グッドぐんま 2

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外来生物研修会

2013年01月26日 22時48分27秒 | 「里やま」を考える
今日は、自然保護指導員を対象とした外来生物の研修会の講師を依頼されたので、自然史博物館で県内の外来魚の現状についてお話してきました。


魚類の他にも、植物、哺乳類、昆虫の外来種の状況について各分野の専門家から講義がありました。

魚では現在、コクチバスの生息域が拡大中でアユなどへの大きな被害が確実な状況ですが、植物や動物、昆虫でも、外来種は大きな問題となっています。
・植物では、毎年新たに5種程度の外来種の侵入が確認されている。
・アライグマは県下全域に勢力を拡大し、最近では農地だけでなく、家屋内での被害も発生。
・昨年秋にアメリカミンクらしき動物が安中市で撮影された。
・タイワンザルが旧松井田町に出没
・渡良瀬遊水地でヌートリアの情報が複数あり。
・アカボシゴマダラが、県内にも定着。ぐんま昆虫の森で幼虫が確認された。
・1月24日、玉村町でセアカゴケグモ発見。県内で2例目。

外来生物には罪はない、かれらも被害者だ・・・。そんなセリフで適切な対応を先送りしている場合ではありません。



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今日は寒かったですね。
今夜はすでに21時の時点で氷点下です。 う~、さぶっ




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2 コメント

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しらなかった (もこもここ)
2013-01-28 00:21:56
群馬に、こんなにも外来生物がいるんですね
しらなかった(;´д`)
セアカゴケグモのニュースは、ついに来たかとびびりましたね(--;)
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もこもここさんへ (こにタン)
2013-01-28 21:36:25
私たちの身の回りは驚くほどたくさんの外来種で満ち溢れています・・・。
生息地の縮小、分断化などで在来の生き物が危機に瀕していますが
それにとどめを刺そうとしているのが、侵略的外来生物です。
困ったことです・・・
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