My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

私の好きな有名人、本、食べ物、ちょっと一言、感謝する事、etc

人を動かす***デール・カーネギー氏***

2011年06月26日 | 

人民の、人民による、人民のための政治」で有名なアメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーン。彼の若い頃は、人の悪口を書いた手紙をわざと道端に落として人目に触れるようにするような、性格の悪い人間だったそうだ。性格の悪さが災いして決闘を申し込まれたこともある。しかしそのことがきっかけで、人を非難することをやめたリンカーン。例え悪いことでも一つ一つの生きてきた証が、一人の歴史的にも有名な人物を形成していった。

 

 

『丁稚のすすめ』を書いた秋山利輝さんは、愛情を持ちつつ丁稚を叱りながら育てていった。『人を動かす』の本に紹介されている内容では、相手が悪くても褒めて長所を引き出すことに成功している。どちらがいいのかはまだわからないけれど、この本は人間の心理を理解するのに大いに役に立った。特に相手が間違っていたとしても、“誤りを指摘しない”という点は心に留めておきたいと思った。間違っている人に対して、その誤りを指摘しても、相手は怒って話を聞かなくなり、逆に指摘した人に対して反感を抱いてしまう。人間とは自尊心が高い生き物であり、また自分は間違っていないと常に考えている生き物でもあるからだ。

 

この世の中、無人島に一人で出かけて行かない限りは、人間死ぬまで誰かと関わって生きていかなければならない。ならば人間関係を最悪にするよりは、少しでもいい関係を保ちたいと願っているだろう。その為に人間の心理を知ることは、生きていく上で役にたつと思う。この本を読んで家庭関係においても、ちょっとしたことに気をつけるだけで良好な関係が気付けることがわかった。どうしてとても簡単なことなのに、今まで気付かなかったのだろう。そしてどうしてすぐに人間は忘れてしまうのだろうか。

 

この本の目次で特に読んでみて参考になるのではと思う項目を列挙しておこう。

第一部     人を動かす三原則

重要感を持たせる

人の立場に身を置く

第二部     人に好かれる六原則

笑顔を忘れない

名前を覚える

聞き手にまわる

心から褒める

第三部     人を説得する十二原則

議論をさける

誤りを指摘しない

第四部     人を変える九原則

まずほめる

遠まわしに注意を与える

命令をしない

顔をつぶさない

付 録 幸福な家庭をつくる七原則 

    口やかましくいわない

    あら探しをしない

    ほめる

    礼儀をまもる

 

 

『人を変えようとして、相手の心の中に隠された宝物の存在を気付かせることができたら、単にその人を変えるだけでなく、別人を誕生させることすらできるのである。』

自分の心の中にある宝物の存在。

自分で気付くことが出来ない人もいる。

例えば情熱。

それを心の中に灯すことが出来る人間は神にも等しい。

 

 

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こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した***鬼丸 昌也氏***

2011年06月22日 | 

☆すべてのひとに未来をつくる力がある!

 

鬼丸さんは『テラ・ルネッサンス』というNGOの理事長で、地雷・小型武器・子供兵・平和教育の分野で活動を行っている。私のブログでも紹介しているが、『ぼくは13歳職業、兵士。という本も書かれている。鬼丸さんは学生の頃、カンボジアで地雷除去作業を行う。そこで地雷によって足を失い希望を失った被害者と面会し、自分に何が出来るのかを考えるようになった。彼は自分に出来ることをしようとした。それは地雷問題やカンボジアの様子をみんなに伝えることだった。日本に帰国した彼は講演会を開くことになり、それが全国に広がって行った。

 

 

本を読んでいて気付いたのは、鬼丸さんの行動パターンが『裸でも生きる山口 絵里子さんに似ているということ山口さんは売るあてもないのに、いきなりバングラデシュでジュート(天然繊維)のバッグを作ってしまう。鬼丸さんは『国際小型武器行動ネットワーク』と『世界子供兵禁止連盟』のNGOの事務局がイギリスにある事を知り、英語も話せないのに一人でイギリスへ旅立ってしまう。無鉄砲な所や情熱的な所や熱意で人を動かすところなど二人には共通点がある。

 

※神父さんの話

「こんな希望もない、絶望に満ち溢れた世界に、なぜ子供達が生まれてくるのだと思う?」

「それはね。神様がいらっしゃるとしたら、神様が現代に生きる私達にまだ絶望していないから。期待をしていらっしゃるから。だから、希望の象徴である子供達は、この世界に生まれてくるんだよ」

