名古屋の白ウサギ・1964年生・

別名、ウサギ仙人・・職業・会社員

偶然に意味を求めると付け込まれる。

2022-09-30 | 宗教


今まで多くの人から悩み事の相談を受けました。
多くの成果を上げました。

でも、このブログでは例え匿名・仮名であっても、
その内容は本人の承諾を得ない限り
公表したことはありません。

今回は、本人から承諾を頂きましたので
公表させて頂きます。



30代、独身女性Yさん・・からの相談・・
お逢いしたのは、4年前の11月・・・



Yさんは深刻な顔をして私に問うた・・



今年になって悪いことが連続しています・・
家族問題・・
友人関係でのトラブル・・・
仕事上のトラブル・・
車の運転中、交通トラブル、
何となく体調が悪い・・
些細ではあるが、金銭的トラブル・・
悪い夢をよく見る・・
連続して起きる小さな怪我・・

ウサギ様・・・
どうして??どうして・・
悪い事が重なるのでしぅようか??
今年になってから良くない事の連続・・

年回り???
名前が悪い??家相???
方位の良し悪し??
何かの暗示??

毎日いろいろ考えています・・・

 ひょっとしたら・・何かの祟りでしょうか?

 霊障??でしょうか???(霊的要素で起きる障害)



私は、原因が即座に観えました・・

(観えるとは・・何かを強く感じて・・それに確信を持つこと)


私は低い声で、力強い口調で答えました・・・



 それは・・偶然です・・  

Yさんは不思議像な表情で私の見つめました・・

  私は更に続けました・・・

霊能者や拝み屋さんに相談したら、
必ず何か最もらしい事を言うでしょう・・

「あなたの心掛けが悪いから」・・とか
「あなたの背後に何か見える」とか・・

不安な心境のときは、
何の根拠もない回答でも
自信満々な態度で「何々が原因だ!!!」・・・と断言されたら、
その内容を精査することもなく、
信じてしまう・・・

偶然に起きる現象に対して、全てに意味を求める・・・
全てを説明する・・・

これは、徒労です。

必然と、偶然を見分ける知恵と勇気を失うと、

「変える事の出来るもの」・・未来
「変える事のできないもの」・・過去
この二つの境界が曖昧になります。

そういう「心に隙間に」悪い人間が付け込んで来る。
更に言うなら・・

「悪い人間」に付け込まれるだけでなく・・
「悪い霊」に付け込まれる・・・

「悪霊」とは・・・人間の心が創り出した
「影」のようなもの、
「心の影」です・・

影は実在ではないが・・・
不思議な事に、「個性を持つ独立した実体」のように
独り歩きする。

霊感??とは非科学的な言葉であり
「文学」の世界の言葉です・・

霊感・・と言う言葉を使う事は、
恥ずかしいことですが・・
恥を顧みず、
敢えて、この場合・・「霊感」という言葉を使います・・

私の「霊感」で感じることを率直に申し上げます・・・

いまの貴女に・・霊障・祟り・・
などと言った要素は一切感じません!!!

念のために申し上げますが・・
私は・・同じ言葉を、誰に対しても、
どんな場所に於いても、オームのように
繰り返しているのではありません。

ごく稀に、例外的、奇跡的な事ですが・・
確率で言えば・・100件の内2~3件・・
霊が関係している事も確かにあります・・・

方位、年回り、家相、そのような悪い要素も一切感じません。

 悪い事が続くと、不安になり、何かの障りではないかと疑う・・

 良い事が連続すると・・
気が大きくなり、この状態がいつまでも、
永遠に継続すると言う妄想を描く・・

 急にお金が入って来ると・・
これからも金運は続くだろう・・という錯覚に陥り、
笑って浮かれる・・

 悪い事が起きれば・・・「目に見えない何か」に原因をもとめ・・
すがる思いで神頼み・・

 良い事が続けば・・・調子に乗り・・危機管理意識を忘れる。

肝心なのは・・・

目先の浮き沈みに右往左往しない
心の余裕

貴女に申し上げます。

今の貴女がやるべきことは・・



魔物だろうが・・悪霊だろうが・・
どこからでも掛かって来い!!!!

・・・と・・宣言することです・・・・



私と会って話した数カ月あと・
Yさんは奇跡を見ました・・

彼女の頭上に・・強い光が差しました・・・

事実ですが・・
嘘みたいな話ですから、内容は書けませんが・・・

厳密に言えば・・奇跡ではなく・・・

 本当の自分を取り戻した 

が・・・適切な表現であると感じます。

進め!! 進め!!  果敢に進め!!!


