まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

さざんかの 花に勇気を もらう朝

2016年12月16日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は強い冬型の気圧配置となっており、概ね曇りで夕方は雨や雪の降る所があった。讃岐山脈では初雪だったようである。気温は5.2度から8.5度、湿度は92%から62%、風は6mから3mの北西の風が冷たかった。明日の17日は、高気圧に覆われるため概ね晴れる見込みらしい。

 

 恒例になった、担当地区内パトロール。パトロールたって、人がいない、車に出会わない、犬や猫にも出会わないという閑静な田園地帯である。今日はネック・ウォーマーにマスク姿だから怪しい不審者みたいだった。

 

 今日も旧松尾小学校を回って戻るコースだった。私らの頃は木造二階建ての校舎で、「大川村立松尾小学校」だったように思う。「松尾村立松尾小学校」だったとは記憶にはない。だから、この鉄筋コンクリート建ての校舎を見ても懐かしいとは思わない。学校が廃校になっても何の感慨もない。

 

 帰り道で出会ったお猿の家族・。いや、家族という証拠はどこにもない。ただのお友達かも知れないし、内縁関係かもしれない。

 

 散歩が終われば、奥方のご用事。お歳暮を頂いた方にお返しを送るお役目。高松市牟礼町原・・という地区にある「有限会社・竹内義商店」である。

 

 いつもは奥方がここからお歳暮を送ってもらうのだが、最近の奥方様は超多忙・・。仕方がないから、今日は私が発送代行。お店で宅配便の用紙に記入して・・・、「これこれを5,000円分でお願いします。」

 

 お店の奥さんも手慣れたもので、「はいよ~。県内ばかりやね。送っとくよ」。で、一件落着。

 

 午後からは、民児協の研修会。うちの町の社協支所からマイクロバスで会場に送ってもらう。

 

 まぁ、こういう研修会である。さぬき市内から115人の民児委員が集められてのお勉強会。

 

 それに先だって、退任者への厚生労働大臣からの感謝状伝達式などが行われて、さぬき市長の挨拶なんぞがあった。

 

 今日のメインの講義はこれ。「高齢者の利権擁護」。高齢者虐待とか、成年後見制度とか、オレオレ詐欺とかリフォーム詐欺、還付金詐欺なんぞなんぞ・・・。

 

 最初に驚いたのが、「高齢者」の定義。一般的には「65歳以上」ということになっているいらしい。そう言えば「前期高齢者」ということで、私も「高齢者」なんだ。そうなんか・・・高齢者なんか・・・。

 

 この講師、弁護士さんらしいが、このワイシャツのエリ、向かって左のエリがスーツからはみ出している。右はまともなのにアンバランス。プーチンさんみたいに遅刻してきて慌てたらしい。で、肝心の話はこころに響かなかった・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「喜びも悲しみも苦しみも 全て人生の彩り」というもの。NHKの朝ドラの「ごちそうさま」。あの嫁いびりのドラマが視聴率21%超えだとか。そのほかのドラマとかでも同じ事だけれど、苦しみや悲しみや喜びがなかったなら、あんなドラマは成立しないし、誰も見ようとは思わない。怒りやそねみや疑惑や「いけず」や意地悪がなければ、テレビドラマや映画や演劇や舞台は存在しないのだ。それら、全てが人生の彩りなのである。そう、考えたならば、苦しみや悲しみもまた、いとおしいではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


寒い日は 小椋佳だな 愛燦々

2016年12月15日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっており、曇りで雨の降る所があった。気温は今期最低の4.2度から8.8度、湿度は82%から72%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の16日は冬型の気圧配置が強まるため、曇りで明け方から昼前にかけて雨や雪の降る所がある見込みらしい。

  

 今日は奥方の給料日、ボーナス支給日、私の年金支給日ということで、6冊の通帳を預かって、奥方のメモを片手に走り回っていた。まずは郵便局で兄嫁の通帳の記載、奥方のボーナスの引き下ろし。

 

 それを持って銀行さんで一部を預け入れ、私のお小遣いの引き出し。そしたら通帳が一杯になったとかで新規作成。

 

 農協さんで、自治会の通帳記載と、私のお小遣いの一部を口座に預け入れ。

 

 年金支給日ということで、おまわりさんとか婦人会の方々があちこちで見張っている。

 

 その後、町内のお医者さんで奥方の薬を処方してもらって、

 

 おとなりにある薬局で薬を調整してもらって・・・。

 

 さぬき市を出て、おとなりの郡にあるスーパーに行ってトイレ休憩。奥方のビールはここにしか置いていないので、ビールを買って・・・。

 

 いつものケーズデンキに立ち寄って・・・。

 

 ワイヤレスのインターホンと、

 

 携帯用の血圧計を購入。どちらも古くなったから調子が悪い。そこで新規入れ替え。

 

 お昼からインターホンの工事をしようとしたら、乾電池が6本もいる。仕方がないからコンビニまで走って乾電池を購入。ついでに年賀状も投函してきた。戻ると、インパクト・ドライバーがうんともすんとも言わない。それじゃぁダメじゃん、春風亭昇太。ドリルがないと、この壁に穴があかない。

 

 仕方がないから、ホームセンターに行って、このドライバーを買ってきた。

 

 どうにか、穴が開いたので取り付け工事。ずいぶんとぶれた画像だ。

 

 この黒いのが新築当時につけたもの。かすかにピンポン・・となるだけ。音声も画像も出なくなった。だから、郵便物やお荷物が再送扱いになって困っていた。

 

