今日は近所をお散歩
やや遅めの田植え
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/98/d7a9e8448cec565e12f68b8f58c5fdd7.jpg)
植えているのは、群馬のお米「ゴロピカリ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/7b/ee56b27d4544f0e8637805448cb3f74c.jpg)
日本の国土の2/3は森林ですが、日本の風景と言えば、やはり水田ですよね。なんたって日本は『豊葦原瑞穂国』なんですから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/8e/fbd9c51cd5eb384c5f6a6711541acdad.jpg)
水田は、春の終わりから初夏に出現する湿原的環境。田んぼの中やその周辺ではたくさんの生き物が見られます。日本がヨーロッパの温帯地域に比べて生物の種類が格段に多いのは、水田が関係しているのでしょうね。
おたまじゃくし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/cd/46c0c50df2edbfc306be6375ea9407a5.jpg)
多分、アマガエルの幼生でしょう。私はカエルが苦手ですが、まだ手足の出ていないオタマジャクシは大丈夫 (^^;)
ガムシの幼虫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/31/38e61a77857bdfa7c21e1cd262f3519b.jpg)
成虫はデトリタス、植物、死骸などを餌にしますが、幼虫はこの面構えから分かるように肉食性です。
カブトエビ (多分、アメリカカブトエビ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/7d/8fffee6e2a60f1de0cdd05c4ef53b477.jpg)
カブトエビは鰓脚綱 葉脚亜綱 背甲目 カブトエビ科に属する甲殻類。日本には、アメリカカブトエビ、ヨーロッパカブトエビ、アジアカブトエビの3種が生息していますが、いずれも外来種です。日本でカブトエビが見つかったのは大正5年(1916年)です。
同じような環境に生息するホウネンエビが、江戸時代の農業書に記載されているにもかかわらず、カブトエビは記載がないことから、最初の発見からあまりさかのぼらない時代に渡来したものと考えられています。
2億年前の中生代三畳紀の地層から現在のヨーロッパカブトエビと同一種の化石が発見されており、カブトエビは恐竜時代よりも古くから生き続けている「生きている化石」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/47/b9af47d5f5bf3ff8deec5aacf764a0dd.jpg)
水田の泥の中にあったカブトエビの卵(耐久卵)は、水田に水が張られると、2~4日でふ化します。そして水田に天敵となる他の生物が増える前に繁殖を完了させます。
湿潤な環境と乾燥した環境を人為的に繰り返す乾田は、カブトエビにとって棲みやすい環境と言えます。逆に冬でも水があるような湿田(多くの水棲生物にとっては棲みやすい環境)では、カブトエビはあまり見られないらしい。
正面から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/86/fff7bc6449fe319c636c91f39fe64b05.jpg)
面白い顔ですね (^^)
裏返して腹側から見たカブトエビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/6b/e5c7aa0c42d911158b167ee08325a69b.jpg)
雑草の芽を食ったり、たくさんの脚で水田の底を撹拌して雑草の発生を抑制するので、「田の草取り虫」と呼ばれます。
ホウネンエビもたくさんいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/58/88e25eb6fadbe1f37777819274207cea.jpg)
ホウネンエビもカブトエビと同じように水田に水が張られると短期間で耐久卵からふ化します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/4b/e3892af15e32580f680307b8eccf59e4.jpg)
逆さまになってのんびり泳いでいるようにみえますが、驚くと瞬間的に素速く移動します。
ホウネンエビは「豊年えび」。この生き物がたくさん発生すると豊年になると言われます。今年はどの田んぼでもホウネンエビがたくさんいるようなので、豊作かな? (^^)
ベニシジミ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/3a/2b2e3d36abd7209ccb8988248fc93978.jpg)
やや遅めの田植え
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/98/d7a9e8448cec565e12f68b8f58c5fdd7.jpg)
植えているのは、群馬のお米「ゴロピカリ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/7b/ee56b27d4544f0e8637805448cb3f74c.jpg)
日本の国土の2/3は森林ですが、日本の風景と言えば、やはり水田ですよね。なんたって日本は『豊葦原瑞穂国』なんですから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/8e/fbd9c51cd5eb384c5f6a6711541acdad.jpg)