 

例えば日本の政治家に絶望したとしても、国民は生きていかなければならない。

だから  一人一人の力を信じるしかない。

 

『テラ・ルネッサンスのHP』

 http://www.terra-r.jp/

 

賛同頂ける方はHP内にある1クリックではじめる国際協力をお願い致します。

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櫻井よしこ氏講演会

2011年06月19日 | 有名人

講演会場には日の丸の旗が掲揚してあった。主催者も櫻井さんも日の丸に向かってお辞儀をする。我が家では建国記念日に国旗の掲揚をする習慣もなく、君が代の意味もわからないまま育った私は、この人達とは育ってきた環境が違い、価値観が全然違うのかもしれないとうっすらと思った。

特に価値観の違いを感じたのが、憲法についての考え方だった。憲法を改定すると政治家や閣僚が利権だけを考えて、都合のいいように憲法が決められてしまう可能性があるので、私は憲法改定には慎重になってしまう。しかし櫻井さんは、憲法96条の改正に力を入れている。(国家基本問題研究所のHP参照)

講演会で櫻井さんは、綺麗な日本語をゆっくりと解りやすく話してくれた。まるで音符がリズムよく配置されているようだと感心したけれど、大人の女性としては言ってはいけない言葉を使い、それを聞いていた人達の中から笑い声が出たことに対しては、とても落胆してしまった。やっぱり綺麗な花には毒があるのだろうか。

 

 

国際関係については、面白い話を聞くことが出来た。それは中国とインドの二つがこの先二代大国になるだろうということ。インドを恐れている中国は、インド包囲網(真珠の首飾り作戦)を形成している。また中国は領有権と資源獲得の為に、南シナ海も中国のものだと主張している。そういう風に莫大な軍事費にお金をかけている以上に、国民の言論弾圧にかけるお金の方が多いという。中国では年間20万から30万件の反政府運動が起こっているそうだ。

これから先中国はどうなるのだろうか。国民の反政府デモによって、民主化へと向かうのが先か。あるいは中国は世界の覇者を目指してロシア・北朝鮮・中国が援助した国×アメリカ・日本・ベトナム・韓国といった国で大きく勢力が分かれて、小さな紛争が勃発することになるのか。

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ヨモギとイネ科の雑草POWERは凄い②

2011年06月17日 | Weblog

動物病院からもらってきた薬を、スポイトを使って飲ませてもオレンジが嫌がって飲んでくれない。病気とは思えないほどの抵抗力で、私の両手の間からすり抜けていく。挙句のはてには、怒って前足で攻撃してくる。仕方なく前足に薬の液体をつけると、前足をパタパタさせるので液が飛び散ってしまい、舐めているのはほんのちょっとの量にしかならない。

風邪薬が無くなる頃動物病院に連れて行くと、呼吸の乱れはなくなったけれど、ペレットを食べないのは歯が伸びているせいではないかと言われ、全身麻酔をかけて歯を削りますかと聞かれた。体重が1kにも満たなくて、臆病なウサギに全身麻酔をかけたら死んでしまうかもしれないと思い、暫く野菜だけ食べさせて様子をみることにした。人参の葉は少し食べてから毛布にくるまり、また暫く経ってから食べるという行為を繰り返した。

数日後、犬の狂犬病の予防接種をするために、実家の近くの動物病院に犬を連れて行った。ここの獣医さんは以前飼っていたウサギがお世話になっていたので、オレンジのことを尋ねてみた。すると診察をしてみないとわからないけれど、歯が伸びていたらよだれをたらすし、歯をガチガチさせるからと言われた。さらにウサギは草だけでも生きるから、イネ科の雑草やヨモギ・柿の葉を一杯食べさせるようにアドバイスをしてくれた。イネ科の雑草は少しずつ食べさせていたけれど、ヨモギは食べてなかったことに改めて気付いた。さっそく実家の近くに生えている、たくさんのイネ科の雑草やヨモギを持って帰った。

 

2,3日経つとオレンジは、朝ちょっと野菜を食べてすぐに毛布に包まりにいっていたのに、いつまでもモシャモシャとイネ科の雑草とヨモギを食べ続けるようになった。マットの上にはたくさんの雑草を置いているのに、雑草が入った大きな袋に自分の頭を突っ込んで雑草を食べるようになった。そして小豆粒ぐらいのウンしかしていなかったのが、2倍位の大きさのウンをマットの上にポロポロとするようになった。