 ワイヤレスだから、こうして試験ができる。この受信機はどこにでも持って行ける。昼間は二階の私の部屋、夜は寝室、食事中はダイニング、宴会中はリビングと・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生一生 酒一升 あるかと思えば、もう空か」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。のんべえの自分には、とても分かりやすい法語だ。まだたくさんあると思っていたお酒のビンが、いつの間にか空っぽになっていく。身をもって実感できる事実である。時の流れはひとときもとどまることはない。私たちの生は確実に終わりに向かって進んでいる。時間には限りがあるのだ。だから本当に急がなければならないことを、きちっと見定めて急ぐのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


枯れ蓮のように静かになっている

2016年12月14日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で概ね曇り、雨の降っている所があった。気温は12.7度から8.3度と昼間の方が寒くなった。湿度も85%から72%と右肩下がり。風も似たようなもので5mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の15日は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇り、夜は雨の降る所がある見込みなのだとか。

 

 今日はプラスチックゴミ回収日で、古本古雑誌を束にして出して来た。この頃は、まだ雨は降っていなかったので、そのまま、北に向かって歩き出した。

 

 いつものように、旧松尾小学校をぐるりと回って戻るコースに脇道に入って戻って来るコースを歩いてみた。

 

 1時間20分ほどのコースだが、人にあったのは二人だけ。車にも合わないという閑静な田園地帯。

 

 確かに、歩くとおなかが引っ込んだような気はする。気がするだけかも知れないが、あの一頃のような膨満感というか、おなかが張るような感じはなくなった。

 

 相変わらず山猿がそのあたりを歩き回っている。むこうさんも同じ事を考えているのかもしれない。

 

 お昼前から、小雨が降り出してきた。

 

 奥方に頼まれていた葉ボタンを探しに、前山の「道の駅ながお」にやってきた。本当は、昨日、ここで買って帰るのを忘れてしまったのだった。昨日は、この前の「おへんろ交流サロン」でお仕事をしていたのに・・・。

 

 お正月用の葉ボタンだろうと思う。

 

 ついでに、ここにも立ち寄って・・・。

 

 体重計を買った。今までのも10年以上になると、サビが出てきて汚くなったし、スイッチが入らなかったり切れなくなったりする。最近は毎日計っているので気になって仕方がない。

 

 お昼からは年賀状の一言メッセージ書き。印刷しただけのものでは味気ないので、ちょっとした自筆の言葉を書くようにしている。

 

 で、県内と県外に分けておしまい。明日の15日に郵便局に投げ込めば一件落着である。奥方はそのまんま、机の上に置いたまんま・・・。

 

 いよいよ、冬になったなぁ・・と思わせる冷たい風が吹くようになってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「幸せな人生には、2種類のメガネが必要です。一つは人生の目標を、眺めるための遠メガネ。もうひとつは日々の小さな喜びを、見落とさないための虫メガネ。」という、中山庸子さんの言葉から。誰しも幸せを望むもの。そして、幸せとは特別なことだと思いがち。しかし、幸せは、特別な状態というよりも、2種類の認識によって成立するのだという。一つ目の認識は将来の夢を持ち、希望を抱くという認識。二つ目の認識は、日々の小さな喜びに気が付くという認識。それは幸せだけに通用するものではない。仕事でも、勉強でも、研究でも、遊びでも同じ事。目の先ばかりを見ていると迷ってしまう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


さざんかの 花をぬらして 雨しきり

2016年12月13日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で、雨が降っている。気温は9.9度から12.9度、降雨量は0mm/hから4mm/h、湿度は96%から92%、風は1mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の14日は、低気圧や寒気の影響で曇りで、未明は雨が降る見込みなのだとか。

 

 だんだんと、右目の白内障が進んできた。でもまだ、見えることは見えて居る。さて、そろそろ、眼科に行ってみなければならない時期かな。調べてみたら、左目の白内障の手術は二年前の12月11日、今頃の時期だった。

 

 と、言いつつ、今日も前山の活性化センターへご出勤。こんな雨の日でも、ボランティアの方々が草刈り作業に出かけて行った。ご苦労なことだと頭が下がる。

 

 師走に入ると、忙しくなるのか、今日は男性4人、女性一人の出勤になった。ま、やるべきお仕事も減ってきている。つまりは、作業が大詰めに来ているということでもある。

 

 で、来週の20日で作業は一応終えることになる。で、来年の中旬からは、いよいよ展示の準備に入り、目玉の「遍路札」の展示を終えて、今度は、その他の「俵札」の展示に入れ替える。

 

 これはまた、少し変わった「弘法大師修行御影」である。これも展示できるかな。

 

 昨日に収穫した金柑だが、このままじゃあかん・・と言われた。料理のつまものじゃないのだから、葉っぱは外してちょうだいと言われた。

 

 今日は一日中、雨だから、これをこつこつと切っていこうか。ハサミも用意して、段ボール箱も用意して・・・。

 

 一個ずつ、ハサミで枝から切り離していく。

 

 大きな段ボール箱を用意して・・・。

 

 ほぼ2時間あまり。ようやくに作業は完了した。でも、こんなにたくさんの金柑をどうするつもりなのか・・。

 

 「甘露煮にするから、ネットでレシピを調べといて・・・」というけれど、レシピでは15個とか20個のもの。この何百個もの甘露煮はきついでしょ。中の種を出すので疲れてしまいそう。