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サンドイッチを食べる直前に・・

2022-09-28 | 思う事


戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火・・
死者・行方不明者63人・・・
2022年9月27日で丸8年になる・・・・
麓の王滝村では追悼式が行われました・・
噴火が起きた時刻に合わせて黙とうが捧げられました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

合掌



多くの方が犠牲になりまた・・・

当時、テレビで子供を亡くした両親の
インタビュー映像を見ました。



20代の息子さん・・
婚約者の女性と御岳山に日帰り登山。

息子さんと婚約者の女性は噴火の犠牲になりました。

息子さんのリュックが見つかりました・・・

リュックには・・・婚約者が作ったサンドイッチが
残されていました・・・

昼飯として食べる予定で女性が手作りで持って来た物でした・・

噴火は昼時でした・・11時52分に起きました・・

サンドイッチを食べる直前に二人は死んでしまいました・・

父親は息子さんが「この世」で食る事の出来なかった
サンドイッチの入った箱を眺めながら言いました・・

「二人は・・これを食べるはずだったのに・・・
食べることは出来なかった・・」

両親は・・残された弁当箱を見て・・
泣いていました・・



その映像をみて・・・

私も泣きました・・・

今でも・・・思い出すと涙が出ます。



御岳山は、日本で有数の霊山です。

御岳山は神様の宿る神聖な山です。



神様が宿る山なら・・

どうして  神様は・・善良な若者を見捨てるのだ・・・

どうして・・・神の全能なる力で
63人を救わないのか  



神様が実在するなら・・・どうして!!
罪のない人を見殺しにするのか???

亡くなった63名は・・どうして・・・
犠牲になったのか??

亡くなった方々は・・・犠牲者となる、
必然性があったのか???



宗教の人は・・

最もらしい説明を・・言います。

「 前世の因縁・・・」
??????
  ふざけた事抜かすな!!!  

「 大多数の他者の苦悩や因縁を引き受け
身代わりとして、代理で犠牲になった・・」

ある・・イタコ系の先生の説明・・
「 噴火は、某他国の、神様の陰謀・・
日本の神様を貶める目的で
罪のない人を巻き込んだ災害を演出した・・」



後出しジャンケン・・・宗教屋さんの常套手段です。

どんなことに対しても・・後付けで・・

最もらしい事を・・自信満々で断言します。



偉い御方は・・

「この世に起きる全ての事に対して、答を出せる・・・」

と思ってお見えです・・・


 私は思います・・・

・・・それは傲慢です・・・
  
 神仏を前にして、
人間として謙虚にになって物事を直視すらなら・・

 答が無い・・・ 

が真相と思います。



全ての事に答えがあり、それを断言できる・・・

そのような芸は・・ 人間の傲慢・・・ 



♪ 答えのない世界で・・誰もが孤独と戦っている・・♪

これはシンガーソングライターのT/Oさの歌の歌詞の一節です。

T/岡さん・・私はあまり好感を持っていませんが・・

この歌詞だけは好きです。



拝み屋さんが宣う・・
「 大多数の他者の身代わりとして、代理で犠牲になった・・」
「 個人てベルではなく、全体の持つ因縁の波に呑まれた・・」

このような答えが間違いであると断言できないが・・

「絶対的真実」である証拠や、保証など、何もない。

要は・・何を想うかは個人の判断、何を語るのも個人の自由である。



犠牲になった方々は・・それに至る、
何らかの目に見えない要因・要素があったのだろうか??

犠牲になる個人レベルでの
「必然性」があったのか?・・

お亡くなりになった方々は、
犠牲者になる何らかの要因を持っていて、
引き寄せられたのか??



私の感じることを申し上げるなら・・・

敢えて、私の・・霊感で・・
拝み屋さんが宣う、
霊感的な根拠による回答を否定しざるを得ません。

 お亡くなりになった方々は・・
単に・・ 偶然  犠牲になった・・・
個人レベルでの必然性、
災難に対する因果関係はない  

「 自然の脅威を前にして、人間は無力」

「偶然とは、確率的な要素であり、
それ以上の意味を求めても机上の空論」



答えのない世界・・・

不条理な世界・・・

 それでも、神を信じ・・

  それでも・・優しく

 それでも・・理性を捨てず・・

 それでも・・・依存せず・・

それでも・・笑って誤魔化さず・・明るく生きる・・

 祖先を想い・・

人を思いやり・・

 自分を信じ・・

 望を持ち・・・

強く・明るく・謙虚に生きる・・



 これが出来たとき・・・初めて・・
何かが見える 



勝て奢らず・・負けて萎縮せず・・

 悪あがきしません・・お任せします・・

南無阿弥陀仏






















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煩悩ウサギ自伝・・1・・立ったまま死んだ。

2022-09-21 | 出来事


今までの人生を振り返る・・・・

高校を出て、18歳~55歳までは必死に働いた。

若い頃の私は、、

「働き過ぎて、もし死んでしまったら・・・
名誉なことだ!!名誉の戦死だ!!!」

とおもっていた。



特に、18歳~35歳までは、猛烈だった。
この頃は、常に二つの仕事を掛け持ちしていた。

本業は会社員であったが、
会社が終わると夜8時~12時までの4時間、
レストランでアルバイトしていた。

平日の睡眠時間は平均すると4時間位だった。
本業も副業もない、完全な休日は、月に3日だけだった。

寝ている時間と食事・トイレ・入浴・・それ以外は、
常に動いていた。

何の為に???

 もちろん金の為・・・・

当時・・愛知県内に50店舗の店を持つ、
中堅食品スーパーで働いていた。

本業の給料は安かった。
残業をするのだが・・
残業手当はもらえない・・

上場企業で労働組合もあつあが・・
労働現場は悲惨だった。

有給休暇は存在するが、使ってはいけない。
8年間働いて、一度も使うことは出来なかった・・

毎日サービス残業。
毎日2時間位、サービス残業を強いられた。

残業時間はタイムカードで計算するのではなく、
その都度、用紙に書いて申請するシステムだった。

申請用紙を上司に提出すると、
そのたびに延々と嫌味を言われる。

申請してはいけないという暗黙のルールがあった。

手当が出ないなら、残業せずに帰ればよい・・・

と思い、30分だけサービス残業をして、
その後、タイムカードを切って帰ろうとすると、
先輩の社員に陰険な嫌味を言われる・・・

嫌味を言う先輩社員は、
  労働組合の役員だった・・・
労働組合の役員をやった人間は、
そのあと必ず出世して、
管理職になる・・・

大手企業の実態を垣間見た・・・

労働時間は長いが・・給料が少ない・・

  世間より少しだけでも多くの収入を得るには、
人の2倍は働かないとダメだ・・・

本業が終わってからアルバイトするしか方法はなかった。

大多数の一般労働者は・・人の1.5倍の収入を得る為には、
1.5倍働いてもダメだ・・

 人の2倍働なければならない・・

2倍働いて初めて収入は1.5倍になる・・・

私に与えられた状況下では・・

若い時は、人の2倍働き、貯蓄し、
その金を株で運用して増やす以外、
財産を得る方法はなった。

  何の為に金が欲しい???

 財閥になって、溢れる金で、
大きな慈善事業をする為・



当時、アメリカの製鉄王・
アンドリュー、カーネギーの書いた
「富の福音」という本を読んだ・・
この本は若い私の心に突き刺さった。

 アンドリュー、カーネギーのようになりたい・・

 財閥になって見せる!!! 



これが、私の若い頃の夢だった。

 今になって若い頃の自分を分析するなら、

その当時の、
一見すると、御立派に見える
「大きな夢と、立派な理想」は・・・
行為だけを見れば二宮金次郎。

稼いだ金の一部は(少額だが)
慈善事業に寄付した・・

未熟な私は優越感に酔いしれて、
誇らしげに思っていた。

今思えば・・

  行為に意味などない・・・

「行為の動機」にこそ意味がある・・・・

 私の言う「行為の動機」とは・・

その行為を支配する心理的な要素・・
根本的な意味での心の方向性 



・・・勤勉な青年の本性は・・・

 闘争心の反動
(自分を否定する者に対する仕返し)

 強いコンプレックスの裏側

 自分は選ばれた者だ・・と信じる
現実逃避・・・選民意識

 人からの非難を恐れる防衛機制

であった・・・・

(このことは、別の機会に詳しく書きます。)



