さて1月末から月明けは第3四半期の決算発表が目白押し。
10月の大暴落で、企業も投資有価証券がドーンと損をして資産が目減りした所が多い。
豊田自動織機は4100億円の株損だそうな。
と言う事は、多くの企業は損失が膨らんで決算書も悪くなるのだ。
保有銘柄のKIMOTOも赤字転落した。注目していたツガミも赤転。
どこもかしこも赤字転落しまくりだ。
ただ赤字になっても将来の繁栄の為に、企業としてはなんらかの手を打つのですね。
それがコストカットや売上増の為の研究開発だ。
数年先を見据えて舵を取っている経営陣が居れば、きっと会社はこの不景気を乗り越えて
業績回復していくだろう。
そう言えば目先のコストカットばかり気にしていて、数年先を見れないで、社員に嫌われている
愚かな経営陣が、身近に居るような気もする。
話がそれた。赤字転落で多くの企業の株価が下がるかもしれない。
しかし優秀な経営者の居る会社は必ず数年先に業績回復する。
そうするとどうなるか?自動的に株価も上昇しますよ。
業績が回復に向かいそうな会社を、今は時間をかけて探している。
業績回復する為のポイントを自分なりに考えてみた。
・借金が少ない会社(自己資本比率が高い会社)
・利益剰余金が多い
・有利子負債が少ない
→これらは会社四季報を見ればスグに分かります
会社のお金が多い事が第一条件!倒産しない事も当然だけど、
経営が苦しくなった時に、ドーンと必殺兵器を導入する事が出来るのだ
・投資CFの数値(マイナス)が大きい
→必殺兵器って言うのは→『研究開発』or『コスト削減マシーン』
とか色々あるじゃないですか。
新しい工場作ったり、工場(職場)の中のマシーンを新しくして性能をアップさせたり
または研究や実験を繰り返すのに物凄くお金がかかるのですね。
これが企業にとっては設備投資になるのですね。
通常、企業は借金してドーンと設備投資をするのですが
お金持ち企業の場合、借金をするにしても、しないにしても
設備投資をしやすいと思いませんか?
投資CFがマイナスって言うのは設備投資が大きい!と言う事。
設備投資が成功すれば時間をかけて企業の利益が大きくなる
・配当が低い
→これはあくまでも『お金持ち企業』『投資CFが高い』と言う条件である
『お金持ちだ!』『配当が高い』と言う企業は
短絡的に見ると株主にとって嬉しい。
しかし裏を返すと設備投資する場所も無い。アイディアも無い。
お金があるけど使い道が無い。株主への配当を上げましょうか。
あーそうしましょうか。と言う将来の伸びが期待出来ない
経営パターンになっている事が多い。
お金があるのに配当が低いと言うのは、剰余金の使い道が考えられている。
将来の企業の発展の為に作戦があるのではないでしょうか。
将来企業が発展するならば、目先の配当の5%より、株価が50%騰がる方が嬉しい。
・優秀な経営者(経営陣)
これは今、探し方を模索中。
社長がダメでも優秀な取締役が居れば良いのだけど
探し方が難しい。現状カンブリア宮殿を見るしかない(笑)
二代目社長でも漢字が読めない社長でも、なんでも良いと思うけど
せめて財務諸表が分かる社長が望ましいと思う。
社長室を宮殿仕立てにするようなお金の使い道が分からない人
は論外である。
もうチョット見るべき探るべき所はあるけど長くなるのでまた今度。
ただこれらの情報(優秀な経営者以外)は会社四季報に載っています。
配当なんかは減配されているかもしれないので、会社のHPから決算書を
見てみるとスグ分かります。
配当と言えば『ヤフー見たら配当がスゲー高い!ラッキー』なんて事がたまにありますけど、
ヤフーの情報は春頃と言うか去年の数値を使っているので必ず決算書を見ましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます