My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

私の好きな有名人、本、食べ物、ちょっと一言、感謝する事、etc

虹の橋②

2024年02月23日 | 
 

とつぜん、その子はみんなからはなれて、

緑の草原をかぜのようにかけていきます。

はやく、はやくー!

そう、その子は、長いあいだ待ちつづけていた、大好きなあなたをみつけたのです。

やっとめぐりあえたふたりは、ふたたび出会えたよろこびにつつまれて、つよくつよく、ぎゅっとだきあいます。

ふたりは、もはや、二度と離れ離れになることはありません。

よろこびのキスの雨があなたの顔にふりそそぎ、あなたは、愛するその子の頭を、やさしくやさしくなでます。

そして、あなたはもう一度、信頼に満ちた、小さな友の瞳をのぞきこむのです。

その子が、あなたの人生から去って以来、長いこと遠ざかっていた、けれども、決してわすれたことのなかった、その瞳を。

それから、あなたたちは、幸せなきもちにつつまれて、ゆっくりと、『虹の橋』をわたっていくのです。

『虹の橋』 葉 祥明 絵・訳  作者不詳

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虹の橋①  

2024年02月22日 | 

天国にはいってすぐ、

『虹の橋』とよばれる場所があります。

大好きな人のそばで、ペットとしてくらしていた動物は、

この世を去ると、その『虹の橋』へたどりつきます。

草原や丘がどこまでもひろがっているその場所で、

動物たちは、みんななかよく、

かけっこをしたり、あそんだりしています。

飢えや渇きの心配もなく、あたたかい太陽の光につつまれながら、

みんな、たのしそうにすごしています。

病気でくるしんでいた動物や、年をとって弱っていた動物も、

ここにくると、健康になり、若々しさをとりもどします。

けがをしていた動物や、からだが不自由だった動物も、すっかり元気になり、じょうぶなからだをとりもどします。

いつも夢にみる、元気いっぱいだったころのすがたのように。

動物たちは、そこで満たされ、幸せにくらしています。

たったひとつ、あることをのぞいては。

特別な人、そう、かれらがあとにのこしてきた大好きな人が、恋しくてしかたないのです。

動物たちは、きょうも、いっしょに、かけっこをしたり、あそんだりしています。

ーでも、そんな日々のなか、とつぜん、ある子が立ちどまり、遠くを見つめる日がやってきます。

その子の瞳は、きらきらとかがやき、じっと一点を見つめます。

よろこびがこらえきれないかのように、からだはぶるぶるとふるえはじめます。

『虹の橋』 葉 祥明 絵・訳  作者不詳

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マンガ ユング『心の深層』の構造

2024年02月17日 | 

私は準備しなくてはならない

死にゆくことを

この死にゆくことへの理解

死は恐れるものではなく

永遠への入り口なのだと

そのことを理解し

一個の人間として死に対峙し

死を自然なものとして受け入れるべく成熟してゆくこと

 

そのことが人生の後半の課題

人生への大いなる知恵だ

心の眼を開きありのままの

自己を認識するために我々は生きてゆくのだ

・・・

 

しかしながら人生の後半に我々は再び冒険に出るのだ

これは他社との戦いでなく自らの無意識との戦いに

その旅で自我を成熟させ自己実現してゆくことが

人間の円熟期における目的である

それを助けるものが結合の神秘であり

東洋の知を西洋の知に照らし合わせて理解することなのである

世界を『知り』心が自然界の『意味』へと開かれた時 我々は死が再生への入り口だと認識し・・・

この世は共時性に満ちている

そのことに気づく時

森羅万象に『意味』が満ちていることに我々は気づく

共時性の理解はそのまま我々の世界の理解である

共時性へ扉が開かれた時 我々はこの広大な宇宙の隅々にまで『自己』が満ちていると

世界はそのまま『大いなる自己』の体現であると

畏れや喜びとともに知るであろう

※※※※※※※※※※※※※※※※

死は恐れるものではなく 永遠への入り口なのだと

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限界を超えていけ!

