ファミレスは80年代から増えてきた様に思う。
『デニーズ』だとか『すかいらーく』とかが代表的なお店だ。
原価コストを削減する為に工場生産した食品を主に提供する。
店で簡単に調理してお客に出すので味にブレが無い。
反面、手の込んだ料理に比べると味の面で負けると言う特徴がある。
綺麗で明るい内装で和食,洋食,中華,デザート,なんでもござれのメニュー構成。
主に家族連れをターゲットにしたレストランであった。
しかし家族連れだけなく若者層にも支持されて、
深夜まで営業したりした事もあり、全国に広がっていったと思う。
90年代はそこいら中にファミレスがあったように思う。
ファミレスが台頭してきたので、外食業界は大きく変化したようだ。
小規模経営の外食店が大幅に減った。
個人経営の店は今でも多くあるが、
味や値段あるいは量で客に満足するものが無いと
ファミレスに客を取られて淘汰されてしまう。
80年代後半からファミレスは多様化した。
和食専門、イタリヤ料理専門、とか各社のオリジナリティを出して他店と差別化を図った。
料理の種類ではなく値段でも差別化をする店が出てきた。
サイゼリヤは料理を安く提供する。その代わりイロイロなコストカットをしている。
ドリンクバーを導入して、ホール従業員の作業を減らしている。
店に行くと分かるのだがホールでオーダーを取る従業員は1人とか2人だ。
実はアタクシ90年代前半まで、ファミレスで4~5年バイトしていた。
バブルの頃は物凄く忙しかった。
店の規模も大きかったがホール従業員は土日の夜で10人程居た。
調理場も最低10人は居た。
それがバブルが弾けるとあからさまに客が減っていった。
売上がドンドン減ると同時にイロイロな事が変化した。
例えば、ハンバーグは手でこねて焼いていたが、
冷凍の成型加工した物に変わった。
こうすると調理作業が楽になる。
調理場に人間を減らす事が出来る。コスト削減だ。
しかしまぁそのファミレスは上場廃止になって事実上倒産した。
アメリカ進出や投資有価証券の失敗が主な原因だが、
味などのサービスが低下した事も客離れに繋がったと思う。
2009年現在、ファミレスは非常に厳しい業界になっているそうだ。
先にも書いたドリンクバーは安くて良い。
しかし店によっては若い人達のたまり場になってしまい
ファミリー層が入店しにくい店も少なくないそうだ。
客も舌が肥えて、ファミレスから遠ざかっている。
庶民も以前より外食が減っている。
そうする事によって、『たまぁに食べる外食なら美味しい所!』と言う意見もある。
洋食を食べるなら専門店。和食を食べるなら専門店。
中華だろうが、焼肉だろうが、美味しい専門店を重視する客が増えたのだ。
それと同時に手の込んだリーズナブルな料理店が増えた事もある。
そちらに客が流れているのは自然の流れとも思える。
一方ファミレスは洋食もある和食もあるイタリヤ料理に中華も!あれもこれも~!
と便利は便利なのだけど、クオリティが高くは無いので、どうしても専門店に
勝てない図式になるのだろう。
そういえば、個人的にもここ数年は全くファミレスに行かなくなったなぁ。
外食産業も大きな変革期に来ているかも知れない。
ここまで色々過去を振り返ってみた。
ナカナカ経済の変化と言うのは自分に直結していて面白いのだ。
次回はweb関係の変化を見てみたいと思う。
『デニーズ』だとか『すかいらーく』とかが代表的なお店だ。
原価コストを削減する為に工場生産した食品を主に提供する。
店で簡単に調理してお客に出すので味にブレが無い。
反面、手の込んだ料理に比べると味の面で負けると言う特徴がある。
綺麗で明るい内装で和食,洋食,中華,デザート,なんでもござれのメニュー構成。
主に家族連れをターゲットにしたレストランであった。
しかし家族連れだけなく若者層にも支持されて、
深夜まで営業したりした事もあり、全国に広がっていったと思う。
90年代はそこいら中にファミレスがあったように思う。
ファミレスが台頭してきたので、外食業界は大きく変化したようだ。
小規模経営の外食店が大幅に減った。
個人経営の店は今でも多くあるが、
味や値段あるいは量で客に満足するものが無いと
ファミレスに客を取られて淘汰されてしまう。
80年代後半からファミレスは多様化した。
和食専門、イタリヤ料理専門、とか各社のオリジナリティを出して他店と差別化を図った。
料理の種類ではなく値段でも差別化をする店が出てきた。
サイゼリヤは料理を安く提供する。その代わりイロイロなコストカットをしている。
ドリンクバーを導入して、ホール従業員の作業を減らしている。
店に行くと分かるのだがホールでオーダーを取る従業員は1人とか2人だ。
実はアタクシ90年代前半まで、ファミレスで4~5年バイトしていた。
バブルの頃は物凄く忙しかった。
店の規模も大きかったがホール従業員は土日の夜で10人程居た。
調理場も最低10人は居た。
それがバブルが弾けるとあからさまに客が減っていった。
売上がドンドン減ると同時にイロイロな事が変化した。
例えば、ハンバーグは手でこねて焼いていたが、
冷凍の成型加工した物に変わった。
こうすると調理作業が楽になる。
調理場に人間を減らす事が出来る。コスト削減だ。
しかしまぁそのファミレスは上場廃止になって事実上倒産した。
アメリカ進出や投資有価証券の失敗が主な原因だが、
味などのサービスが低下した事も客離れに繋がったと思う。
2009年現在、ファミレスは非常に厳しい業界になっているそうだ。
先にも書いたドリンクバーは安くて良い。
しかし店によっては若い人達のたまり場になってしまい
ファミリー層が入店しにくい店も少なくないそうだ。
客も舌が肥えて、ファミレスから遠ざかっている。
庶民も以前より外食が減っている。
そうする事によって、『たまぁに食べる外食なら美味しい所!』と言う意見もある。
洋食を食べるなら専門店。和食を食べるなら専門店。
中華だろうが、焼肉だろうが、美味しい専門店を重視する客が増えたのだ。
それと同時に手の込んだリーズナブルな料理店が増えた事もある。
そちらに客が流れているのは自然の流れとも思える。
一方ファミレスは洋食もある和食もあるイタリヤ料理に中華も!あれもこれも~!
と便利は便利なのだけど、クオリティが高くは無いので、どうしても専門店に
勝てない図式になるのだろう。
そういえば、個人的にもここ数年は全くファミレスに行かなくなったなぁ。
外食産業も大きな変革期に来ているかも知れない。
ここまで色々過去を振り返ってみた。
ナカナカ経済の変化と言うのは自分に直結していて面白いのだ。
次回はweb関係の変化を見てみたいと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます