた人達。

国益のためだろうが、経済発展の為だろうが、それ以上に大切なことは何なのかをこれから先も考えていきたい。

同じ悲劇を繰り返さない為にも。

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五省

2014年01月01日 | Weblog

一、至誠(しせい)に悖(もと)るなかりしか!!

真心に反する点はなかったか

一、言行に恥ずるなかりしか!!

言行不一致な点はなかったか

一、気力に欠くるなかりしか!!

精神力は十分であったか

一、努力に憾(うら)みなかりしか!!

十分に努力したか

一、不精に亘(わた)るなかりしか!!

最後まで十分に取り組んだか 

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歳を重ねていくごとに、自分の知らなかった世界が広がっていく。

その逆で、自分の近くにあるものを見ていなかったことに気付くこともある。

大人になると自分の事以外にも責任を持たないといけなくなる。

仕事だったり、家族のことだったり、社会的な事だったり…

自分が助けてもらっていた立場から、自分がフォローする立場に変わったりして、自分のやるべき事や仕事が増えた時に…

少し手を抜こうか、急いでるからこのまま書類を出してしまおうか、分からない点を調べないでいこうか、自分以外の仕事の関係者の気持ちを考えないで短絡的に行動しようかと思う時がある。

それは、昔に比べて自分がやりたいことをする時間が、確実に減っていることに気付いているから。

 

流されそうな自分がいる。

弱い自分がいる。

なんとかなるさと思う自分がいる。

その反面、頑張る自分も存在している。

朝5時30分位に目が覚めて勉強してみたり、図書館から専門書を借りたり、講習会に参加したり、夕方の休憩時間を取らずにずっと残業してみたり。

 

去年出会った五省

心が弱くなった時、この言葉を心の中で呟いてみる。

戦時中の人達のことも考えながら。

自分の心に負けてはいけないと。

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