2023年11月02日 | 

自分を信じる強さ。

それは、持って生まれた才能じゃない。

まして、気の持ちようでもない。

それは、並外れたハードワークでつくりあげるものだ。

Tシャツが絞れるほどの汗と、鳴り止まないシューズの摩擦音と、誰よりも上手くなりたい熱で

積み重ねて、つくりあげるもの。

重圧歓迎。格上上等。

揺らがない自分たちを、つくりあげてきた。

さあ、歓声の真ん中に立つ時だ。

証明しよう。世界に。自分に。

Beyond

 

月刊バスケットボール11 雑誌03665-11  日本文化出版

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雑誌を購入して、一番初めに目にした言葉。

今までバスケの試合は見ていなかったけれど、ワールドカップ日本男子の試合をみて

ハラハラドキドキした。点差がひらいて負けていても、勝利を目指して諦めないプレーをする選手達。

これがもしすんなり勝っていたり、とても弱かったら応援しなかっただろう。

 

貴方は自分を信じる強さをもっているだろうか?

挫折から這い上がってくる経験をしただろうか?

日々の経験と知識が今の自分を創っている。

逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている。(ナポレオン・ヒル)

ピンチをチャンスにかえる。

貴方の思考とパワーは無限大。

限界を超えていけ!

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君たちはどう生きるか 

2023年10月21日 | 

主人公はコペル君と呼ばれている中学生の男の子。

彼は心のどこかで思っていた。

あのコペルニクスみたいにまわりの人にどれだけ間違っていると言われても、自分の考えを信じ抜ける立派な人間に僕もなってみたいって・・・

彼のクラスには浦川君がいたけれど、貧乏なせいで毎日弁当にあぶらあげを入れていたので、いじめっ子の山口君から「あぶらあげ」と呼ばれ、いじわるをされていた。

クラスのみんなは浦川君を助けることで、自分がいじめの標的にされることを恐れてみてみないふりをしていた。

だけどそんな浦川君をみかねて反旗をひるがえした少年がいた。

それはガッチンと呼ばれていた水谷君だった。

乱闘になる山口君とガッチン。

ガッチンに加勢するクラスメート達。

そんなみんなを止めたのは、いじめられていた浦川君だった。

君たちはどう生きるか 吉野源三郎

 

最近、病院に行ったときに待合室で待っていたら、フラフラした年配の痩せた女性が受付に現れた。

フラフラしている!

ただ直感的に感じたけれど、身体は動かなかった。

すぐに看護婦がきて、その人を支えてどこかに連れて行った。

私はただ、病気だったのかなと思っただけだった。

患者が多かったので、検査後1時間後位に再度来院すると、違う女性が看護婦に連れられて現れた。

この女性もフラフラしている。

待合室で待っていると、看護婦が話している声が聞こえてきた。

「ちゃんとご飯食べてるの?」

「一人で帰れる?タクシーを呼ぼうか?」

この二人が話している会話を聞いていて、多分金銭的な問題で食事をとれなかったり、病院にこれなくて病気が酷くなったのかもと、私は想像してしまった。

私の勝手な憶測かも知れないし、実際に金銭的に困っているのかもしれない。

だけど、私が金銭面で助けて上げることはできない。

 

私が子供の頃は、両親に守られて金銭面では何不自由ない暮らしをしていた。

だけど大人になってくると、今まで見えていなかったことが少しずつ見えてくる。

今は物価高や格差が広がっているから、ヤングケアラーがいたり生活保護世帯も増えている。

病気で働けなくてやむなく生活保護になったり、本当は働けるのに働かない生活保護の人もいる。

生活保護が受けれない人もいる。

 

フラフラしている女性二人を見て感じたのが、首相が核のない世界実現の為に30億を拠出することに対する違和感だった。海外の研究機関やシンクタンクと聞いて、天下り先が増えるかもしれないと思った事と、違う使途で日本人の貴重なお金が使われてしまうと思った事だった。

このお金があれば、どれだけの日本人が救われるのだろうか。

 

わたしには、ガッチンのような勇気はない。

ただ、災害がおきた時に義援金を送ったり、松葉杖をついている人が列車に乗ろうとしていたら、後ろに立って

後方の人を前にいかせないようにガードすることだけ。

自分ができるちょっとしたことをするだけ。

そして日本を良くするために、必ず選挙に行き一票を投じる。

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示談交渉人 交通事故の恐るべき舞台裏 吉田透  ーがめつい医者ー

2023年04月29日 | 
 

私の客が運転していた車が、信号待ちで停車していたタクシーに追突した。後部座席には往診に向かっていた医者と看護師が乗っており、運転手はなんともなかったが、このふたりがムチウチになってしまった。

・・・

実際、看護師は2ケ月の通院で全治し、彼女には治療費の他におよそ70万円が支払われた。ここで、看護師に支払われた金額を聞いた医者の目の色が変わってしまった。おそらく、医者である自らの立場を利用して、多額の保険金がもらえると錯覚したのだろう。医者は13日間入院し、さらに144日間通院した。そして、とんでもないことを要求してきたのである。

 

「仕事にならないから退職する。退職金代わりに1600万円支払ってくれ」

・・・

「1600万円から、少しくらいならまけてあげてもいいですよ」

調停の場で、医者が雇った弁護士は恥ずかしげもなく言ってきたが、私は頑として譲らなかった。

ちなみに、このときは完全に私ひとりで取り仕切っていた。

保険会社のSC社員は、誰ひとりとして調停の場に行くことさえしなかった為である。

だが、私は粘り勝った。最終的に弁護士も手を引き、医者の理不尽な要求が通ることはなかった。

「吉田とかいう代理店がひとりで頑張りやがった」

医者はしばらくそのような恨み節を連発していたという。世の中そんなに甘くないのだ。

 

示談交渉人 吉田透

 

去年自分が起こした物損事故。

保険会社や相手方の対応に疑問を持った私は、保険会社と任意保険の見直しをしたくなった。

でも、車の保険について詳しく書かれている本が見つからなかった。

そこで見つけたのが、示談交渉人 交通事故の恐るべき舞台裏という本だった。

保険に入る時の年齢条件の大切さ・自転車に乗った加害者であるおばあさんがいなくなる事故・代車費用特約・代車は通院用ではない・保険屋という仕事・事故が起こった時の目撃者の確保。

色々なパターンがこの本には書かれていて、とても役にたった。

 

車を運転していて、一度も事故を起こしたことがないという人もいれば、大きな事故を起こす人もいる。

毎年事故を起こすような人は、保険料が多少高くなったとしても、今回のようながめつい医者や弁護士も存在しているので、吉田さんのような知識と経験がある代理店を選んだ方がいい。

 

生きていると、とても不条理なことに出くわすこともある。

がめつい医者のように、いきなり「退職金代わりに1600万円支払ってくれ」といわれ、ハンマーで頭を殴られるような衝撃を受けたり。

周りに味方がいなくて、一人で頑張らないといけない時もある。

でもそれに取り組んでいる間は、どうにかしてそれを乗り越えようと試行錯誤を続ける。

今まで発揮されていなかった能力が開花する。

問題が解決した後には、成長した自分と貴方がそこに存在しているのだろう。

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示談交渉人 交通事故の恐るべき舞台裏 吉田透  ー自分自身の事故ー