 

 雨はだんだんと強くなってきている。

 

 今日の掲示板はこれ。「ただいたずらにあかし いたずらにくらして 年月をおくるばかりなり これまことになげきてもなお 悲しむべし」という蓮如上人のお言葉から。これまた、いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。別に、いたずらにあかし、いたずらに暮らしているつもりはないのだが、蓮如上人さんから見れば、私らの暮らしぶりは、いたずらにあかし、いたずらにくらしているのかもしれない・・・。それでも、「すくいとるぞ」の本願であるのだから、ありがたいことだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


冬日和 ことば一つも 口に出ず

2016年12月12日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇りとなっており、夜遅くには雨が降るらしい。気温は4.7度から11.8度、湿度は81%から72%。風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の13日は、湿った空気や気圧の谷の影響で概ね雨となる見込みらしい。

 

 奥方に、「ユズと金柑を収穫しておいてね。スダチは私が収穫したから・・・」と言われていたので、今日はウォーキングを休んで果樹の剪定をやることにした。と言うのもご近所のおっちゃんが、盛んに庭木の剪定をやっているので、わが家もやらねば・・と思って居た矢先だったのだ。

 

 写真が悪いが、金柑である。今年はサルの被害が少なくて、けっこうな実がついている。

 

 こういう感じでたくさんの金柑の実である。

 

 足下には、ユズや金柑を食べ散らかした跡がある。おいしくなかったのかも知れない。サルは、金柑の皮は食べないみたい。中身を食べたらまずいわな・・。

 

 ユズも数個は食べて捨ててあったが、けっこうな収穫ができた。

 

 金柑も相当な収穫量になった。

 

 でも、これだけの金柑をどうするんだろう。今の時代、金柑を食べる人もいないだろうし・・。

 

 剪定をすると、こんなにもさっぱりとした。

 

 柚だって、こんなにもさっぱりとした。

 

 で、おへんろつかさの会長が、領収書を提出せよ・・と言うていたので、当面、欲しいものを買ってきた。

 

 で、しっかりと領収書をもらってきた。ホンマにこの金額で暮れるんやろうか。

 

 先週の水曜日(12/7)に、電話線に木が倒れていた所を確認に行って来た。きれいに倒木を切って、電話線やさぬき市のケーブルテレビ用ケーブルは安全になっていた。

 

 確かに、先週の土曜日には、こんな状態だったのだが、日曜日にでも作業したのだろうか。まずは、おばあちゃんとの約束は果たしたことになる。一件落着である。

 

 そのついでに、この地区の「地神さん」を教えて貰って調査してきた。道ばたにあると聞いていたのだが、あったのは山の尾根だった。こんな所に地神さんがあるのも珍しい。右側が「地神塔」で、左側が「女体宮」だという。

 

 自然石に、天照大神ほか四体の神名が刻んである。建立年月は風化が激しくて読み取れなかった。

 

 今日の掲示板はこれ。「「そのうちやる」という名の道を歩いて行けば、「何もしない」という名札のかかった家に行きつくことになる・というセルバンテスの言葉から。ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラは、小説「ドン・キホーテ」(Don Quijote de la Mancha)の著者として有名なスペインの作家であり小説家。スペイン語における世界的大文学者のひとりであり、同時代や後世の作家に多大な影響を与えたことでも知られ、シェイクスピアやチャールズ・ディケンズ、ハーマン・メルヴィル、ギュスターヴ・フローベール、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、ジェームズ・ジョイスなど多くの文学者たちに影響を与えた。(参考文献:ウィキペア+Amazon.co.jp)

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


落ち葉踏む 新しき靴 音もなし

2016年12月11日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は6.6度から12.1度、湿度は88%から68%。風は2mから4mの西北西の風が少しばかり。体感的には「冷たい」という感じの一日になった。明日の12日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜は雨が降る見込みらしい。

  

 奥方は今日も出勤して行った。私はいつものようにウォーキング。今日は北に向かって歩き出した。とにかく、歩いておなかを少しはへこまさないと食べたいものも食べられないし、飲みたいものも飲めないのだ。

 

 「おなかの大きな王子様 それじゃ絨毯には乗れないよってさ・・・」と歌いながら、旧の小学校跡をぐるりと歩いて回る。どこかの工場が元体育館を借り切って作業をしているらしい。アルバイトさんの車がずらりと並んでいる。

 

 このコースは約2Kmの往復ちょっとで、1時間10分ほどのコース。子どもの頃は、約4Kmを歩いて通学していたのだし、忘れ物をすると往復すると8Kmだって平気だったのが今は昔のおはなし・・・。

 

 お昼からは、自治会長のお役目で、「神宮大麻頒布式」に参加する。場所は「郷社」である「富田神社」。まぁ、一般的にいうところの「氏神さん」である。

 

 ここの狛犬は少し変わったもので、「古代型」と呼ばれるもの。妙な顔をした狛犬である。

 

 拝殿前にあるのは青銅製の狛犬で、こちらは「招魂社型」。こういう顔も珍しい。

 

 13時ごろから人が集まり始め、13時半から「お式」が始まった。大川町内と東かがわ市五名地区からの総代さんや自治会長が集められる。

 

 で、一般的な「お式」が行われる。修祓の儀、祝詞奏上、玉串奉奠・・・。

 

 その後、社務所に「神宮大麻」「富田神社神璽」が用意されていて、それぞれの自治会で注文した「おふだ」が袋に入っている。うちの自治会では10軒中7軒分が入っている。そのお札代を立て替えて先払いしておく。宮司さん宅まで届けるのも邪魔臭いし、振込すれば手数料がいる。年金支給前なので苦しいが、立て替えておく。

 

 このおふだに、服喪表だのおまつりの仕方などの神社の広報誌みたいなものを入れて、注文したおうちに配っていく。当然、我が家には神棚はないので、おふだは注文していない。で、きっちり、7軒に届けて、10.300円が私の財布に戻ってきた。めでたし、めでたし。

 

 あと、民児委員の研修会があって、歴史講演会が終われば今年も終わることになる。

 

 今日の掲示板はこれ。「できるかできないかではなく やるかやらないか」というもの。この言葉は、いろんな人が同じように、この言葉を使っているので、どれが本当なのかわからない。いずれにしても、どんなにすばらしい希望や志を持っていたとしても、すばらしい実行力や能力があったとしても、やらなければ一生できないということだ。今「できる」か「できない」かというのは、たいして意味はなくて、できないのであれば、小さく実践して、検証して、問題を解決していくことだ。そうすれば、少しずつでもできるようになっていく。要は、やる気の問題だけなのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


返り咲く つつじの花の 柔らかさ

2016年12月10日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっており、概ね曇りから晴れ間も見えて居たりだった。気温は8.9度から11.6度、湿度は74%から78%、風は2mから4mの西北西の風が少しばかり。明日の11日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日も穏やかな初冬という雰囲気。空気は冷たいようで、マスク姿に手袋をつけて散歩に出た。昨日は北に向かって歩いたので、今日は南方面に向かうことにした。

 

  わが家から旧道を南に歩いて行って、大川ダムに着く。そこからダムの管理道に入り、流入口で折り返し、県道を北上するというコースである。

 

 これが、私たちが通学に使っていた旧道である。この道路もダムで行き止まりになってしまう。この右手に、最初の「砕石(われいし)ダム」があった。その当時は大きなダムだなぁと思って居たが、その何百倍ものダムが出来たときにはたまげたものだった。

 

 この百何段かの階段を昇ってダムの堰堤上に出る。階段には落ち葉が積もっていて歩きにくいし、ときおり、蜘蛛の巣が残っていて帽子なんかにまとわりつく。

 

 堰堤の高さは36m、長さは124m、総貯水容量は76万立方m。最初は、地域の名前をとって、「砕石(われいし)ダム」と予定されていたが、「ダムが砕けて石になる・・・」という、よくないイメージが流れて、町の名前で「大川ダム」に変更されたという曰く付きのダムである。

 

 今は管理もされていない様子で、竹や樹木が倒れたり、土砂崩れがあったりで、車が通ることはできなくなっている。その落ち葉を踏みしめて歩いて行く。

 

 ダムの水源近くから見た大川ダム。穏やかな水面である。

 

 流入口にある橋の親柱である。千羽鶴、折り鶴をイメージしている。その昔、旅人が歩いて居ると盗賊が現れた。その時に、刀の柄から千羽の鶴が現れて、旅人を助けたとかの伝説のある地である。

 

 また、近くには「千羽が嶽=千婆ヶ岳」と呼ばれる奇岩もある。でも、もう、そんな話を覚えている人も少なくなった。

 

 午後からはホームページの更新作業や・・・

 

 おへんろつかさの公式ホームページの更新作業をやっていた。

 

 それとか、会計処理もわが家と自治会のものとを整理しておく。

 

 そんな几帳面なほうじゃないので、できることからコツコツと・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「本当のものがわからないと 本当でないものを本当にする」という安田理深先生の言葉から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。自分がどこまで知ってるかを識別していないと、自分では知ってる範囲が全てで本当と思うと自認してしまうもの。大切なことは知っていることと、知らない事を分別する力、つまり知識だと思うのだ。本当のこと、これは「真実」とか「真理」ということを指すのではないだろうか。それが探索できないと、当然、自らが下す判断は誤りとなることが多くなり、自ずと良い結果は出ないくなる。問題とすべきことは、「本当でないものを本当にする」ということではないだろうか。私たちは、仕事や生活の中で、常に真実とは何か、真理とは何かということをしっかり学ぶ必要があると言うことだ。今回のダムにまつわる話とか、地元に伝わる民話とかを思い出しながら、そんなことを考えたことであった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


野いちごを なめてみてみる 身の重さ

2016年12月09日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇り、小雨や雷雨となっている所があった。気温は8.0度から15.6度、湿度は81%から62%、風は1mから6mの西南西の風が少しばかり強かった。明日の10日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や寒気の影響で昼前からは雲が広がる見込みらしい。

 

 朝ドラが終わってから散歩に出た。出るとすぐに小雨が降ってきたが、空が明るいからと歩き出した。傘をさすほどのものでもない。

  

 そうそう、昨夜、「うちに血圧計ってあるんかなぁ・・」と奥方に聞いてみると、こんなものを探してきた。母が使っていたものらしい。で、実際に計ってみると、計るたんびに数値が変わる。

 

 4回、計ってみて、上と下を除外して、中間の127/73 と、125/57 を記録した。脈拍だって、71と65と少しばかり変わる。ま、毎日やってれば要領がわかるようになるもんだろう。

 

 ドクターの話では、62Kgまでに体重を落とせという。病院で計れば66.3Kgもあったが、我が家で入浴前に計ると65.4Kgだった。3Kgならばなんとかなりそう。歩くしかないなぁ・・ということで北に向かって歩き出した。昔の小学校を目指していた。