奥歯が伸びているのかはわからないけれど、ペレットは少し食べるようになりたくさんのヨモギとイネ科の雑草を食べるようになったオレンジ。マットの上をチョロチョロと元気に動き回るようになったオレンジ。元気に生きていてくれるだけで有難い。実家の近くの獣医さんの知識も凄いけれど、ヨモギとイネ科の雑草POWERは凄い。

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ヨモギとイネ科の雑草POWERは凄い①

2011年06月16日 | ペット

6月に入ってからオレンジの具合が悪くなり、室温が28°になるのに毛布にくるまって出てこないようになった。野菜は少し食べるけれどペレットは食べなくて、ウンの量も少なくなった。ウサギが餌を食べないと命にかかわるので、すぐに動物病院に連れて行った。

動物病院では、歯が伸びているのか、毛球症かもしれないということでお腹のレントゲン写真をとることになった。レントゲンの結果異常がなかったので、2.3日様子を見て餌を食べないようならまた連れてきて下さいと言われ、歯が伸びているかもしれないので全身麻酔をかけて削りますからと言われた。

診療対象動物に『ウサギ』と書かれていても、実際にウサギに詳しい獣医師がいるかは行ってみないとわからない。2.3日も様子を見ていたらウサギの命が危ない、自分の感でこの病院はウサギに詳しくなさそうと思った私は、翌日違う病院にオレンジを連れて行った。

この病院も診療対象動物に『ウサギ』と書かれていたが、ここでは全身麻酔をかけて歯を削ることは出来ないと言われ、他の動物病院を紹介してもらうことになった。私はそのまま三軒目の動物病院に直行した。

そこではウサギの歯を削る時に、全身麻酔をした経験も豊富そうだった。しかし暑くても毛布にくるまっていたので、私が「風邪をひいていませんか」と尋ねると、呼吸が乱れていたので風邪薬と胃の働きを活発にする薬を処方してもらった。獣医師は、ウサギは草食動物だから丸一日何も食べないと死んでしまうからと私に言った。

以前飼っていたウサギはいつも下痢をしていて、体が弱くよく動物病院に通っていた。そこの獣医さんから「ウサギは臆病な動物で注射をしただけでも死んでしまうことがある」と聞いていたので、もしオレンジが死んでしまったらかなりのダメージを受けるとわかっていたので、私は毎日気持ちが沈みがちだった。

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カラシニコフ***松本 仁一氏***

2011年06月15日 | 

旧ソ連軍の設計技師『ミハイル・カラシニコフ』が、1947年に開発した自動小銃がAK47である。AKはロシア語の『アフタマート・カラシニコフ』(カラシニコフ自動小銃の頭文字)で、別名「小さな大量破壊兵器」とも呼ばれている。

 

この本ではAK47が設計者の『カラシニコフ』によって、どのようないきさつで製造されたのか、またAK47が途上国で使用されたことによって、どのような悲劇が起きてしまったのか、人間はどこまで野蛮になれるのか、国家とはどうあるべきか、指導者とはどうあるべきかが描かれている。

 

 

☆シエラレオネの内戦では、反政府ゲリラが子供達を誘拐して少年兵・少女兵にして、AK47を持たせた。AK47は子供でも重くなく、使いやすかったからだ。反政府ゲリラ兵は山刀で村の住民の手首を切り落とすという「手首切り」を行った。手首を切られた者は「長袖」と呼ばれた。そしてひじから切り落とされた者は「半袖」と呼ばれた。15歳前後の元少女兵は12000レオン(日本円で約100)で売春していた。

政治指導者達がダイヤをめぐって利権を争った結果、自国の国民を守るどころか大勢の命を奪い、悲劇を生んだだけに過ぎなかった

 

☆失敗した国家では、警官・兵士・教師の給料が支払われていないという。

モブツ政権下でのザイールでは政治が腐敗して、経済が崩壊し兵士の給料が支払われずにいた。1994年ルワンダで大量殺害事件が起こり、ルワンダの難民がザイールに逃げ込んだ。しかしザイール兵は、ルワンダの難民から貴重品を奪い、そして殺した。

 

☆ソマリランドで司法研修生をしているホダン・アブディの言葉

『国家が崩壊した苦しさは、戦乱を生きてきた私達にはよくわかります。だからこそ私達は、銃などで壊れない国家をつくりたいのです』

 

☆国家とはどうあるべきか

他の国に干渉されることのない自由な意思を持つ国家・国民を守る国家・言論の自由のある国家・真の資質を持っている政治家が存在する国家

最後に自分達の意思で国と国民を守るという、誇りを胸に秘めている国民が存在する国家。

 

 

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丁稚のすすめ***秋山 利輝氏***

2011年06月08日 | 

人は怒られた方が伸びるのか?それとも褒めて育てた方がいいのか?