2023年04月28日 | 
 

私が損保代理店を始めて3年目のことだ。スーパーでの買い物を終えた私は自宅に帰るべく、駐車場に停めておいた車をバックで発進させた。その次の瞬間のことだ。

ドーン!という衝撃が車の後部に走り、私は慌てて車から降りた。どうやら、斜め後ろから発進してきた車とぶっかつてしまったようだ。

正直、圧倒的に私に分の悪い事故だ。

・・・

「なんで名刺なんか渡したんだ」

相手は、私が当時代理店契約を結んでいたH火災のSC社員で、お叱りの連絡だった。話を聞くと、昨日の夕方に相手の父親がH火災に電話をかけ、文句をいってきたそうだ。

・・・

「なんだかもめそうな相手だから、調停にかけたほうがいいんじゃないの?」

SC社員は私にそんなアドバイスをした。今思えばその通りにしておけばよかったのだが、私は当時調停を行ったことがなく、また、とにかく話が早くつけばよいと思い、その提案を黙殺することにした。

・・・

過失割合について、H火災の物損事故のアジャスターは相手の出方次第だろうと言っていたが、結局、相手:私=0:100という結果になってしまい、修理代はまったく支払ってもらえなかった。

私は自分の経験不足を呪った。そして、交通事故の際には、知識と度胸がなければひどい目に遭うということを身をもって学習したのである。

 

示談交渉人 吉田透

 

素人だからわからないけれど、多分動いている車同士なら私(吉田さん)の過失割合は100ではないのだろう。

ずっと前に、私もスーパーで駐車しようとしたときに、バックしてきた車にあてられたことがある。

過失割合でいくと相手方の方が高かった。だが、保険会社からかかってきた電話の内容を聞いて呆然とした。

相手方が非を認めず債権放棄した為、自分の車の修理代は全て払わなければならないとのことだった。

自分の車が古すぎて、車両保険をつけていなかったためだ。

事故の加害者になった時・被害者になった時に、自分がどういった任意保険に入っているのか。

軽微な事故だからといって、警察や保険会社に連絡しないでいると、あとから問題が大きくなることもある。

また過失割合は、保険会社や代理店の経験と知識・アジャスター・当事者の主張などで、多少変わってくるということをこの本を読んだり、自分の経験則から知った。

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示談交渉人 交通事故の恐るべき舞台裏 吉田透  ー青青事故ー

2023年04月24日 | 
 

「青青事故」というのは、信号機のある交差点での事故で、双方が「交差点には青信号で進入した」と主張する厄介なケースだ。

 

麻美は免許を取ったばかりで、運転も慎重だった。そんな彼女が青信号の交差点に進入した際、右方から乗用車が突っ込んできた。麻美が「あっ」と思う間もなく2台は衝突。その衝撃は凄まじいものだった。

・・・

相手車は京子が運転しており、助手席には幸子が同乗していた。3人のうち幸子が一番の重傷を負っていた。

・・・

麻美と京子は通院することになり、幸子は全治2ケ月の診断を受け、そのまま入院することとなった。

さて、麻美の側の信号は青であった。よって、京子が「赤信号で交差点に進入した」と認めればこの事故の解決は簡単なはずだ。そして実際、1回目の実地検証で京子はそのように証言した。

ところが、京子が2回目の実地検証の際、「青信号で進入した」と主張を翻したのだ。

・・・

しかし、京子にはひとつ大きな弱みがあった。助手席に座っていた幸子の存在である。京子は同乗者である幸子のケガに対して責任を負わなければならないが、状況が停滞したままでは自賠責保険ももらえず、さらに幸子の病院代も保険から出ない。

結局、嘘をつき通せる状況ではなくなった京子は、赤信号での進入を白状し、麻美:京子 10:90の過失割合で話がついた。

示談交渉人 吉田透

 

事故が起きた時に、相手が嘘をつくときもある。

事故が起きた時に、相手車が無保険車の時もある。

事故が起きた時に、同乗者が怪我をするときもある。

だから任意保険は自分で納得して、特に搭乗者傷害・無保険車障害に入ってないと。

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示談交渉人 交通事故の恐るべき舞台裏 吉田透

2023年04月16日 | 

民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準という判例タイムズ社が出版している本がある。

この本は、事故の状況などを図入りで解説したもので、状況ごとの基本的な過失割合や修正要素が書かれている。

・・・

岡崎が語る事故の状況は以下のようなものだった。

岡崎は2車線ある道路の右側を走っており、そこから対向車線を右方に横切ったところにある店に入ろうとしていた。対向車線も2車線あり、岡崎の車のすぐ横の車線は渋滞していたが、1台の親切な車が岡崎が右折できるように通り道を空けてくれた。