毎日、睡魔との戦いだった、
特に通勤で車を運転している時は辛かった、



恐ろしい睡魔が押し寄せて来る・・・

強烈な睡魔に襲われると、意識はシッカリしていても、
一瞬にして眼が閉じてしまう。

この頃、眼を閉じない方法を発見した・・

思いっきり口を大きく開いていると
眼を閉じることができない。

毎日、車で片道1時間の通勤、運転中は大きく口を開い運転した。

若い男が、顎が外れそうに程に、
大きく口を開いたままの状態で運転している・・
まさしく・・不信な行為・・
警察に職務質問された事あった。



疲労困憊した状態で、
自動車を運転していていると、
ハンドルを操作しながら眠ることができる・・
そんな状態でも、

突然、猫が飛び出したきたときな、急ブレーキを踏んで
事なきを得たこともある。

そのあと、無事に家に戻ったのだが・・
どの道を通って家に帰ったのかを思い出せなかった。



今思えば・・・
一度も違反を起こさず、一度も事故も起こさなかったことは
まさに奇跡・・・



若かりし頃の私は、無謀・・自己陶酔・・
狂っていた・・・

それでも・・事故やケガや病気・・トラブルなど
何事もなく今まで生きた来られた。

私自身、幼い時から、
人一倍、用心深く常に危機を想定して、
危機管理をした来た。

しかしながら・・・
それだけで災難が起きないと云う訳ではないはずだ。

人智だけではどうにもならない事もある。

見えな何かが私を守っていてくれた・・・
と思わざるを得ない・・・



極限状態では、
目を開けたまま眠ることができる。

 人間は立ったまま眠ることが出来ることも知った。

  当時は、立ったまま3分位寝ることができた。

 小売業は12月・・年末は忙しい・・

休みが全く取れず、
3時間睡眠で10日以上連続して働き続けたことがある。
このとき限界を見た。

 同時に、
このとき人間の身体は「足から先に寝る」・・・
ということも実感した。

立って仕事をしていると、
急に足がゾクゾク~として来る感覚に襲われる。

脳は起きているので、その状況が客観的に分かる。

いちばん初めに

・・・・あぁ~脚が寝ている~~ 

と感じる・・・

 その後、胴体が眠る・・・
そして最後に立ったま全身が眠る・・・

足が眠ってから、頭の上まで眠りが伝染する為に要する
時間は、約10秒くらいだった。

その後、立ったま眼を開いた状態で、3分位
眠ってしまったことも何度かある。

でも、不思議なことに・・・耳だけは寝ていなかった。



誰かに「ウサギさん・・チョットそれ取って・・」
と言われたら、1秒位は間を置くが、
即座に反応することが出来た。

人間の意識とは、こういうものだと実感した。

 ひょとしたら・・・
人間が死ぬとき、肉体から霊体が抜けだすとき、
このような感覚であるかも知れない・・・
と・・・実感として感じた。

  たぶん・・人間は、死ぬとき、
始めに脚から霊体が肉体から離れて、
最後に頭部の魂いが身体から離れる・・・

 このとき私は思った・・・

死を・・
「肉体と霊体の分離する現象」と定義したなら。

俗に云う「臨死体験」とは・・・

 脚と胴体だけ霊体が抜けだした状態で、
頭部だけ霊体が宿っている状態・・

その時の記憶を臨死体験と思い込む・・・

(即ち・・・死んだような気がしただけで、
死んでいなかった・・という事です)



立ったまま眠ってしまった場合、
その睡眠から覚めるときの感覚は、

快感だった・・・

 言葉にできない快感が脳内を走る。

たぶん・・・・
脳内でβエンドルフィンが分泌されているのだろう。

「βエンドルフィン」とは・・
脳内で作られる麻薬物質のようなもので、
マラソンとか、苦行をしたとき、極限状態に達すると
脳を保護する意味で分泌されるらしい。

このとき、
幻覚や幻聴をみてもおかしくないような状態になる。

「宗教はアヘンだ・・・」

ある意味、この言葉も科学的な洞察であると思える。

  現に、私も幻覚を見た・・・・

この体験を通じて、
修験者や、苦行をする宗教の行者の
心のメカニズムが分ったような気がした。

「βエンドルフィン」分泌状態を、
「悟り」と思い込むのだろう。

そして
自分は、悟りを開いた特殊な人間で、
神仏から選ばれた、
徳の高い人間だ・・・と思うのだろう・・・

実は・・・私も20代の頃はそう思っていた。

愚か者である私であるが故に、
愚か者の弱点は良く分かる。

・・・続く・・・

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非科学的な事を根拠に判断しない。

2022-09-17 | 金融


資産運用・・・株式投資、

ひと昔前の日本人は、博打の一種と考えている人が多かった。

私は1984年(20歳の頃、)初めて株を買いました。

当時、多くの本を読み、全て独学で始めました。

昭和のバブルが始まる前の頃でした。

当時は、インターネットが普及していなかった。
全て証券会社の窓口か、電話での売り買い注文でした。

取引口座を作ろうと、証券会社の窓口に行きました。

証券会社の窓口の人に不思議な顔をされました。

警戒されているような雰囲気でした。

この時代に20歳の若造が株を売り買いするすることは
珍しい事でした。



その後、バブル崩壊、リーマンショック、などなど・・・
多くの修羅場を乗り越えて来ました・・
銀行の金利を頼りにしない資産運用を続けて38年・・・

トータルな部分で、
結果的に一度も損をしたことはありません。

安月給でも・・効率的な資産運用で収入を補填をしました。


低学歴、能力なし、有益な特技なし、
安月給・コネなし、体力なし・・・
こんな私でも、
人並の生活を送ることが出来ました。。

30歳で家を新築、現金で払いました。

借金(ローン)は一度もしたことはありません。




資産運用(株式投資)」で大切なことは、

 丁半博打をしない・・こと。

丁半博打とは、運を天に任せて「一か八かの勝負」をすることです。

 直観力や思い付きだけで判断しない事。

 他力に頼らない事。

 神頼みしない事。

 あくまでも、理詰めで考える。

 常にリスクを想定して、
想定外の事が起きたときの逃げ道を作る。

 自分のポリシーに反する会社の株は
例え儲かる見込みがあっても買わない。

 非科学的な事を根拠に判断しない。

 宝くじは買わない。(宝くじも丁半博打)

 自動車保険以外の保険は一切、入らない。
(受け取ることが出来る保証のない
金をあてにする前に、備蓄・運用すべし)

(生命保険もある意味、「賭け事」・・・あくまでも私の持論です)



8年位前の出来事です・・・

朝6時、寝起きに起きた出来事です・・

目覚まし時計が鳴り、半分は夢うてつで、
寝ぼけた状態の時、
突然頭上から強い声が聞こえた様な気がしました・・・

 〇〇株式会社の株を買え!!!!! 

起き上がって、すぐに、その会社の情報を調べました・・・

さっきの声は「神のお告げ」??

守護霊の声???

ひょっとしたら・・・

この株、爆発的な高騰が起きるかも・・
今日、一か八かの勝負で、
大量に買ってみようか・・・
もし当たれば、短期間で大儲け・・・



明け方のお告げに従えば、儲かるような気がした・・・



その時、自分の内に宿るもう一人の自分の声が聞こえた・・

 馬鹿者!!!!! 

