まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

雨であれ 嵐であっても やぶつばき

2012年02月14日 | ふるさと散歩

 今日は一日中・・・、雨になった。降ったり止んだりを繰り返しながら・・朝から晩まで雨になった。去年の今頃は雪が積もったような記憶がある。このあたりのビニールハウスなどが押しつぶされたと大騒ぎをしていたもの。そうすると、今年は少しばかり暖かいのかな・・・。

 

 さて・・・昨日の帰りに・・・通りかかったスーパーに寄ってみたら、節分の豆やら鬼の面を置いてあった場所に・・・ひなあられが山積みになっていた・・・。もう、そういう時期なのかと知らされた。

 

 だから・・・今日は、ひな人形展でも見てみようかと出かけてみた。

 

 その途中で、いつもの朝昼兼用のおうどんを食べた・・・。

 

 東かがわ市引田、国道11号線沿いにある半セルフの一般店というのだが、ほとんどセルフ店と同じようなもので、「手打ちうどん宮川」という。

 

 で、今日は豪勢に(ということでもないが)、「肉ぶかっけ小のぬくいん」を注文した。ネギやおろしショウガ、ゴマなんぞはフリートッピングなのに、さすが一般店だけあって、これで600円だった・・・。出汁もしっかりと辛かった・・・。

 

 これが讃岐人のこだわり・・・。「一日一麺」。それでいて、「うどんは別腹」。当時の先輩たちは、お茶代わりに、うどん屋に入るので閉口した思い出がある。いくらなんでも、朝から・・モーニングうどん、十時にうどん、昼にもうどん、三時にもうどん・・・は、「もう、勘弁して・・・」と思った・・・。

 

 その後、引田(ひけた)町内にある「讃州井筒屋敷:さんしゅういづつやしき」に行った。ここは、昔のお醤油屋さんであった「井筒屋」というお屋敷を、市が買い取って、イベント施設として改修して使っている。

 

 この母屋(おもや)で、毎年、恒例の・・・「雛人形展」が開かれている。で、今月末の2月29日からは、この町内一帯の通りでの「引田ひなまつり」が行われるが、その前哨戦的なイベントになっている。

  

 これが・・・「引田雛飾り」と言われるもので、十畳間一室を・・雛人形で飾る。三十年ほど昔には、初めての女の子が生まれると、こういうものを飾ったもの。だから、電話もテレビもみんな・・・別室に移して、家族は狭い台所なんぞで寝たもの・・・。

 

 近所の子供達は・・段ボール箱を抱えて・・「おひなさん、見せていたぁ~」と、家々を回って歩いて、みかんやひなあられを箱一杯にしてもらった・・・。親戚友人たちには宴席を設けて酒宴もやった・・・。だから、女の子が生まれたら、一財産が吹っ飛ぶ・・・とも言われたらしい・・。

 

 だから・・・そういう風習はやめようという自粛モードになって久しいが、10年ほど前から、町おこしの一環として、通りに面した家々で、思い思いの雛人形を飾るイベントを行うようになった。これが・・・「引田ひなまつり」で、今年が、その記念大会になるらしい・・・。

 

 例年は・・・2月の27日ごろから3月3日までであったが、今年は少し短くて、29日から3月4日までだとか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ・・・。こんな田舎には占い屋はいないが、易者や水晶玉占いなんぞに診てもらったのはいいが、それでは気分が悪いと・・次から次へと占い屋を回って・・・お金を使い、神経を使って・・・結局、泥沼に入ってしまう。

 

 ま、田舎でも、雑誌やテレビなんぞの・・「今日の運勢」「今日の星占い」に一喜一憂して・・・自分で自分を壊してしまう人がいる・・・。所詮、他人様にどうのこうのと言われるような私の人生ではないではないか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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