岡崎はこの車の運転手に対して会釈をし、空けてもらった道を抜けた次の瞬間だった。岡崎の車は、さらに右の車線を直進していたライトバンにはね飛ばされてしまった。

・・・

「分かりました。では、相手の保険会社とは80:20の過失割合で交渉してみます。ただ、うまくいくかどうかは正直微妙なので、失敗した時は諦めてもらえますね?」

岡崎がこれに了承してくれたので、私は岡崎:相手 80:20で相手の保険会社と示談をし、お互いに譲歩した結果

岡崎:相手85:15で話がついた。

・・・

ちなみに、岡崎が起こしたような、隣の車線の車に道を空けてもらった後にもうひとつ隣の車線の車と接触する事故は「サンキュー事故」と呼ばれており、よく起きる事故のひとつだ。車が陰になり、前方がよく見えないためである。

示談交渉人 吉田透

 

車が停車していない限り、過失割合はセロにはならなかっただろうか?

私からすると、いきなり横から飛び出してきた岡崎の方が、過失割合が100なんだけど。

相手の方は、よもや車が飛び出してくるとは思っていないだろう。

車を運転していると、確かに渋滞していて空けてくれる親切な人もいる。

車の陰に隠れて、バイクや自転車・人もみえづらくなるから「サンキュー」の時は、余計に左右確認を慎重にするように気を付けている。

最近、信号待ちをしていて歩行者用の信号が青に変わって歩き出そうとしたら、ブレーキの音が突然鳴り響いた。右からきていた自転車が、車用の信号をみていなかったみたいだった。

危うく難を逃れたけれど、普通に歩いて交通ルールを守っていても、事故は起こるものである。

だから余計に、車の運転は慎重にならざるを得ない。

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知らないと恥をかく!話し方・言葉遣いのビジネスマナー

2023年03月13日 | 

CHAPTER 4 電話での話し方と言葉遣い

相手の言葉が聞き取れないときの対応

 

「恐れ入りますが、お電話が遠いようですが」

「恐れ入りますが、もう一度お願いします」

「何度も申し訳ありません。もう一度おっしゃっていただいてよろしいでしょうか?」

聞きなおしを重ねるときには、より丁寧な頼み方にしましょう。

 

「佐藤様ですか?斎藤様でしょうか?」

少しでも聞き取れた部分から推測して、相手に答えてもらうのも一つの方法です。

 

「聞こえないんですけど」と相手を責めるような言い方をしたり、「もっと大きな声でお願いします」「ゆっくり言ってもらえませんか」などと要求するのは避けましょう。

 

知らないと恥をかく!話し方・言葉遣いのビジネスマナー 株式会社スピーキングエッセイ監修

 

会社で働いていると、避けては通れない電話応対。

直接会って対応している時と違うのは、相手の表情が見えないこと。

電話の向こうの相手には、貴方の表情が見えない。

気分が落ち込んでいたり、動揺していたり、話し方によっては相手に軽薄ささえ与えてしまうことがある。

電話ではないけれど、昔同僚に「もっと大きな声で!」ときつめの言い方をしたことがあった。

相手がどう思ったかは、その時の私には考えることが出来なかったけれど、今思うと少し慢心していたような気がする。

 

私は電話応対が苦手だけれど、正しい言葉遣いを知って、ちょっとした思いやりの心があれば、お客様や取引先の方々からの信頼を得られるだろう。

 

貴方の話し方で、心がほっくりくるような言葉を、お客様から貰えるだろう。

貴方にとっては大勢いるお客様の中の一人であっても、お客様にとっては貴方一人の言葉が重大な意味をもつ。

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