グッドぐんま 2

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昆虫探索撮影会 高崎市染料植物園

2013年08月26日 21時55分58秒 | 自然観察
昨日の午前中、観音山の高崎市染料植物園で「昆虫探索撮影会」が開催されました。
集合時刻の前後には雨が降っており、またその後も降ったり止んだりの生憎の状況でしたが、なんとか園内で虫を探して写真を撮ることができました。

駐車場近くで見つけたヒダリマキマイマイ

この子は雨を喜んでいるようでした(^^;)

皆さんがカメラで狙っているのは・・・?


マユタテアカネの♀です。


ウスバキトンボ

普段は飛び周ってばかりで、なかなか止まってくれませんが、この日は天気が悪かったので、止まっている姿が見られました。

アブラゼミ


ツクツクボウシの抜け殻


オオカマキリ


ハラビロカマキリの幼虫


クルマバッタモドキ


クルマバッタモドキの緑色型

クルマバッタは褐色のものが多いですが、緑色の個体もいます。数は少ないようです。

ヒカゲチョウ


イチモンジセセリ




キマワリ


コハンミョウ

1cmくらいの小さなハンミョウです。

昆虫ではありませんが・・・ シロオビトリノフンダマシ

コガネグモ科に属するクモ。“鳥の糞騙し”の名前のとおり、鳥のフンに擬態しているといわれています。


天気が悪かったので、ちょっと光が足らずに参加者の皆さんも撮影には苦労したと思いますが、屋外での虫探しはとても楽しそうでした(^^)
参加者のベストショットは、高崎市タワー美術館で開催中の「アート昆虫ワールド」で展示される予定です。




〔番外〕
私の肘で吸血しようとしているヒトズジシマカ




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2 コメント

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蚊の吸血 (せきれい)
2013-08-30 10:45:56
ヒトスジシマカにまさに吸血されようとしているところですね。立派な口吻が見えます。さて、このあとコニタンさんがどうされたのかが興味のあるところです。

1.写真を撮って、すぐに叩き潰した
2.たっぷり吸わせて逃がした
3.たっぷり吸わせて、ヨロヨロ飛んでいるところをパチンした

一番かゆみが少なく、蚊を増やさない行為は3番です。さて、どうしたのでしょうね。

注射針のように口吻をブスッと刺して吸い取っているように見えますが、蚊の吸血のメカニズムはすごいんですね。TVでの説明を見ていて、驚きました。私たちが口吻と思って見ている針は鞘になっていて、中の6本の針を保護しているんですって。鞘なので、皮膚の中には入って行かず、たわんで、中の針のみが中に入っていくようです。

吸血のしくみ
1.ぎざぎざのノコギリ状の対になっている針を交互に動かして表皮を切り裂いていく。
2.次に別の針を出して、血液が固まらないように唾液を注入
3.次に血液を吸う針を出して、ゆっくり時間をかけて吸血する
4.1とは別の対の針を出して血液がこぼれないように口をふさぐ
5.1のノコギリ状の針をそのまま抜くと皮膚にひっかかるので、ギザギザを裏返しにする。
6.これで6本の針がスムーズに抜ける

ってなことをやっているんですって。蚊の能力に脱帽です。この蚊の吸血の仕組みをまねて、今無痛の注射針が開発されつつあるようです。バイオミメティックス(生物模倣)ですね。注射が痛くなくなるのは大歓迎。パチンする手が思わず止まってしまうかも....(^^)。
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せきれいさんへ (こにタン)
2013-08-30 22:35:11
蚊の吸血の仕方についての詳しい解説をありがとうございます。
今度は、もっとじっくりと観察してみます。

一番かゆみが少ないのが3番というのも知りませんでした。
私はこのあと、この蚊に対して「すぐに退散しないと、あなたにとって最悪の事態を招くことになる」
と警告しましたが
彼女は私の警告を無視したため、パチンと・・・
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