まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

白梅を 払い落として 走る風

2012年02月08日 | ふるさと散歩

 今日は真冬の天候が戻ってきた。日中でも二度とか三度とかで気温は上がらず、強い風が吹き荒れていた・・・。さぬき市の実家では吹雪になって数センチの積雪になっているとかとメールが届いた。

 

 で、前にも掲載したが、明治33年7月七日付の「タイムズ」の新聞記事に何人かの名前が登場している。その中にある、「Awaburi Tokwan」という医光寺の関係者と思われる人を探してみようと思った。最初は、「泡振徳庵」かなぁと思ったのだけれど・・。

 

 医光寺というのは、現在の「地福寺」の隠居寺で、「西の寺」と呼ばれていたお寺で、一時期には小学校としても使われたことがあるらしい・・・。

  

 庫裏は早くに竹藪に呑み込まれ、本堂は数年前までは残っていたが、危険防止のために解体された。

 

 今は、こうした石塔が残るばかりだ。正面に残る木材が本堂跡のもの。で、その周囲を探し回って、結局・・・、左手奥の石塔を見つけた。

 

 ここに刻まれているのが、「阿闍梨等観(あじゃり・とうかん)」・・・。「Awaburi Tokwan」の音に似ていないだろうか。さらに、この左面には、「備中国小田郡用之江村:びっちゅうのくに・おだぐん・もちのえむら」現笠岡市、粟根氏産。右面には、明治21年4月18日と刻んである。レキの墓に関連するにはちょうどいい時期である。「粟根等観」も「Awaburi Tokwan」に似ている。

 もう一人の「寺脇嘉右衛門」の墓は見つけられなかった。とにかく冷たくて落ち着いて探す気力も出ないし、光線が弱いもので刻まれている文字が読めない・・・。

 急いで帰って・・・朝風呂に入り・・・肉まんと缶ビールを飲んで朝食にした。

 

 そうそう・・「しわく丸」の件だけれど、丸亀市では、今月の大安の日あたりを就航日としたいらしいのだけれど、肝心のクルーがいないのだという。この船を動かせる乗組員がいないので、運行ができないらしい・・。

 

  船体検査も終わっており、設計図通りに改良は終わっているのに、稼働不足でフェリーが動かせないというのらしい・・・。

  

 で、今日もお昼は・・・ハヤシうどんになった。これがご飯だったら「ハヤシライス」になるだけのこと。やはり、お昼はおうどんでないと落ち着かない。

 

 午後からは室内の掃除や片付けで終わった。ときおり、この島には粉雪が舞うこともあったが、強い風が吹き荒れるので瞬く間に消えてしまった・・・。

 で、14時、16時にもお風呂に入った。今度は寝る直前に入っておしまいかな・・。ま、肩こりを早く治しておきたいものだし・・。

 今夜はお客さんがこないらしいので、早くに寝ることにしようか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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