 

 小学校からUターンして戻ってきて、今度はうちの自治会をぐるりと歩いてきた。

 

 8時半に我が家を出て、戻ってきたのが10時半だった。ま、途中でその自治会の様子やメンバーさんの確認なんぞをやっていたので少しペースは遅いほう。これで、私の担当地区の様子は理解できたし、把握もできた。

 

 それをマップに反映させておく。空き家とか、入所(施設など)とかのおうちが目立つようになってきた。

 

 歩くようになって、おなかのふくらみが少しばかり減ったように思うし、膨満感というか、おなかがつかえるような感じは減ってきた。これから寒くなると、いつまで歩けるか・・だな。

 

 お昼からは青空も見えてきたが、風が強くなってきた。だから、データーの修正や追加などをやっておく。

 

 来週で公的なお仕事はおしまいになる。最後に、もう一つ、歴史講演会があるので、その準備を残すのみ。

 

 今日の掲示板はこれ。「船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、だれにも必要である」というもの。ドイツの哲学者、ショーペンハウエルのことばらしい。例えばこれを『責任』、『責務』、『使命』、『信念』だと考えた場合、見えて来るものがある。それらはまるで、『作用の為にあるエネルギー』である。『作用・反作用の法則』とは、ある物体に力を加えた場合は、必ず、相手の物体からも力を受けることになる。相手から力を受けることなく、相手に一方的に力を加えることは出来ない。ということを指示した法則である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


芋を手に 落ち葉焚きする 老夫婦

2016年12月08日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は7.6度から13.5度、湿度は84%から65%。風は4mから1mの西の風が少しばかり。明日の9日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、寒冷前線が通過する昼頃を中心に曇る見込みでらしい。

 

 今日は月に一度の予約診察日。予約時間は10時からだというので、9時過ぎに病院に着いた。気持ちの良い朝だった。

 

 10分ほど待って、胸部のレントゲン検査。これで「胸水」のたまり具合を調べるのである。胸水がたまると心臓を圧迫して呼吸困難となり「心不全」になる。

 

 その後、採血があって、10時前から腹部エコー検査。これも20分くらいかかったように思う。

 

 これはイメージ画像。こういう感じで検査を受ける。この検査結果は来月だという。少し待てばいいのだが、待つのが嫌いな性分なのである。その後、検尿検査。

 

 10時半からのドクターの診察では、やはり胸水が若干、溜まっているという。

 

 いまのところ、肝臓の数値も血糖値も落ち着いているらしい。で、この手帳を渡されて、毎日の記録をつけろと言うのである。

 

 で、毎日、体重、血圧、脈拍などを朝夕に計って記録するように言われた。で、この手帳を毎回持参して見せろというのだ。薬を飲んだかもチェックして記載せよとも・・・。そんな面倒なことを・・・。

 

 帰りに薬局に行って、びっくりたまげた・・・。

 

 病院代(検査代ほか)で、いつもの倍の7,220円。薬代が34,810円。合計で42,000円。年金支給日前には目玉が飛び出るような金額ではないか・・。前の順番のおばちゃんなんぞ270円とかの薬代なのに・・・。ひどいねぇ・・・。

  

 35日分の薬だから、こんなにどっさり。これを朝夕に飲むのだと。ついつい忘れてしまうけど。

 

 今日、12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた「成道会」。成道会というのは、お釈迦さまの降魔成道(悟りを開いた事)を記念して行われる法要(行事)のことである。我が国では、釈迦は朧月(旧暦12月)の8日に降魔成道したと伝承されているので、成道会を臘八会(ろうはちえ)とも称し、この日に法要が行われる。南伝仏教では、ウェーサク祭として5月の満月の日に仏誕会、涅槃会と共に行われているという。

 

 一方、太平洋戦争開戦記念日・・というのも有名な日。1941(昭和16)年12月8日午前3時19分(現地時間7日午前7時49分)、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年6箇月に及ぶ大東亜戦争対米英戦(太平洋戦争)が勃発した。「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」という意味の暗号電報「ニイタカヤマノボレ1208」が船橋海軍無線電信所から送信され、戦艦アリゾナ等戦艦11隻を撃沈、400機近くの航空機を破壊して、攻撃の成功を告げる「トラトラトラ」という暗号文が打電された。

 

 そしてスケールは小さいが、私たちの娘の誕生日でもある。その子も44歳になったとかいうていたが。時の流れははやいものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「時の流れに心せよ 「まだ」は忽ち 「もう」となる」というもの。誰の言葉かはわからない。だが、この時期になるとついつい思い出す言葉。今年のお正月を迎えたのがつい先日のような気がするが、気がついてみれば、早くも 12月の上旬が終わる。あっという間の一年ではないか。先のことだ、先のことだと考えていたことが、もう、すぐそこにやってきたぞ・・・というのが、今日 の私の正直な気持ち。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


落ち葉舞い 短い今日が 暮れかかる

2016年12月07日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷や寒気の影響で夕方から雲が広がるらしい。気温は6.4度から03.6度、湿度は86%から63%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の8日は寒気の影響で朝まで曇りますが、その後は高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日はすっかりと晴れていい天候になった。

 

 先月末から今週のあたままで、資料整理ということで図書館がお休みだった。借りていた本の返却期日が明日までだというので、図書館に行ってきた。すっかりとアキニレの葉っぱは落ちてしまっている。

