まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

野良犬が 尾を振っている 水仙峡

2012年02月15日 | ふるさと散歩

 今日も一日中、雨が降ったり止んだりであった・・・。ま、雪にならずに済んだのは良かった。

 

 今日は年金支給日だという案内状が来ていたので、「年金って、いくらくらい呉れるんだろうか・・」ということで、銀行へ行って、通帳に記載してもらった・・・。企業年金は65歳から・・・ということは聞いているので期待もしていなかったが、ほんのお小遣い程度のもの。そんなに早くからは呉れないものだ・・・。

 で、今日は・・屋島中町にある「民家園・四国村」のひな祭りをのぞいてみようと思った。天気はよくないが、大ぶりにはなるまいと考えてのことだった・・・。

 

 で、その途中の「高松市牟礼町大町にある、「うどん商人・つゞみ屋」に寄った。「つづみや」と読むらしい・・・。昔・・・小学生の頃・・・、トラックの後ろに「いすゞ」と書いてあったが、何と読むのかわからずに大きくなった。ああいう字は、小学校でも中学校でも習わなかったように思う。

 

 で、久々の「しっぽくうどん小」になった。もう、十日以上はしっぽくうどんを食べていなかったように思う・・・。

 ここの麺も野菜の具材もやわらかい・・・と思った。最近は硬いものを食べなくなったから、余計に硬いものが食べたくなくなって。だから、一口食べて・・・「やわらかい・・・」と思った。お出汁もおいしくて、最後の最後まで飲んでしまった。これで500円だった。

 

 11時少し前だったから・・・お店は静かなもので、貸し切り状態でおいしく頂いた。

 

 四国村の入村料のおとな800円は少し高いなぁといつも思う・・・。初回はそれでもいいが、一年に何度も入る人には半額でもいいように思うのだが・・・。このかずら橋も初回は面白いが、二回目以降は・・・この脇の迂回路を通るから橋も傷まないし・・・。

 

 うまく撮れていないが、小豆島の農村歌舞伎の舞台を復元した芝居小屋に展示してある雛飾り・・・。これがメインになるもので、あとは小さな物ばかり・・・。

 

 四国の古民家に・・新しくて豪華な雛飾りは似合わない。だから、古風でしっとりとしたひなかざりをさりげなく置いてある。

 

 これでも立派すぎるほどの赤さだ。こういう雛飾りが全ての建物置かれている訳ではない。まるで・・・たから・・宝探しみたいなもんだ・・・。「あ、あそこにある・・」、「あ、あそこに隠れてる・・・」みたいなことで。

 

 でも、古くても新しくても・・・お値段が高くても安くても・・・ひな壇というのは・・・「七段飾り」・・・。これは、女の子は生まれてから七つの節目を乗り越えて、頂点に上り詰めるということかららしい・・・。

 

 これでもまだまだ赤すぎるか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ・・・。「あそこの神さんに頼めば病気がなおる」「あそこのお寺にお参りすれば・・・旦那の病気が治る・・」とかと言われてお参りするが、お寺や神社が病気を治したりはしないのだ。いくら、お金を積み上げても・・そんなことで病気やけがが治ったりはしない。

 

 本物の宗教は、病に苦しみ、心に苦しむ、その人間の本質をこそ救うのだと言うとるわけやろうね。世の中の苦楽というものは、この私の心の中の「争乱」にしか過ぎない。この私の心がやすらかに安穏になれば、この私そのものが救われるということなんだろうと思ったりする。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>