あんまの投資活動日記!

住宅ローンを背負ったサラリーマンが投資活動をネタに体験談や雑感を綴ります。

再確認

2008年07月08日 | 日記
先日、旧友と飲む事が出来た。
彼も投資の勉強をしまくっているようで、二人で投資話で盛り上がってしまった。
話していて何点か大事な事に気付いた。と言うか再確認出来た。

1つは『機械的なルールを決めて運用』する事だ。
彼はIT関連の玄人であり、現在、投資システムを作っているそうだ。
僕もシステムを作ろう作ろうと思っていたが実行には移さなかった。
実際、2年ぽっち程株式投資を経験したので思い当たる事がある。
市場(日経平均)がドーンと騰がると自分の保有銘柄も、大なり小なり騰がる。
市場がドーンと下がると同じく保有銘柄も同じ様に動く(事が多い)

騰がっている時、『よーし!ドンドン騰がるぞ~もっともっと騰がれ~』
下がっている時は『あ~下がったよ~。評価損益が○○万円だよー。売っちまおうかなぁ』

騰がっている時はずーっと上がる気がして、いつか天井をついてドーンと下がる。そして売る機会を失うのだ。
ドーンと下がる時は、果てしなく下がる気がして、売らなきゃヤバイ!と思う。
そして売った翌週あたりからグイグイ騰がりだすのだ。
この様に単に株を保有しているだけでいると、市場の動きを見て精神的に揺さぶられるのだ。
揺さぶられない為にはやはり『機械的なルールを決めて運用』が大事になる。

短期トレーダーやバリュー投資家やらそれこそ色々な投資家の本を読んだ。
色々な投資ルールがあるのだが、儲けている人は一貫して『自分で決めたルールを徹底して守る』
これを肝に銘じて株式投資を楽しんで行きたい。

2つ目は、投資のアドバイスを聞くにあたり、儲かっていない人に聞いてはいけない。
と言う事だ。
知人の知人で儲かっていない人がいる。
断っておくが、この人の人格を否定をする訳ではない。素晴らしい経歴と知性がある事は承知している。
しかしこのヒトが言うには『株は9割のヒトが負ける』だとか『絶対に儲からない』とか否定的な意見を言うのだ。
総じて儲かっていない人は自分の負け(失敗)から何かを学ぼうとしない事が多い。

僕は投資する時に目指すのは『儲ける投資家』だ。
『儲ける投資家』になるのに儲かっていない人から聞いた事を信じてもしょうがないと思っている。
引退した上司で、株式投資や不動産投資で小さく成功をした人がいる。
投資を上手にやっている人は自分で過去に失敗した経験もあるので、意見にも重みがある。
成功したヒトからの失敗談や成功談は聞いていても勉強になるし楽しい。

3つ目
2つ目にカブるのだが、『投資をするにあたり失敗が大事だ』と言う事だ。
学校教育では『間違ってはイケナイ』と言う事が最優先されている。100点を取ったら褒められる。
しかし、投資においては逆だと思う。
『間違うことから学ぶ』事が一番大事だと思う。
株式投資をやっていると、
『なぜ下がったのか?』『なぜ売ったのか』『なぜ売らなかったのか?』
『なぜ売った後に騰がったのか?』『なぜ買わなかったのか?』
その他、本当に色々な時に反省の念が湧き上がってくる。
その都度、考えて次回以降は『こうしようああしよう』と自分のスタイルをマイナーチェンジしていくのだ。
失敗しないように失敗しないようにと行動するのは逆に勉強するチャンスを逃している。
逆に成功した時はあまり反省の念が生まれない。100点を取り続けると進化しないのだ。
誤解しないで欲しいのは、失敗を沢山しよう!投資で大惨敗しようと言うわけではない。
チャリンコに乗れるようになるまでに、何度も転ぶように、
小さい怪我を沢山して上手くなっていく物だと認識している。

僕も今、投資と言う名のチャリンコを練習中だ。2年前より大分上手くこげるようになったと思う。
友人も僕も、チャリンコに上手に乗れるようになるまで、一緒に情報交換をしながら楽しんで行きたいなぁ。

投資を勉強しているヒトと話すのは再確認が出来て大変に有意義であったのだ。
コメント
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