ふと、我に返った・・・

・・・投資の絶対原則・・・

 神頼みしない事。

 あくまでも、理詰めで考える。

 非科学的な事を根拠に判断しない。



正気に戻った・・・

霊の声?お告げ?で判断してはいけない。。。

それは、当たる・外れる・以前の問題である。

 霊のお告げ・・とは・・
潜在意識が創作た記憶・・・

 若しくは、悪魔の囁き・・・



結局、この株は買わなかった・・・・



その数日後・・・

その株は、あるニュースが切っ掛けで、急激に高騰
大きく値上がりし始めた・・・
5日後には2倍の値段になっていた・・・



あのとき、「霊のお告げ」に従い買っていれば・・
大儲けだったはずだが・・・

 買わなくてよかった・・・・

この言葉は・・負け惜しみでではありません。

 自分の勝利に酔いしれた言葉です。

仮に、この件で儲かったとしても、
後から必ずそのツケを払う日が必ずやって来る。

例え・・この事で100万円儲かっても、
いつか500万円損する。

負の遺産は・・「倍返し」ではなく・・・「5倍返し」・・・
恐ろしや・・・・

あれは、魔物の囁きだった・・・

魔物は飴とムチで人を支配する。

詐欺師と同じ・・・

 始めは飴を与えておいて、その後、ムチで支配する。

魔物は、人の弱さ、貪欲さに付け込んで来る・・・

とは言え・・
この魔物も神仏の化身かも知れない・・
私を試して来たのだろう・・・

修験道の世界で云う「業試」かも、

これは名誉な事かも知れません「。

 負けません!!! 



宇多田ヒカルも歌っている。

♬ 明日へのズルい近道はないよーー ♬
















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人間らしく死にたい

2022-09-16 | 思う事


8月で58歳になりました・・

今、思う事は・・・



人間らしく生きたい・・・

人間らしく死にたい・・・



人間らしく死にたい 

人間らしく死ぬ・・・とはどういう意味??? 

と・・問われたら・・・

「 いつあの世に行っても良いように、
後始末と準備をすること 」

「 死ぬ前に今までの恩返しをすること」

「いつ死んでもいいように準備する」・・

これ、地球上の生物で
人間にしか出来ない美徳と思っています。



「 死ぬ為の準備??? 縁起でもない事を言うな!! 」

歪んだ言霊信仰が染み込んだ化石のような古い
日本人は言うでしょう・・



「縁起でもないこと言うな!!思想」の御方にお尋ねしたい・・・

人間はいつか必ず死にます、これは必然であり宿命です。
必然と宿命から目を反らすことに恥じらいを感じませんか???



人間いつかは必ず死ぬ。

いつ死ぬかは誰にも分からない・・

まさしく・・「神のみぞ知る」である。

それ故に・・・

自分が死んでも、家族や親戚・関係者に迷惑が掛からないように
出来る限りの準備をする・・・

いつ死んでも心残りがないよう、受けた恩をお返しする。



例えば・・・

過去にお世話になった人に出来る限りの御礼をする。

受けた恩を返す。

銀行口座が幾つもあるなら、
どれか一つに統合して、不要な口座は廃止する。

キャッシュカードも同様。

ネットバンク、インターネットの株取引口座などのログイン方法・
暗証番号など
を記載したノートを作る。

もめ事、厄介事など負の遺産を家族に残さない様に整理する。

 配偶者や子供に見られたヤバイものは隠滅する。

処理に困るような大きなモノ、
捨てるのに労力やお金をを必要とする物は、
元気なうちに自分の手で捨てる。

現金化できるものは売る・・

物への執着を捨てる。

 一句思いつきました・・

 宝物、自分が死んだらタダのゴミ 

死んだあと、
相続税として、税金で取られる位なら・・
生きているうちに「有意義」な「偽善事業」に金を使う。

 一日一偽善 

世の中には・・

「死ぬとき・・金を持って行ける」

と・・思っている不思議な人も存在します。

「自分が築いたものは誰にもあげない・・渡さない」

「縁起の悪い事は考えない」・・・(思考停止・・無責任・・)

「人間死んだら終わり、後の事は知ったことではない」



たぶん・・・私は長生きします・・
最低でも後、30年(88歳まで)生きる予定です。

但し・・・ある日突然、ポックリ死んだとしても、
残された者に迷惑をかけない様に、
いつ死んでも良いように準備をしながら生きて行く。

人間らしく生き、
人間らしく、責任を全うしてから死にたい・・・

生きてるだけで丸儲け・・

生命ある限り、精一杯生きゆきたい・・・














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自分の内に宿る悪霊の正体を見た・・・

2022-09-14 | 思う事


 物心ついた頃から・・

神に近づきたい・・
仏に近づきたい・・・
世の中の役に立ちたい・・

と思って生きていた。

若い頃は、
多くの宗教書、思想本を読んだ・・



50歳を過ぎた頃から、本はほとんど
読まなくなった。

 55歳になった頃から、
過去の自分を振り返るようになった・・

過去に於いて、
知らずに犯した罪が・・・あぶり出された・・

 自分の内に宿る・・悪霊の正体を見た・・・

 悪霊とは・・ 

知らずに犯した、悪意なき罪  の作り出した
蜃気楼のようなものだった・・

反省の日々・・

 反省すると悪霊は消えていった・・

58歳になった今思う事は・・・・

神に近づきたい・・
仏に近づきたい・・・
世の中の役に立ちたい・・

そんな偉そうなこと言う以前の問題として・・

 人間らしく努力し・・・

 人間らしく生きたい・・・

 人間らしく死にたい・・・

 分をわきまえ、慎ましく・・
人様に迷惑をかけないよう生きた行きたい。

 人間らしく??とは?? 

と・・・問われたら、

 今・・思い浮かぶ思う答・・


 受けた恩は死ぬまで忘れない・・・

 与えた恩はぐに忘れる・・・





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人間は間違いを起こす

2022-09-10 | 思う事


静岡・牧之原市で起きた園児・バスの置き去り事件
保護者説明会 「あり得ない」泣き叫ぶ声や怒号も・・・

亡くなった3歳のお子さんは熱さに耐えきれず、
自分で服を脱ぎ、
水筒の水も空になっていたそうだ。

痛ましい事故・・・(事件)

ご冥福をお祈りいたします。

 この幼稚園の安全管理マニュアルでは、
園児の降車確認は同乗する補助員の役割とされいた。

 専用タブレットで登園の有無を確認するシステムを導入していた。



せっかくのシステムも形だけの作業になっていたのだと思う。
5人しか登園していないに、
6人まとめて登園の入力手続きを済ませたとも説明している。


この二つの作業が確実に為されていたら、
このような事故は起きないハズである。



管理者が担当者に対して
毎日、朝礼で言ったとします。



 決められたマニュアルを確実にやりなさい!!!

 シッカリやりなさい!!!

 チャンとやりなさい!!!

  気を引き締めてやりなさい!!


それをすれば・・・

このような事故は絶対に起きないのでしょうか?

   イヤ!! 

それで・・もまた同じ事故が発生る可能性はある・・・

現に・・
この事故を起こしたのは、情けない事に・・
幼稚園の最高責任者である・・・



ヤル気があり・・悪気が無くても・・

「 人間は間違いを起こす 」



思いもよらねアクシデントに見舞われたり、
動揺して、その時だけ例外的にマニュアルに従わなかった・・

想定外の偶然が2重3重に重なって、
結果的にマニュアルを守れなかった・・

まっ・・たまにはサボってもイイだろう・・・

そんな時に、悪い偶然が重なり、
同じような事故を起こしてしまう可能性もある。

私は思う・・・

「車内に取り残された子供を絶対に見逃さない為の
「確実」で「単純明快」な対策を考えれよい。


 この事故で一番肝心な部分は、

「 子供を取り残さない 」

だだそれだけであり、

チャンとやれ!!!  シッカリやれ!!!

などという、精神論ではない。

精神論では事故は防ぐことができない。

私がもし、幼稚園の最高責任者だったら・・
単純明快にして、高等なシステムを構築します。



  バスの一番後ろの窓ガラスに「日めくりのカレンダー」をぶら下げる。

1・・・運転手は園児を降ろしたら、後ろまで行き、今日の日付の、
日めくりのカレンダーを破る。

2・・・破った紙は、管理事務所まで持ち帰り、決められた場所に掲示する。
その後、出来る限り大きな声で呼称する。
「今日は〇月〇日・〇曜日・・安全第一で頑張りましょう!!」
(誰の眼にも入る場所に掲示版を設置)

運転手は、「バカバカしい・」と思いながらも、
最後に否が応でもバスの一番後ろまで行かなければならない。
子供が残されていたら、当然目に入る。

〇月〇日〇曜日です!!!が「安全を確認ました」という意味になる。
言葉だけの呪文と化した「安全を確認ました」とは意味が違う。
これは、意味のない呪文と化した言葉を唱えなさせないための下地となる。


 バスの一番後ろの座席の下にも「日めくりのカレンダー」を置く 



1・・・運転手は、床にしゃがんで、座席の下の日めくりカレンダーを取り出し、
当日の紙を破る。

2・・・破った紙は、管理事務所まで持ち帰り、決められた場所に掲示する。
(誰の眼にも入る場所に掲示版を設置)

 子供がふざけて床に座って隠れている可能性もある、
運転者が床にしゃがむと、死角の確認ができる。

 この二項目は例外なく、どんな事があっても絶対に行なう。

 この、一見すると馬鹿らしい動作を何も考えずに毎日確実に行う。

これは武道で云う「型」である・・・

これさえやれば、絶対に子供の降ろし忘れは起こらないと思う。



チャンとやれ!!!  
シッカリやれ!! 
気を引き締めてやれ!! 
根性だ!!! 
真心だ!!!
心を込めてやれ!!!

いまだにこんな呪文を大真面目に叫ぶ
昭和の化石のような人間も存在する。



こんな言葉聞くとウンザリして・・虫唾が走る。

産業の多くの部分は、平凡で真面目な労働者による
「地道な作業」によって成り立っている。

文明は精神論だけでは進歩しない。
だれがやっても絶対に間違わないシステムの構築。

これこそが、「知恵」であると思う。

私は以前、某大手電機メーカーの子会社に在籍していました。
(30歳~45歳の15年間勤務)
このときは、このような発想の改善を数多く行いました。
一見すると・・
ふざけた様な「バカバカしいマニュアル」を構築。
それが有力幹部の眼に留まり、
35歳、最年少で役職に付く事ができました。








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怒り狂う狐が憑依したような顔

2022-09-08 | 出来事


わたくし、ウサギ仙人は今年の1月から、
国内外に10か所の工場を有する。
某・大手機器メーカの社員として働いています。



私の仕事は工場の窓口です。

従業員の350人の大きな工場の
受付、広報、製品展示室の管理・・
が主な仕事です。

今日、仕事上で、かなり頭に来ることがありました・・・



部品を納入する為にやって来た業者、
推定60歳の男性・・・

どこの部署に行ったらよいか分からないので
私の勤務する受付窓口にやって来た。

広大な敷地に複数の建屋がある工場です。

私が、いい加減な回答をすると、
業者は工場内をたらい回しになる。

業者も時間に追われている・・・
そんなことになったら気の毒なので、
慎重に相手の話を聞いた。

業者の人は、〇〇課の鈴木さんの居る場所が知りたいらしい。

但し、〇〇課・・・
と言う情報は曖昧で確信は持てないとのこと。

私の早合点で間違った事を教えてしまったら申し訳ないので、
業者の人に再度確認した・・・

「部課は曖昧でも・・
担当は鈴木であることは間違いはないですね?」

すると・・・

その業者の人は、高飛車な態度で
怒った強い口調で言った・・・

その形相は、例えて表現すれば・・・

 怒り狂う狐が憑依したような顔   だった・・

 何度言わせるのですか??
初めに鈴木さんと言ったじゃないか!!! 



 さすがの私も頭に来た 

相手が顧客なら横暴な態度をされても
止むを得ない事だが・・・・・・

相手は、原料を納入する出入り業者である・・・

相手は私より年上のような気がするが、
立場と礼儀をわきまえていない・・・

    

昔の私なら・・・

ここは丸く収めよう・・・
怒るとエネルギーを消費するだけ・・・
耳障りなことは言いたくない・・
怒ると自分の気分も悪くなる・・
当たらず触らず・・が一番・・

ニコヤカに、穏便に話をしたのですが・・



以前、ヘンなオジサンに関わって、
苦い経験をしたことがあり、その時期を境に、
そういう考え方は足を洗っていました。

 怒るべきときは真剣に怒る・・・
怒ることが煩わしくても・・
逃げてはいけない・・
これが相手に対する誠意・・・ 



声の大きさだけは自信があります。

私が大声を出せば、
100メートル先でも聞き取れる位のレベルです。



もちろん・・・屋内では大声を出しませんが、
偶然、その時は屋外に出ていました。

   

なんだ!!!  その言い方は!!! 
アンタ何様だ!!!
アンタの立場になって真剣に対応しているだぞ!!!
立場をわきまえろ!!!
それが分からないなら・・
何処へ行くかは自分で判断してもらう!!

   

私が大声で一喝した瞬間・・・・

一瞬にして、その人の顔は変わった・・・・

 怒り狂う狐が憑依したような顔は、  

   

布袋様のような福々しい表情に変わっていた・・・・

それ以降は、穏やかな、ごく普通な会話に戻った。



その人は、無事に要件を済まし、
帰り際、私のところ来て
ひとことだけ言った・・・

「お世話になり、有難うございました」

私は、先ほどの事を忘れたかのように、
愛想笑いもせず不愉快な顔もせず、

ごく自然な表情で答えた「 ご苦労様でした」



限りなく善い人に見えた・・・

  これでイイのだ・・・と思った・・

  善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや 













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悲しい事件

2022-09-07 | 思う事


静岡・牧之原市で起きた園児・バスの置き去り事件
保護者説明会 「あり得ない」泣き叫ぶ声や怒号も・・・

亡くなった3歳のお子さんは熱さに耐えきれず、
自分で服を脱ぎ、
水筒の水も空になっていたそうだ。

痛ましい事故・・・(事件)

可哀そうで・・涙が出てしまった・・

ご冥福をお祈りいたします。



 最大の原因は管理者の
「 危機管理意識」の欠如だと思う。 



 誠意とは???・・・

 起こり得る危険を想定して、それに備える・・・・・

 人事を尽くし、天命に任せる・・・

この姿勢こそが真の誠意であると思う。

 これこそが最大の誠意であると思う。



「まだ起きていない事でしょう???!!
縁起でもないこと言うな!!!」

一部の古い日本人には、「歪んだ言霊信仰」が根付いている・・・

戯言いう老人に、私は言い返したことがある・・・

「縁起でもないことを言って、
その対策を考えれば・・
その時点で縁起が善くなる・・・・
あんたのような人が国を亡ぼすんだ!!」

 

人事を尽くし、天命に任せる・・・

 誠意ある生き方をしたい。

 このような事故が二度と起こらない事を祈ります。

自分に出来る事を考えます・・


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中央フリーウェイ♬奇才・梅任谷駿美

2022-09-05 | 音楽
中央フリーウェイ/2022.2.02/SING Yokohama
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成功の秘訣・・・笑いが込み上げてきたとき、ホンの少しだけ、笑いを押し殺す。

2022-09-02 | 思う事


過去を振り返る・・・



 何をやっても上手く行かないときもあった。
困難が次々と押し寄せてくるときもあった。

努力が報われないときもあった・・・

本業・副業・多忙すぎて疲れ果て・・・
それでも無我夢中で突き進んだ時期もあった・・・

周りから頼りにされ、諸事情あって、身を削ってでも
奇怪な術をやらざるを得ないときもあった・・・

 本業の仕事だけで精一杯なとき、
毎月一回、遠方に特殊な仕事をする為に出稼ぎに行った。

経費節減の為、新幹線を使わず、静岡まで
往復、5時間の道のりを自動車で通った。
3年間で35回位遠征した。
(これで得た収入は1円たりとも自分のものにはならなかった)

     

そのさなかに居る時は、
とにかく無我夢中で、苦痛を感じている暇もなかった。

 今になって振り返れば・・・

 まあ~~よくやったな・・・・・

これは、
過去の自分に対して、呆れるような思いので
「よくやったな・・・」です。

 もう二度と同じことはしたくな・・・
 同じ事は出来ない・・

これが率直な気持ちです。



現在58歳。

46歳~56歳の間、10年間は
激動と汗と涙、忍耐の時代だった。

2年前、56歳過ぎて、光が差し始めた。

トンネルを抜けたような感覚だった・・

本来なら、56歳を過ぎた頃、
大ピンチがやって来る運命にあった。
それが、結果として、その逆の結果となった。

 未来に起こり得る危機を想定し、
それに備える・・・未来を見据えて
節制し、浮かれず、冷静に現状を分析し、
10年の間、不屈の決意で未来の為に
「投資」して来たからである。

「投資」とは?・・・

 未来を見据えた上で自制し、働き、備蓄する・・

という意味です。



結果として、悪い予測を外すことが出来た。

 私の理論は間違っていなかった・・・

これは身をもって体験した事実です。

 信じられないような幸運の連続 



 今まで抱えて来た問題が次々と解決し始めた 

 人生で起きる全ての事には原因がある・・・

これを「因果の法則」というのだろう・・・

因果の法則を否定する積りはないが・・・

 「周期」という要素も大いに関係する・・

という事です。

その「周期」とは・・・

九星気学や、四柱推命などで云う
12年周期とか・・・10年周期・・とかいった、
一定のパターンを当てはめた占いの類・・
とは意味が違います。

私の思う
「運命の周期」とは・・・

 人それぞれ異なる、
親からの遺伝的要素を土台とした、
無意識の選択にに起因する
時期的な「揺らぎ」・・・ です。

「揺らぎ」とは???

 物理学的に表現すれば・・

ゆらぎとは、

「広がりまたは強度を持つ量(エネルギー・密度・電圧など)
の空間的または時間的な平均値からの変動を指す。」



精一杯、前向きに努力する。
精一杯、明るく過ごす。
精一杯、親切と優しさを施す。
善行をする・・・

それでも・・・何をやっても空回りすることもある。



「心の持ち方」が運命を決定する???

それはある意味、真実であるが、
それが全てではない・・・と思う。

周期(波)に吞まれたら・・心の持ち方や行為など無関係に
揺らぎ(波)が押し寄せる。

 波に吞まれない方法は・・・

  周期的要素と戦わない 

周期と和解して、押し寄せる波に呑まれず、
共存共栄する。

 即ち、「逆境と和解する」 

私の言う「逆境との和解」とは・・・

 不調なとき・・・の対処のしかた。

  好調なとき・・・の対処のしかた。

これに尽きる。

 不調なときは・・・
「どこからでも掛かって来い!!」いう姿勢で、
どっしり構える。

  不調なときは、身体を温める(温泉に行く)

 好調なときは・・・「調子に乗らない」

不調が続いていても、一瞬だけ風向きが変わって良い事が起きる事もある。

このとき・・・多くの人は「のど元過ぎれば熱さ忘れる」

揺らぎの中で起きる目先の良い出来事を過大に受け取り、
大きなチャンス到来した!!! 
大きく前進するときが来た!!!

 アッハッハッハ・・・・・

 すなわち、気が緩み、気が大きくなり、警戒感を無くす。

その単純なプラス思考が、危機管理意識と、思慮深さを喪失させる。



私の知る限り・・・どの分野に於いても、
堅実で安定的な成功者は、

物事がうまく行ったとき、目先の幸運に対して

「調子に乗らない」

 上手くいったとき、
善い事が起きたときこそ
冷静にその状況を観察、分析して、
「前向きな危機感を持つ習慣」を持っている。

     

豊田自動車は毎年、空前の最高利益を更新ているが、
決算発表のとき、社長や役員は深刻な顔をしている。

決して得意満面な顔で浮かれてはいない。

好調なとき、温度を下げて冷静に分析・・・

これが、強い者に課せらた、責務であると思う。

それ故に、トヨタは王者であり続けることが出来たし。
これからも益々発展するだろう。



好調なとき・・善い事が起きたとき・・誰でも嬉しくなる。

こで肝心な事は・・・・

事が上手く行っているとき、・・・

善い事が起きたとき・・・・

このときこそ・・・少しだけ心の温度を下げて、
現状を冷静に分析する。



即ち・・感情に流されず、冷静な目で自分の行動を観察して、
危機感を持つ・・・

 笑いが込み上げてきたとき、ホンの少しだけ、笑いを押し殺す。

勝て奢らず・・・負けて萎縮せず・・・

目先の揺らぎに一喜一憂しない・・・




一寸先は光です。



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