 

 毎朝毎朝、ここをお掃除する人たちは大変だ。掃いても掃いても落ち葉は落ちる。それでも掃いて集めてまた掃いて・・・。

 

 すっかりと落ちてしまえば落ちなくなるが、ほんの少し、ほんの少しばかり残っているものが落ちてくる。

 

 で、五冊の本を返却して五冊の本を借りてきた。ま、習慣みたいなものだ。

 

 家に帰る途中で、一つだけ確認できていない集落を歩いて見た。すると、偶然出会ったおばあさんが、「電話線に木が倒れているのでなんとかして欲しい・・」と懇願する。私が電電公社に勤めていたと言い張るのである。ホンマに覚えているんじゃろうか。

 

 山崩れで木が倒壊して電話線を押しつけている。細い電話線は今にも切れそうである。それはわかる。でも、NTTのどこに連絡すればいいのかわからない。組織が変わってしまっているし、退職してずいぶんになるから連絡先がわからない。

 

 とりあえず、電柱番号は写してきたけれど・・。さぬき市の光ケーブルだって、連絡先がわからない。困った困ったこまどり姉妹。

 

 これで、担当地区6集落、70数戸を確認した。ここから、独居老人家庭や避難困難家庭を確認しなければ・・・。

 

 午後からは年賀状の印刷にかかった。

 

 ま、毎年、ワンパターンになっているが仕方がない。

 

 これでも、友人用、趣味友用、親戚用、その他用、奥方友人用、奥方親戚用と6パターンになっている。で、一言メッセージを書き込めばいいのだが、それがついつい、15日まで伸びてしまうことが多い。

 

 で、今年受け取った人、今年出した人をチェックして、印刷漏れがないかを確認中・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分のこころが一番しまつに困る 承知せぬのは自分の心である」という曽我量深先生の言葉からである。本当にあわれみ、かなしみ、はぐくむということは計画しても出来るものではない。自分の心が一番始末に困る。承知せぬのは自分の心である。故に「おもうがごとくたすけとぐること、きわめてありがたし。」思うが如くなるということは世の中は一つもない。世の中は一から十まで思わざる如くに動くのだそうである。(曽我量深『歎異抄聴記』より)

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


冬日和 苦渋をしのぶ 遍路道

2016年12月06日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため、概ね曇っていたが、午後からは晴れてきたが、夕方からはまた曇りとなっていた。気温は朝方は14.0度だったが、昼過ぎには12.9度となり、夜には7.6度まで下がるらしい。湿度は80%から60%、風は8mから3mの北西の風が冷たかった。明日の7日は、寒気や湿った空気の影響で、概ね曇る見込みらしい。

 

 朝方は雨が降っていたし、激しい雷の光と音で起こされた。朝の6時過ぎって真っ暗だった。

 

 これでも9時前だが、まだ、薄暗かった。雨はすっかりと上がっている。今日は全国的に火曜日だということで、前山地区活性化センターに出勤である。

 

 ここは、元は産直市場などで前山地区を元気にしようと発足したらしいが、初代館長さんがお遍路に興味があって、ここを「おへんろ交流サロン」にし、「おへんろ資料展示室」にしたそうである。

 

 しかしのかかし、よくもこれだけの資料を集めたものだし、うまく展示をしてあるなぁと関心させられる。

 

 今日も男性4人と女性4人の8人での作業になった。

 

 昨日に作成した研究論文集も納本した。用紙代やインク代、トナー代金の領収書を提出せよ・・・とのこと。先に言っておいてもらわないと、みんな、捨ててしまったのに・・。

 

 こうして中島先生が整理したものを・・・

 

 こちらでは多田先生が写真撮影してデジタル化する。それをパソコンに投入して整理する。

 

 私が興味深いと思ったのは、この「帰命盡十方無碍光如来」という十字名号である。これは真宗でしか見ないと思って居たのに、こんな俵札から現れたのである。そして右横には「諸厄難除」とあり、左横には梵字が書いてある。もう一枚には、スペースの問題か、書き忘れたのか、「十方」の字を右横、左横に書き加えてある。ということは、真言宗でも「十字名号」や「九字名号」を使うんだ・・・と知った。

 

 お昼前にはすっきりと晴れてきたが気温はどんどんと下がってきている。

 

 今日の作業が終わって外に出たら、こんなものが停まっていた。「うどんタクシー」である。

 

 映画やニュースでは見たことがあるが、本物は初めて。

 

 ナンバープレートには「88」の数字が・・。おうどんを食べながら「お四国参り」も案内するんだろうか。そういえば、資料室でガイドをしていたのは、この車の運転手さんだったのか・・・。

 

 今日の掲示板は、本文に関係なくこれ。「人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ でも その考えを無理やり 他の人に押しつけてはいけないな」というスナフキンの言葉から。トーヴェ・ヤンソン原作の「ムーミンシリーズ」に登場するキャラクター『スナフキン』は、自由と孤独を愛し、束縛されるのを嫌う。その一方で、他人にとても優しい。でも決して他に媚びることなく、自分の色を持ち続けるスナフキンだからこその言葉。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


陽だまりで お猿二匹が 丸くなる

2016年12月05日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は10.7度から16.8度、湿度は86%から68%、風は5mから2mの西の風が少しばかり。明日の6日は、冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みらしい。

 