水田は、春の終わりから初夏に出現する湿原的環境。田んぼの中やその周辺ではたくさんの生き物が見られます。日本がヨーロッパの温帯地域に比べて生物の種類が格段に多いのは、水田が関係しているのでしょうね。
おたまじゃくし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/cd/46c0c50df2edbfc306be6375ea9407a5.jpg)
多分、アマガエルの幼生でしょう。私はカエルが苦手ですが、まだ手足の出ていないオタマジャクシは大丈夫 (^^;)
ガムシの幼虫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/31/38e61a77857bdfa7c21e1cd262f3519b.jpg)
成虫はデトリタス、植物、死骸などを餌にしますが、幼虫はこの面構えから分かるように肉食性です。
カブトエビ (多分、アメリカカブトエビ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/7d/8fffee6e2a60f1de0cdd05c4ef53b477.jpg)
カブトエビは鰓脚綱 葉脚亜綱 背甲目 カブトエビ科に属する甲殻類。日本には、アメリカカブトエビ、ヨーロッパカブトエビ、アジアカブトエビの3種が生息していますが、いずれも外来種です。日本でカブトエビが見つかったのは大正5年(1916年)です。
同じような環境に生息するホウネンエビが、江戸時代の農業書に記載されているにもかかわらず、カブトエビは記載がないことから、最初の発見からあまりさかのぼらない時代に渡来したものと考えられています。
2億年前の中生代三畳紀の地層から現在のヨーロッパカブトエビと同一種の化石が発見されており、カブトエビは恐竜時代よりも古くから生き続けている「生きている化石」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/47/b9af47d5f5bf3ff8deec5aacf764a0dd.jpg)
水田の泥の中にあったカブトエビの卵(耐久卵)は、水田に水が張られると、2~4日でふ化します。そして水田に天敵となる他の生物が増える前に繁殖を完了させます。
湿潤な環境と乾燥した環境を人為的に繰り返す乾田は、カブトエビにとって棲みやすい環境と言えます。逆に冬でも水があるような湿田(多くの水棲生物にとっては棲みやすい環境)では、カブトエビはあまり見られないらしい。
正面から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/86/fff7bc6449fe319c636c91f39fe64b05.jpg)
面白い顔ですね (^^)
裏返して腹側から見たカブトエビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/6b/e5c7aa0c42d911158b167ee08325a69b.jpg)
雑草の芽を食ったり、たくさんの脚で水田の底を撹拌して雑草の発生を抑制するので、「田の草取り虫」と呼ばれます。
ホウネンエビもたくさんいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/58/88e25eb6fadbe1f37777819274207cea.jpg)
ホウネンエビもカブトエビと同じように水田に水が張られると短期間で耐久卵からふ化します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/4b/e3892af15e32580f680307b8eccf59e4.jpg)
逆さまになってのんびり泳いでいるようにみえますが、驚くと瞬間的に素速く移動します。
ホウネンエビは「豊年えび」。この生き物がたくさん発生すると豊年になると言われます。今年はどの田んぼでもホウネンエビがたくさんいるようなので、豊作かな? (^^)
ベニシジミ
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子供の頃、知識もまだ無いまま、遊んでた時には、この位見てたんでしょうが・・
ガムシの幼虫は見た記憶がありますが、カブトエビは見たことが無いです。
アメリカザリガニは、もう腐る程いましたが・・いつ頃からか急に減りましたね。(同時にサギが増えましたが・・)
でも、コニたんさんが、カエルが苦手とは思いませんでした。
私は逆で、おたまじゃくしの方が苦手です。(ぬるっとして手足が無いからでしょうね。)
私はガムシの幼虫の方が…です(^^;
田んぼ…私はおたまじゃくしとアメンボくらいしかお目にかかったことないけれど…
いろいろな生物がいるんですね!!
今度はじっくり見たいと思います(^^)
近くにある田んぼはそうあって欲しいですね。
お米しかできない田んぼは自然の装いをした工場ですしね。
過去、こにタンさんのブログでとっても印象的だったものに
「田んぼの生き物調査」がありました。 (かなり前でしたね。^^)
今年は10月に「生物多様性条約会議(COP10)」が名古屋でありますよね。
勝手なことを言っていますが、生産者さんがではなく、
先ずは私たち消費者がしっかり勉強して、正しい理解者になることですね。
田んぼ、里山、我が国のかけがえのない財産です・・・・。
子供と身近な生き物のつながりが希薄になっているのでは、危惧しています。
私の唯一苦手な生き物がカエルです(^^;)
前脚が出てきたら、もうダメです・・・
ヘビも毛虫も大丈夫なんですけどね
初夏の田んぼには色々な生き物がいます。覗いてみてね(^^)
おっしゃるとおり、今年は国連の生物多様性年であり、名古屋でcop10が開催される重要な都市ですよね。
マスコミなどでも時々は取り上げられていますが、
まだ盛り上がりが今ひとつなので、ちょっと心配なんですが・・・