人によって個性が違うので、どちらがいいのかわからないが、秋山さんの場合は怒って人を育てている。

夢の扉で紹介された秋山木工。

本で読んだ時には入社時に女性でも坊主にさせられて、4年間の丁稚生活を送りその後の4年間で職人として働いた後は秋山木工をクビになる。

そんなシステムに驚いたものだが、『丁稚のすすめ』を読んで秋山さんの考え方が実に合理的に思えるようになった。

秋山木工に入社を希望するのは、高校を卒業した人や大学を卒業した人達。

今まで親の愛情に包まれて、世間の厳しさを知らないで育ってきた。

そんな仕事の厳しさや、働くことの喜び・誰かに支えてもらっていることを知らなかった子供達が、秋山木工に入って丁稚の辛さを経験して親元に逃げ帰ってしまう。

そんな彼らを支えてくれる存在があれば、彼らは辛い丁稚生活を続けられる。

 

秋山木工に入社する前の面接では希望者と3時間以上も面接し、本人の親ともトコトン話をする。

秋山さんは人を雇うということは、その人の人生に責任を取ることだと考え、その人の人生全てを背負うことに対してプレッシャーを感じて、眠れなくなることがあったそうだ。

人を雇う時にそこまで考えられる経営者がどのくらいいるのだろうか?

入社するときに、特に女性で坊主になっても構わないと言えるだけの決意で、会社に入れるだろうか?

夢の扉を読んだ段階では、まるで封建的で今のご時世にはマッチしていないと思えた徒弟制度だが、この本を読んで秋山さんの考え方や愛情を持って丁稚に接していることを知って、丁稚もありなのかなと思えるようになった。

 

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奇跡を呼び込む!ありがとうの功徳力***佳川 奈未さん***

2011年06月01日 | 

日本に生まれてきたことに感謝する。

毎日3食御飯を食べられることに感謝をし、ベッドに横たわって眠れることに感謝をする。

そんな当たり前のことに感謝をする。

 

色々な本を読めば読むほど、今まで自分が無知だったことに気づいてしまう。戦争のない日本に生まれてきたことが、どれだけ幸せだったかということに。日本の現状を見ると生活保護世帯が増え、ホームレスも存在しているし、子供の虐待もあるし、震災で多くの人達が亡くなりこの国がこの先どうなるのか不安を抱いていた。

しかし、アフリカのソマリアでは飢えに苦しむ人や、アフリカのシエラレオネ内戦では子供が兵士として戦い、頭のいかれた指導者のせいで手首を切り落とされる住民も存在している。そういう世界の実情を知ったら、日本はやはり恵まれていると思わざるを得ない。

毎日3食御飯を食べられることに感謝をし、ベッドに横たわって眠れることに感謝をする。

佳川さんの本の中に、タクシーの運転手さんが、横柄な態度や乱暴な口を聞いたとしても、あなたが辿りつきたい場所に安全に運んでくれたら、それは「ありがとう」なのです。と書かれている。誰かの小さな欠点をおおげさにとらずに、あなたのしたいことがされていたら感謝して受取りなさいと。自分が悪くないのに、人からぞんざいな扱いを受けると腹立たしい思いになるけれど、事故も起こさずに目的地に着けているのでそのことに感謝するといいのだろう。

感謝という気持ち、例えば私は毎日3食御飯を食べられることに感謝をし、ベッドに横たわって眠れることに感謝をする。また人に何かをして貰った時に感謝をする。私を支えてくれている人達に感謝をする。一日に何回感謝をしているのだろうかと思ったら、多くて10回ぐらいだった。でも佳川さんは1回につき最低でも3000回「ありがとうございます」を唱え感謝しているそうだ。3000回唱えると1時間半から2時間かかるそう。私とは全然数が違っていた。 

それだけの感謝というエネルギーがあったから、佳川さんは宇宙から後押しされて運がどんどん良くなっていったのかもしれない。

 

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