 12月に入って、なんだかんだとあったけれど、今日は全く予定のない日。それでは・・ということでつかさの会の会長からのオーダーされていた「俵札調査」の印刷見本の印刷にかかった。

 

 県の担当者やさぬき市教育委員会などに提出して見てもらうのだという。オーダーは三冊だったけれど、ついでだからと五冊の印刷にした。

 

 前回は紙詰まりで中止。修理に出したらユニット交換で28,000円だというので、あきらめて、amazonで、12,000円の同型機を買った。ところが・・・印刷を始めたら、トナーがなくなりました・・・というエラーメッセージが。

 

 仕方がないから、またしても量販店に走って、トナーを買うことになった。

 

 ついでに、修理に出したプリンターを廃棄処分にしてもらった。リサイクル料金は540円だった。壊れたプリンターを返して貰っても意味がない。

 

 帰って来ると道の真ん中で悠々としているサルが・・・。見ると、頭上には十数匹のサル軍団。クラクションを鳴らして追い払った。奥方の野菜畑にはダイコンや白菜なんぞが植わっている。食べられたらおおごとだ。

 

 で、トナー交換後、印刷再開。正直なもんだ。

 

 で、製本して、五冊の研究発表論文ができあがった。

 

 昼からは、住宅確認のために散歩に出た。民児委員で担当する地区は6自治会。今日は、そのうちの4集落を歩いて見て回った。ここは空き家、ここは廃屋・・、ここはAさんち、ここがBさんち・・みたいに確認しながら歩いてきた。

 

 その後、自治会長のお役目を一件すませてからPC作業。

 

 おへんろつかさの会公式ホームページの更新作業。3日の仏教講演会とかの更新作業。終わりました・・・という修正とか。

 

 私のホームページも、行事予定欄の修正作業。できることからコツコツと。

 

 今日の掲示板はこれ。「いいこと悪いこと 一切をひっくるめておかげさま」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。雨が降るのも晴れるのも雪が降るのも風が吹くのも単なる自然現象。雨はイヤだ、風は寒いの・・というのは人間様の都合の話。いいことも悪いこともみんながあって私が作られる。いっさいがっさいをひとくくりにして「おかげさま」なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


冬しぐれ こころの準備を 急ぐとき

2016年12月04日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷や低気圧の影響で概ね曇り、午後からは雨が降っている。気温は7.6度から15.3度、湿度は96%から68%、風は1mから3mの北北東の風が少しばかり。明日の5日は、高気圧に覆われるため概ね晴れるらしい。

  

 昨夜は娘の誕生日祝賀会兼忘年会。わが家は山の中の一軒家だから誰に遠慮もいらないから、ほぼ毎月のように飲み会をやっている。早くも来年1月2日の「新年会」の予約が入っている。

 

 最近、孫のはやて君は、こうした「フィルム・カメラ」に凝っているらしい。これは、「Olympus Flex A2.8」という二眼レフカメラらしい。わが家にあったフィルムカメラも「ちょうだい、ちょうだい・・」と持って帰った。

 

 わが家の3兄弟(右から長男・次男・三男)と、通称四男のいとこ。

 

 それに娘と長女のなぎちゃん。恒例のカラオケ大会。

 

 向かって右から、クラビノーバ(電子ピアノ)、エレクトーン(電子オルガン)とピアノ。三男も歌好きでマイクを離さないタイプ。

 

 で、一行は、朝の5時半に飛び出して帰っていってしまった。それぞれ、12月4日はご用があるみたい。私も7時半にはわが家を出て、いつもの前山の公民館にやってきた。今日は、「おへんろつかさ養成講座」の6回目講義のある日。私らは駐車場係のサポート部隊。

 

 一方、会場の設営も手の空いた人が集まっててきぱきと。

 

 今日の講師は香川県立ミュージアムの三好賢子(まさこ)さん。1コマ目は、「仏像の見方」(基礎編)、2コマ目は「さぬき市内の仏像について」。

 

 前の方が「受講生」。その後ろに、サポート役の先輩たちも聴講生ということでお話を聞いている。

 

 先輩たちの方が多いみたい・・・。

 

 帰ると、北海道からシャケが届いていた。10年ほど昔には、そのまんまの鮭が届いていて、骨が硬いので、切り分けるのに難儀をしたものだったが、最近はほどよい大きさに切って、しかも真空パックされているので冷蔵庫や冷凍庫に保管するのに便利になった。

 

 午後からは小雨になり、夕方からは本降りになった。

 

 今日の掲示板はこれ。「背負わされたと思えば荷物は重くなる 背負わせて頂いたと思えば感謝になる」という荒了寛さんの言葉から。仕事だと思うから、背負った荷物が重くなる。遊びの登山だったら、いくら背負っても重いとは感じない。他人さんの親を背負ったら実に重いと感じるが、自分の母親だと重いとは感じない。思い軽いも、この私の心が決めるのである。人間とは、そんな不思議な動物である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


南天の 紅さに勇気を もらう朝

2016年12月03日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れてた。気温は7.6度から15.3度、湿度は96%から68%、風は1mの北西の風が少しばかり。明日の4日は、四国の南岸を東進する低気圧の影響で曇り、昼過ぎから時々雨が降る見込みなのだとか。

 

 今日も小春日和の良い天気。風もなくてさわやかな朝になった。

 

 玄関周りの落ち葉をきれいに片付けた。今夜は弟たちが集まっての忘年会になるのだとか。

 

 来客だからと云う訳でもないが、簡単にお掃除。奥方は料理の準備とかお買い物とか・・・。

 

 私の部屋も、ついでにお掃除しておく。

 

 壊れたプリンターの代わりに、amazonで買ったレーザープリンター。全く、前の機械と同じものの筈が、バージョンが違うとか、ドライバーがありませんとか文句を言うてたが、あれこれやって、どうにか印刷ができるようになった。

 

 それとは別に印刷用紙も用意した。これはインクジェット用で表紙用のもの。

 

 今度は、民児委員用のデータの作成やその確認作業。どこに、どういう人が住んでいるのかを把握することから始めたわけ。子どもの頃の記憶しかないから、おうちが新しくなるとわからない。

 

 で、早速のお仕事がやってきた。「こんにちわ赤ちゃん訪問」である。赤ちゃんのいるおうちを探して訪問するわけ。でも、若い方・・・というのは顔なじみじゃないから挨拶はできても、話題がわからない・・。

 

 ま、なんとか、今日のお仕事は終わったみたい。

 

 またぞろ、山からサル軍団がエサを求めておりてきている。ま、珍しくもない後継だけれど。

 

 そろそろと、夜の宴会の準備でもしておくとしようか。

 

 今日の掲示板はこれ。「どのような道を どのように歩くとも いのちいっぱいに生きればいいぞ」という相田みつをさんの言葉から。「いのち」の尊さを見つめ続けて、その生き方を、自分の書と自分の言葉で、あたたかく、そしてやさしく語りかけたみつをさんの「子供へ一首」と題したことばである。私たちは、面子(めんつ)や体裁(ていさい)、常識や慣習など、みんな、まわりを気にして、そんなことにとらわれて生きている。しかし、みつをさんは、そんなことにとらわれて生きる生き方よりも、体裁が悪くても、カッコよくなくても「充実感のある生き方」をしたらいいんだよと、語りかけているのである。それが「いのちいっぱい 生きる」ということだと・・・。「いのち」を受け継ぎ、その尊い「いのち」に生かされて生きる私たち、その「いのち」をいっぱい生きているだろうか?

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


行く今日を 追いかけもせず やぶ椿

2016年12月02日 | たまにはご法務

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は9.8度から14.5度、湿度は70%から62%、風は1mから2mの西北西の風が少しばかり。明日の3日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 朝、季候も良いし気分もいいので、玄関周りの落ち葉を掃除してみた。時期的にすぐそばの山から降るように落ち葉が落ちてくる。夕方になれば元通りになっているかもしれない。

 

 で、久々に「落ち葉焚き」をやってみた。サツマイモはたんとあるのだが、焼き芋をするような気分にはなれなかった。子どもでもいればやると楽しいのかも。

 

 庭の「サンシュウユ」の実がきれいに色づいていた。

 

 ふと、気がつくと、もう10時。急がなきゃ遅れるわ~。支度しなきゃ。

 

 今日はお仕事の日、報恩講が厳修される日。この看板は「勤修(ごんじゅ)」で、力強く法要を勤めること。「厳修(ごんしゅ)」は厳かに法要などをつとめることらしい。

 

 妙好人庄松さんにもご挨拶。なんまんだんぶぅ・・・。

 

 今日はからりとして暑くもなし、寒くもなしのお天気になった。

 

 13時半からのお勤め。導師は善海さん。

 

 14時からはご法話で、川田慈惠師。お正信偈の中身のお話だった。お正信偈には何が書いてあるか・・ということだった。

 

 五劫思惟之摂受・・・五劫とは、気の遠くなるような長い期間をいうのだが、いろんな考え方があるらしい。一劫は4億3200万年という説もあるがどこから出てきた数字だろ。一般的には落語の「寿限無」で有名なんだけれど。

 

 勝覚寺は讃岐国名勝図会には、開基は明暦三年(1657)沙門正哲の草創とあるが、寺伝によると、天正四年三好氏落城のとき、その家臣板西城主赤澤信濃守は中富川の合戦において討ち死にし、天正十年(1582)赤澤信濃守の一子正本法師が菩提を弔うため、大坂天満興正寺で証秀上人につき得度し、丹生の郷小砂村に小砂坊を開基したのが勝覚寺の始めとされている。古い安楽寺末寺帖にも小砂正覚寺とあり、追加の記事にも三本松正覚寺とあり、創建も寺伝による天正年間が正確といえる。安楽寺末寺となったのは、阿波三好氏の関係であろうと思われる。その後正覚寺と号した。

 

  九代目願故のときの貞亨元年(1684)三本松村に移り、海暁山勝覚寺となったとされ、港町三本松の発展とともにその勢力をひろめ、寺院としての体裁を整えた。第二十世住職赤沢融海は幕末から明治期の名僧として詩画歌俳にも秀でていた。また、妙好人谷口庄松は当寺の門徒であった。

 

 今日の掲示板はこれ。「この一年 悔いなしと散る 落ち葉かな」というもの。花には花の役割があり、葉っぱには葉っぱの役目がある。冬が近くなると、広葉樹などは広い葉っぱでは水分を発散させるので木が弱るために葉っぱを切り落と す。また、光合成能力の落ちてきた葉っぱでも植物は弱る。そこで葉っぱを捨ててしまう。紅葉はその前段階で変色するものらしい・・・。紅葉も落葉もお仕事 を終えた葉っぱを切り離すことでおきる自然現象。これを悲しいと見るか、寂しいと見るかは人間様のこころのありようだけ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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